空葉堂(KUYODO) Silentalk_Spiel
こんにちは! 空葉堂(KUYODO)と申します。
ふだんは東京都新宿区で空葉堂書店という本屋さん運営等をしております。ゲームマーケット2025秋では『黙談-Silentalk-』を、販売させていただきます。協力ゲームで、コミュニケーション制限系で、150以上のパズルミッションが楽しめます。皆さまとお会いできますことを楽しみにしております☺️
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- ボ哲の紙+術語スケルトンパズル🛍️通販情報と、小冊子構成や物語性について新たに公開しました。
- コンポーネントは書き下ろしのボドゲ本📕 ここに1人用ワードパズルを組み合わせました。これまでになかった不思議でユニークなゲーム体験ができます😊---先般のゲームマーケット2025秋では、『ボ哲の紙+術語スケルトンパズル』をお買い上げくださった皆さま、誠にありがとうございました。「ボードゲーム哲学」の文章と、ワードパズルの交錯を、ぜひ存分にお楽しみください✨ さてこの度、『ボ哲の紙+術語スケルトンパズル』の通販を開始いたしましたのでここにお知らせいたします。期間限定で送料を無料とさせていただいております。この機会にぜひ、あなたのボードゲーム棚に、あるいは、本棚にお迎えくださいませ📚🧩🛍️ 通販🔗 ボ哲の紙+術語スケルトンパズル - BOOTH 『ボ哲の紙』目次 本書の目次の一部をご紹介しますと——🔹なぜボ哲は「読む遊び」なのか合目的でない / ルールが存在し、そして自由 / 言葉の仮想的な盤上遊戯🔹盤上の環境管理型権力規制と創造性は裏表 / ゲームデザイナーは建築家 / 規制と逸脱の緊張関係🔹レビューの「星」問題「星」の意味は恣意的である / レビューに潜む、感情と指令 / 「星」が参加する「言語ゲーム」🔹「デザイナーらしさ」って、どこからくる?面白さの「元型」 / 「面白さ」の文化的な偏り / 暗闇の中での跳躍 / 「らしさ」のありかなどなど。目次の全容は以下をご覧ください☺️気になるタイトルはありましたか?一つでも「おや?」と思うフレーズがもしあったなら、それが、この新しいゲームへの入り口です🙌あるいは、「なんだか難しそう…」もしかするとそんな印象をお持ちになるやもしれません🙏いつだったか私が初めてボードゲームに誘われてルールを聞き始めたとき、同じように最初に思ったのが「なんだか難しそう…」だったんですよ。が、今では重量級ゲーム沼へも誘う側で、「案外、やってみたら楽しいと思うよ!」とつい、言ってしまいます。哲学もボードゲームも似たようなものかもしれません。『ボ哲の紙+術語スケルトンパズル』は、哲学や人文学といった「私たち」に関することを語るときの言葉を使って、さまざまな側面からボードゲーム全般について新たな記述を試みた上で、1人用向けパズルゲームとして遊べるようにしよう!というプロジェクトです。どうか「難しそう」で周り右せず、少し立ち止まって、このいくつかのフレーズを味わってみていただけると嬉しいです。 このゲームを特にお手にとって欲しい方 🔶 普段ボードゲームを遊ばれる方——「なんてこのゲームは面白いんだ!」その直感を、新たな言葉で語るためのヒントとなります。あなたの、その個人的な体験を誰かに伝え、共に遊ぶ仲間を増やしたい、あるいは仲間との体験をより豊かに分かち合いたいと願う方へ。🔶 最近ボードゲームに興味を持った方——これから出会うであろう、多様で広大なボードゲームの世界を旅するための、ユニークな道しるべを手に入れることができます。🔶 SNSでの不毛な論争に、少し疲れてしまった方——なぜ、私たちの言葉はすれ違ってしまうのか。その背景にある構造を、少し引いた視点から冷静に分析するための道具をご提供します。感情的な応酬や冷笑の嵐から距離を置き、ご自身の「好き」や「推せる」みたいな気持ちを、静かに見つめ直すための思考のシェルターになるかもしれません。🔶 ゲームを紹介するメディア(YouTuber、ブロガー、レビュアー)の方——ご自身のレビューや動画に、これまでとは一味違う、批評的な「切り口」を与えてくれます。ゲームを語る言葉の引き出しを、一気に増やすことができます。🔶 ボードゲームカフェの運営者やスタッフの方——お客様が「楽しい!」と感じる、その「楽しさ」の背景にある構造を、様々な言葉で理解することができます。ゲームのルール説明だけでなく、文化的な「体験」そのものをデザインしているという、ご自身がつくる場の価値を再発見させてくれることでしょう。🔶 ボードゲームをデザインする方——ご自身の創作活動や広報活動に、哲学や人文学という「コンポーネント」を導入するきっかけになります。ゲームや遊びがもたらすダイナミックな体験をデザインするための視野を大きく広げます。 🛍️ 通販🔗 ボ哲の紙+術語スケルトンパズル - BOOTH このゲームの詳細 (以下は、本書『ボ哲の紙』より序章の抜粋です。オレンジ色でハイライトされた箇所は、術語スケルトンパズルで用いる候補ワードです。) ◎ はじめにAIの時代、「人間」の輪郭が、また大きく揺らぎ始めました。画面の向こうからの応答は人間なのか? それとも人間のように見せかけた何かなのか?人間でなかったとして、何か不都合があるのか?このような人間と非人間の境界の揺らぎは、目新しいテクノロジーが出現し、それが無視できないほどの大勢に認識されたとき、いつも起こります。活版印刷が登場したときも蒸気機関が登場したときもそうでした。今回のAIの隆盛も、私たちの自己観や、他者との関わり方を根底から問い直すような、大きな地殻変動です。この大きな問いの前に、目の前のテーブルに視線を向けると、変わりなくそこにはボードゲームがあります。変化の中、それでもボードゲームに魅力を感じるのは、このテーブルを囲む空間に、人間的な営為が凝縮された類稀なる実験場だからのように思えてなりません。そこには、ルールと自由が、協力と裏切りが、論理と偶然が、無言と会話が常に戯れています。SNSに目をやれば、しばしばすれ違う言葉が不毛な対立を生み、解消されない澱だけを残して日常に溶けていきます。私たちは、そこで起こっていることの豊かさや複雑さを語るための、適切な「語彙」をまだ十分に持ち合わせていないのかもしれません。このささやかな試み、『ボードゲーム哲学(ボ哲)』は、そのための新しい言葉を探す一種のゲームです。コンポーネントは、人文学、倫理学、美学、精神分析学などの、今すぐには役に立たないかもしれない、しかし人間を人間たらしめてきた知の蓄積です。ボードゲームをもっと面白く、そして共に遊ぶ仲間と、もっと豊かに楽しむために。このコラム群が、あなたのゲーム体験と日常を、ほんの少し違った角度から照らす光となることを願います。 ◎なぜボ哲は「読む遊び」なのか・合目的でない各コラムは、「ビジネススキルを向上させる」とか「より良いコミュニティを作る」といった、直接的な「有用性」を目的としていません。もちろん、結果として、あなたのゲーム体験――あるいは遊びの体験――や日常が豊かになることは心から願っています。しかし、それはあくまで副次的な結果です。つまり、「有用だから、読む/遊ぶ」ではなく、「読んだら/遊んだら、有用だった」なメディアです。言い換えるならば、また、すべてのボードゲームがそうであるように、自己充足的な営みとしてのメディアです。 ・ルールが存在し、そして自由ボ哲は、完全に自由な連想ゲームではありません。ここには、先人たちが築き上げてきた「哲学や人文学というルール」が存在します。たとえばカントの概念を、功利主義の文脈で語ることはできません。それぞれの言葉には、守るべき定義と文脈があります。しかしこのルールの制約の中で、私たちの思考は、新たな発見へと向かう自由な遊びを開始することができます。例えば、コラム「ガチャの倫理」では、ガチャや運の概念を、メリトクラシーやロトクラシーといった、異なるルール体系の中で捉え直す遊びを試みています。 ・言葉の仮想的な盤上遊戯Webサイトで公開している「ボ哲」は、始まりも終わりもない、言葉の盤面です。一つ一つのページは思考の断片ですが、ページ内のハイパーリンクは、あなたを別の文脈へと誘い、そこに定められた道筋はありません。そのネットワークを自由に漂い、あなただけの「一手」を打っていく体験は、まさに「読むボードゲーム」と呼ぶにふさわしいものでした。では、あなたの手の中にあるこの『ボ哲の紙』は、どうでしょうか。この小冊子には、Webサイトのような無限に広がるリンクはありません。ページには順番があり、始まりと終わりが定められています。それは、著者によって思考の道筋が示された、一つの閉じた世界です。しかし、それは「遊び」の可能性が失われたことを意味しません。Webサイトが、読者自身の探求によって完成する「拡張の遊び」だとすれば、この小冊子では、「読む遊び」が、また別の姿となって立ち現れるのです。一つは、著者との対話という遊びです。Web版がプレイヤー――読者であるあなた――の自由な探索に重きを置くオープンワールドゲームだとすれば、この小冊子は、デザイナー――つまり、著者――が構成したシナリオを味わうストーリー的なゲームと言えるかもしれません。物理的なページをめくる行為は、著者が提案する論理の道を一歩ずつ進み、その思考と静かに対話する、あなただけの「一手」となるでしょう。もちろん、この小冊子に書かれた著者の思考や嗜好は、絶対的なルールを強いるゲームマスターの声ではありません。むしろ、ここには互いに応答し、継承し、批判し合う、数多の思想家たちの声が響き合っています。この小冊子は、著者自身もその声の一人に過ぎない、ということを示すための、一つの閉じた魔法円なのです。そしてもう一つ、より具体的な遊びが、この本の最後に付いています。「術語スケルトンパズル」です。「術語」とは、いわゆるテクニカルタームのこと。ある専門分野で、物事を精密に語るために使われる、特別に定義された言葉を指します。各コラムの中で「術語」として意味をまとっていた言葉たちは、このパズルの中で一度その意味を剥がされ、文字数と形だけを持つ、単なる記号のコンポーネントへと解体されます。本来は接続しないはずの言葉と言葉が、盤面の上で交差し、絡み合う。このパズルを解くという行為は、直線的な「読む」という体験を、空間的な「配置」のゲームへと変奏します。Webの盤面が思考を「拡張」させる遊びだとすれば、紙の盤面は、思考と「対話し、戯れる」ための、また別の遊びなのです。 「合目的でない」こと、「ルールの中の自由」があること、そして「言葉と戯れる盤面」があること。これらが、私たちが「ボ哲」を、単純な読み物ではなく「読む遊び」と呼ぶ理由です。この小冊子を手に取ったあなたが、ページをめくり、言葉を味わい、そしてパズルに頭を悩ませるその時間そのものが、一つの豊かな「遊び」の体験となればいいなと思っています。 『ボ哲の紙』構成と物語 「『ボ哲の紙』構成の意図」と題しまして、デザイナーノートのようなページを新たに公開しました。よろしければこちらもご笑覧ください✨👉 『ボ哲の紙』構成の意図この小冊子『ボ哲の紙』は、必ずしも一気読みする必要はありません。ワードパズルを一息に全部解かなくったって構いません。ボードゲームが楽しかった日の夜、眠る前に。あるいは、日々の喧騒の中で、少しだけ深く思考したいと感じたときに。ふと本棚から手に取って、気になるコラムを拾い読みしたり、スケルトンパズルのマスを一つ埋めてみたり。そんなふうに、あなたの日常の傍らに、この「紙の上の遊び」を置いていただけたなら、望外の喜びです☺️🔗 術語スケルトンパズルの詳細と簡単な遊び方🔗 ボ哲X(旧Twitter)アカウント: @Spiel_humanitas🛍️ 通販🔗 ボ哲の紙+術語スケルトンパズル - BOOTH
- 2025/12/5 16:05
- 空葉堂(KUYODO)
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- 読む遊び 📣『ボ哲の紙+術語スケルトンパズル』 ボドゲを語る言葉の引き出すを増やす読書ゲーです☺️
- コンポーネントは書き下ろしの本📕 ここに1人用ワードパズルを組み合わせました。これまでになかった不思議でユニークなゲーム体験ができます😊🔗 『ボ哲の紙+術語スケルトンパズル』のご紹介 『ボ哲の紙』目次 本書の目次の一部をご紹介しますと——🔹なぜボ哲は「読む遊び」なのか合目的でない / ルールが存在し、そして自由 / 言葉の仮想的な盤上遊戯🔹盤上の環境管理型権力規制と創造性は裏表 / ゲームデザイナーは建築家 / 規制と逸脱の緊張関係🔹レビューの「星」問題「星」の意味は恣意的である / レビューに潜む、感情と指令 / 「星」が参加する「言語ゲーム」🔹「デザイナーらしさ」って、どこからくる?面白さの「元型」 / 「面白さ」の文化的な偏り / 暗闇の中での跳躍 / 「らしさ」のありかなどなど。目次の全容は以下をご覧ください☺️気になるタイトルはありましたか?一つでも「おや?」と思うフレーズがもしあったなら、それが、この新しいゲームへの入り口です🙌あるいは、「なんだか難しそう…」もしかするとそんな印象をお持ちになるやもしれません🙏いつだったか私が初めてボードゲームに誘われてルールを聞き始めたとき、同じように最初に思ったのが「なんだか難しそう…」だったんですよ。が、今では重量級ゲーム沼へも誘う側で、「案外、やってみたら楽しいと思うよ!」とつい、言ってしまいます。哲学もボードゲームも似たようなものかもしれません。『ボ哲の紙+術語スケルトンパズル』は、哲学や人文学といった「私たち」に関することを語るときの言葉を使って、さまざまな側面からボードゲーム全般について新たな記述を試みた上で、1人用向けパズルゲームとして遊べるようにしよう!というプロジェクトです。どうか「難しそう」で周り右せず、少し立ち止まって、このいくつかのフレーズを味わってみていただけると嬉しいです。 このゲームを特にお手にとって欲しい方 🔶 普段ボードゲームを遊ばれる方——「なんてこのゲームは面白いんだ!」その直感を、新たな言葉で語るためのヒントとなります。あなたの、その個人的な体験を誰かに伝え、共に遊ぶ仲間を増やしたい、あるいは仲間との体験をより豊かに分かち合いたいと願う方へ。🔶 最近ボードゲームに興味を持った方——これから出会うであろう、多様で広大なボードゲームの世界を旅するための、ユニークな道しるべを手に入れることができます。🔶 SNSでの不毛な論争に、少し疲れてしまった方——なぜ、私たちの言葉はすれ違ってしまうのか。その背景にある構造を、少し引いた視点から冷静に分析するための道具をご提供します。感情的な応酬や冷笑の嵐から距離を置き、ご自身の「好き」や「推せる」みたいな気持ちを、静かに見つめ直すための思考のシェルターになるかもしれません。🔶 ゲームを紹介するメディア(YouTuber、ブロガー、レビュアー)の方——ご自身のレビューや動画に、これまでとは一味違う、批評的な「切り口」を与えてくれます。ゲームを語る言葉の引き出しを、一気に増やすことができます。🔶 ボードゲームカフェの運営者やスタッフの方——お客様が「楽しい!」と感じる、その「楽しさ」の背景にある構造を、様々な言葉で理解することができます。ゲームのルール説明だけでなく、文化的な「体験」そのものをデザインしているという、ご自身がつくる場の価値を再発見させてくれることでしょう。🔶 ボードゲームをデザインする方——ご自身の創作活動や広報活動に、哲学や人文学という「コンポーネント」を導入するきっかけになります。ゲームや遊びがもたらすダイナミックな体験をデザインするための視野を大きく広げます。 このゲームの詳細 (以下は、本書『ボ哲の紙』より序章の抜粋です。オレンジ色でハイライトされた箇所は、術語スケルトンパズルで用いる候補ワードです。) ◎ はじめにAIの時代、「人間」の輪郭が、また大きく揺らぎ始めました。画面の向こうからの応答は人間なのか? それとも人間のように見せかけた何かなのか?人間でなかったとして、何か不都合があるのか?このような人間と非人間の境界の揺らぎは、目新しいテクノロジーが出現し、それが無視できないほどの大勢に認識されたとき、いつも起こります。活版印刷が登場したときも蒸気機関が登場したときもそうでした。今回のAIの隆盛も、私たちの自己観や、他者との関わり方を根底から問い直すような、大きな地殻変動です。この大きな問いの前に、目の前のテーブルに視線を向けると、変わりなくそこにはボードゲームがあります。変化の中、それでもボードゲームに魅力を感じるのは、このテーブルを囲む空間に、人間的な営為が凝縮された類稀なる実験場だからのように思えてなりません。そこには、ルールと自由が、協力と裏切りが、論理と偶然が、無言と会話が常に戯れています。SNSに目をやれば、しばしばすれ違う言葉が不毛な対立を生み、解消されない澱だけを残して日常に溶けていきます。私たちは、そこで起こっていることの豊かさや複雑さを語るための、適切な「語彙」をまだ十分に持ち合わせていないのかもしれません。このささやかな試み、『ボードゲーム哲学(ボ哲)』は、そのための新しい言葉を探す一種のゲームです。コンポーネントは、人文学、倫理学、美学、精神分析学などの、今すぐには役に立たないかもしれない、しかし人間を人間たらしめてきた知の蓄積です。ボードゲームをもっと面白く、そして共に遊ぶ仲間と、もっと豊かに楽しむために。このコラム群が、あなたのゲーム体験と日常を、ほんの少し違った角度から照らす光となることを願います。 ◎なぜボ哲は「読む遊び」なのか・合目的でない各コラムは、「ビジネススキルを向上させる」とか「より良いコミュニティを作る」といった、直接的な「有用性」を目的としていません。もちろん、結果として、あなたのゲーム体験――あるいは遊びの体験――や日常が豊かになることは心から願っています。しかし、それはあくまで副次的な結果です。つまり、「有用だから、読む/遊ぶ」ではなく、「読んだら/遊んだら、有用だった」なメディアです。言い換えるならば、また、すべてのボードゲームがそうであるように、自己充足的な営みとしてのメディアです。 ・ルールが存在し、そして自由ボ哲は、完全に自由な連想ゲームではありません。ここには、先人たちが築き上げてきた「哲学や人文学というルール」が存在します。たとえばカントの概念を、功利主義の文脈で語ることはできません。それぞれの言葉には、守るべき定義と文脈があります。しかしこのルールの制約の中で、私たちの思考は、新たな発見へと向かう自由な遊びを開始することができます。例えば、コラム「ガチャの倫理」では、ガチャや運の概念を、メリトクラシーやロトクラシーといった、異なるルール体系の中で捉え直す遊びを試みています。 ・言葉の仮想的な盤上遊戯Webサイトで公開している「ボ哲」は、始まりも終わりもない、言葉の盤面です。一つ一つのページは思考の断片ですが、ページ内のハイパーリンクは、あなたを別の文脈へと誘い、そこに定められた道筋はありません。そのネットワークを自由に漂い、あなただけの「一手」を打っていく体験は、まさに「読むボードゲーム」と呼ぶにふさわしいものでした。では、あなたの手の中にあるこの『ボ哲の紙』は、どうでしょうか。この小冊子には、Webサイトのような無限に広がるリンクはありません。ページには順番があり、始まりと終わりが定められています。それは、著者によって思考の道筋が示された、一つの閉じた世界です。しかし、それは「遊び」の可能性が失われたことを意味しません。Webサイトが、読者自身の探求によって完成する「拡張の遊び」だとすれば、この小冊子では、「読む遊び」が、また別の姿となって立ち現れるのです。一つは、著者との対話という遊びです。Web版がプレイヤー――読者であるあなた――の自由な探索に重きを置くオープンワールドゲームだとすれば、この小冊子は、デザイナー――つまり、著者――が構成したシナリオを味わうストーリー的なゲームと言えるかもしれません。物理的なページをめくる行為は、著者が提案する論理の道を一歩ずつ進み、その思考と静かに対話する、あなただけの「一手」となるでしょう。もちろん、この小冊子に書かれた著者の思考や嗜好は、絶対的なルールを強いるゲームマスターの声ではありません。むしろ、ここには互いに応答し、継承し、批判し合う、数多の思想家たちの声が響き合っています。この小冊子は、著者自身もその声の一人に過ぎない、ということを示すための、一つの閉じた魔法円なのです。そしてもう一つ、より具体的な遊びが、この本の最後に付いています。「術語スケルトンパズル」です。「術語」とは、いわゆるテクニカルタームのこと。ある専門分野で、物事を精密に語るために使われる、特別に定義された言葉を指します。各コラムの中で「術語」として意味をまとっていた言葉たちは、このパズルの中で一度その意味を剥がされ、文字数と形だけを持つ、単なる記号のコンポーネントへと解体されます。本来は接続しないはずの言葉と言葉が、盤面の上で交差し、絡み合う。このパズルを解くという行為は、直線的な「読む」という体験を、空間的な「配置」のゲームへと変奏します。Webの盤面が思考を「拡張」させる遊びだとすれば、紙の盤面は、思考と「対話し、戯れる」ための、また別の遊びなのです。 「合目的でない」こと、「ルールの中の自由」があること、そして「言葉と戯れる盤面」があること。これらが、私たちが「ボ哲」を、単純な読み物ではなく「読む遊び」と呼ぶ理由です。この小冊子を手に取ったあなたが、ページをめくり、言葉を味わい、そしてパズルに頭を悩ませるその時間そのものが、一つの豊かな「遊び」の体験となればいいなと思っています。 ゲムマにてお待ちしております! この小冊子『ボ哲の紙』は、必ずしも一気読みする必要はありません。ワードパズルを一息に全部解かなくったって構いません。ボードゲームが楽しかった日の夜、眠る前に。あるいは、日々の喧騒の中で、少しだけ深く思考したいと感じたときに。ふと本棚から手に取って、気になるコラムを拾い読みしたり、スケルトンパズルのマスを一つ埋めてみたり。そんなふうに、あなたの日常の傍らに、この「紙の上の遊び」を置いていただけたなら、望外の喜びです。 🔗 術語スケルトンパズルの詳細と簡単な遊び方🔗 ボ哲X(旧Twitter)アカウント: @Spiel_humanitasゲームマーケット2025秋は1日目、11/22(土)のみ、私たちは出展いたします。ブース番号は、【X-02】、ブース名は、「空葉堂(KUYODO)」です。会場であなたとお会いできることを、楽しみにしております☺️
- 2025/11/20 19:14
- 空葉堂(KUYODO)
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- 話せない🤫自分のピースをあげる🎁ステージは徐々に高難度に👹——という協力パーティパズルがなぜか笑えて楽しい🍀
- 🧩『黙談 -Silentalk-』というゲームを[土-X02]ブースにてゲームマーケット2025秋では販売いたします、空葉堂(KUYODO)と申します。(「もくだん」と読みます。英名は「サイレントーク」です。)🔗What Is Silentalk? (English)🧩ゲムマ会場マップ🔗ボドゲゴーさん🔗ボドゲベアさん 黙談はどんなゲームですか? 黙談は、チームで協力してパズルを解くミッション制のリアルタイムアクションゲームです。『黙談 -Silentalk-』の特徴を挙げてみました。🔷 ゲーム中は話すことはできません。ジェスチャーもできません。🔷 プレイヤー全員で協力して解くミッションを150以上収録しました。🔷 全員同時にアクションを行います。🔷 木製のカラフルなポリオミノ・パズルが手に馴染みます。🔗 黙談の独特な“枠なしパズル”について 黙談を遊んだ方の感想にはどんなものがありますか? ピックアップをさせていただきました。「黙談、最高に面白い。喋れないし「それくれ」というジェスチャーもNG。相手の前に自分の要らない(=相手が必要とする)木製ピースを「誰か一人」の前にそっと差し出すことしかできない。最高。3人、4人と増えていくと読み合いが交錯しすれ違う。 黙談で相手を想う。その理念に強く胸を打たれる。極上。 」via.「色んなゲームやってきたが、これほど一瞬にドーパミン出るゲームもないし、全員でやり終えたあとは握手したくなるそのくらいの達成感と多幸感。おそるべし 全ての協力ゲームは黙談に道を譲らねばならぬよ。 そのくらいの怪物が誕生しましたよこれ一人で黙々パズルやってても面白くなくて、四人でやるから楽しく、なおかつ達成感に包まれるのであって、この多幸感はぜひ味わってほしいですね」 via.「黙談のプレイを通して、「パズルが得意な人・苦手な人」「意思表示が得意な人・苦手な人」「コミュニケーションが得意な人・苦手な人」「メタ思考が得意な人・苦手な人」といった様々な人同士のコミュニケーションが発生する。そのなかで「誰も取り残さない」で、それでいて 重量級ゲームをやりきったような充実感 を体験できる。」 via.「先日、黙談というボードゲームを体験しました。一切喋らずに参加者全員が目的を達成するというコンセプトで、アイコンタクトを送ったり、リズムを操って意思を相手に伝えたりと、非言語コミュニケーションでもたくさん出来ることがあるなと気づきがありました。伝える力、鍛えていきたいですね🌸」 via.(* 強調は引用者)また、黙談を遊んでくださった方の感想ページでは、さらにご紹介しています。黙談の感想を書いてくださった皆さま、ありがとうございます。改めてこの場を借りて、深くお礼を申し上げます。 黙談の詳細をもっと教えてもらえますか? 『黙談 -Silentalk-』では、プレイヤーは全員で1つのチームとなります。カラフルな木製ピースをお互いに渡したりもらったりしながら、だんだんと難しくなるミッションとして示されるパズルの完成を目指します。ゲーム中、プレイヤーは声を出せません。ジェスチャーもできません。そのような中でどうにか意思疎通を試みながらパズルを解いていきます。「伝わってほしいな」と願ったことが、チームメイトに秒で伝わったり、間違って伝わったもののそれがパズルクリアの糸口になったり。1人がスタンドプレーに走ってチームを引っ張ることもあれば、全員で助け合って知らない間にパズルが完成していたり。たまに大爆笑が起こったりもする不思議なゲームです。全員のパズルが同時に組み上がる心地よさから思い通りにならないもどかしさまで、この『黙談 -Silentalk-』で楽しんでみてください。🔗 黙談の独特な“枠なしパズル”について✅ 遊べる人数は、2-5人。✅ 推奨年齢は、12歳以上。✅ プレイ時間は、5-30+分。✅ 遊べるミッション総数は、150以上。『黙談 -Silentalk-』の内容物- 木製ピース8色 ×5セット- 予備木製ピース 各1色ずつ- パズルボード(両面) ×40枚- 不思議カード ×20枚- 指令カード 1枚- ルールブック 1部- ミッションシート 1部通常価格は8,800円[税込]です。今回、イベント特価としまして7,500円[税込]にて販売いたします。日付変わって本日11/20(木)夜まで予約フォームよりお取り置きが可能です。その他の商品情報などは以下をご覧ください。👉 公式X: @Silentalk_Spiel👉 『黙談』 公式Webサイト(ルールブックも公開しております。)ブース名は「空葉堂(KUYODO)」、11/22(土)のみでの出展、ブース番号は【土-X02】でございます。どうぞお越しください☺️
- 2025/11/20 0:19
- 空葉堂(KUYODO)
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- [映像あり]公共電波の生放送📺 で、『雅々(がが)』を遊んでいただきました👘 \みやびっ/ \おみごとっ/
- 東京都狛江市のコミュニティFM「コマラジ」さんで、私たちの雅やかな和風ボードゲーム 『雅々(がが)』 を遊んでいただきました🤗本ページ下部の“YouTube”の項目にてご覧いただけます👘 遊んでいただいたラジオ局の拠点、東京都狛江(こまえ)市は、世田谷区・調布市・神奈川県川崎市に隣接する市で、人口密度が全国の市町村の中で3番目に高い自治体です。新宿駅から約20分という立地の良さから、東京のベッドタウンの一つとして発展してきました。FM局「コマラジ」こと狛江ラジオ放送は、特に開局時点での自社制作率の高さが評価されるラジオ局とされています。そんなコマラジさんの生放送番組にて、 『雅々(がが)』 を遊んでいただきました。『雅々(がが)』は、もう今週末に迫りましたゲームマーケット2025秋「空葉堂(KUYODO)」ブースにて販売いたします。出展は1日目の11/22(土)のみ、ブース番号は【土-X02】です☺️👉 『雅々(がが)』はどんなゲームですか?👉 皆様からの『雅々(がが)』のご感想👉 公式X: @gaga_miyabi生放送はラジオでしたので音声のみでしたが、YouTubeには映像として、大盛り上がりに遊ぶ様子がアップロードされております(『雅々(がが)』は、しばしば〈緩急〉が特長の一つと言われますが、今回もその〈緩急〉が出現しました✨)。本ページ下部の“YouTube”の欄より、ぜひご覧くださいませ🪭🍵 0:00- ご挨拶(緊張しています💦)🍵 1:19- サークル「空葉堂(KUYODO)」ご紹介🍵 5:27- 『雅々(がが)』ご紹介🍵 6:57- ルール説明🍵 23:42- ゲーム開始🍵 33:59- \ みやび‼️ /* このあと『黙談 -Silentalk-』も遊びました。🔗こちらでご覧いただけます
- 2025/11/19 15:51
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- 読書ゲー 📣『ボ哲の紙+術語スケルトンパズル』 ボドゲを語る言葉の引き出すを増やす「読む遊び」です☺️
- コンポーネントは書き下ろしの本📕 ここに1人用ワードパズルを組み合わせました。まったく新しい試みにチャレンジします😊---『ボ哲の紙+術語スケルトンパズル』、ゲムマ2025秋のご予約を受け付け中です。🔗 ゲムマ2025秋 お取置予約フォーム 『ボ哲の紙』目次 本書の目次の一部をご紹介しますと——🔹なぜボ哲は「読む遊び」なのか合目的でない / ルールが存在し、そして自由 / 言葉の仮想的な盤上遊戯🔹盤上の環境管理型権力規制と創造性は裏表 / ゲームデザイナーは建築家 / 規制と逸脱の緊張関係🔹レビューの「星」問題「星」の意味は恣意的である / レビューに潜む、感情と指令 / 「星」が参加する「言語ゲーム」🔹「デザイナーらしさ」って、どこからくる?面白さの「元型」 / 「面白さ」の文化的な偏り / 暗闇の中での跳躍 / 「らしさ」のありかなどなど。目次の全容は以下をご覧ください☺️気になるタイトルはありましたか?一つでも「おや?」と思うフレーズがもしあったなら、それが、この新しいゲームへの入り口です🙌あるいは、「なんだか難しそう…」もしかするとそんな印象をお持ちになるやもしれません🙏いつだったか私が初めてボードゲームに誘われてルールを聞き始めたとき、同じように最初に思ったのが「なんだか難しそう…」だったんですよ。が、今では重量級ゲーム沼へも誘う側で、「案外、やってみたら楽しいと思うよ!」とつい、言ってしまいます。哲学もボードゲームも似たようなものかもしれません。『ボ哲の紙+術語スケルトンパズル』は、哲学や人文学といった「私たち」に関することを語るときの言葉を使って、さまざまな側面からボードゲーム全般について新たな記述を試みた上で、1人用向けパズルゲームとして遊べるようにしよう!というプロジェクトです。どうか「難しそう」で周り右せず、少し立ち止まって、このいくつかのフレーズを味わってみていただけると嬉しいです。 このゲームを特にお手にとって欲しい方 🔶 普段ボードゲームを遊ばれる方——「なんてこのゲームは面白いんだ!」その直感を、新たな言葉で語るためのヒントとなります。あなたの、その個人的な体験を誰かに伝え、共に遊ぶ仲間を増やしたい、あるいは仲間との体験をより豊かに分かち合いたいと願う方へ。🔶 最近ボードゲームに興味を持った方——これから出会うであろう、多様で広大なボードゲームの世界を旅するための、ユニークな道しるべを手に入れることができます。🔶 SNSでの不毛な論争に、少し疲れてしまった方——なぜ、私たちの言葉はすれ違ってしまうのか。その背景にある構造を、少し引いた視点から冷静に分析するための道具をご提供します。感情的な応酬や冷笑の嵐から距離を置き、ご自身の「好き」や「推せる」みたいな気持ちを、静かに見つめ直すための思考のシェルターになるかもしれません。🔶 ゲームを紹介するメディア(YouTuber、ブロガー、レビュアー)の方——ご自身のレビューや動画に、これまでとは一味違う、批評的な「切り口」を与えてくれます。ゲームを語る言葉の引き出しを、一気に増やすことができます。🔶 ボードゲームカフェの運営者やスタッフの方——お客様が「楽しい!」と感じる、その「楽しさ」の背景にある構造を、様々な言葉で理解することができます。ゲームのルール説明だけでなく、文化的な「体験」そのものをデザインしているという、ご自身がつくる場の価値を再発見させてくれることでしょう。🔶 ボードゲームをデザインする方——ご自身の創作活動や広報活動に、哲学や人文学という「コンポーネント」を導入するきっかけになります。ゲームや遊びがもたらすダイナミックな体験をデザインするための視野を大きく広げます。 このゲームの詳細 (以下は、本書『ボ哲の紙』より序章の抜粋です。オレンジ色でハイライトされた箇所は、術語スケルトンパズルで用いる候補ワードです。) ◎ はじめにAIの時代、「人間」の輪郭が、また大きく揺らぎ始めました。画面の向こうからの応答は人間なのか? それとも人間のように見せかけた何かなのか?人間でなかったとして、何か不都合があるのか?このような人間と非人間の境界の揺らぎは、目新しいテクノロジーが出現し、それが無視できないほどの大勢に認識されたとき、いつも起こります。活版印刷が登場したときも蒸気機関が登場したときもそうでした。今回のAIの隆盛も、私たちの自己観や、他者との関わり方を根底から問い直すような、大きな地殻変動です。この大きな問いの前に、目の前のテーブルに視線を向けると、変わりなくそこにはボードゲームがあります。変化の中、それでもボードゲームに魅力を感じるのは、このテーブルを囲む空間に、人間的な営為が凝縮された類稀なる実験場だからのように思えてなりません。そこには、ルールと自由が、協力と裏切りが、論理と偶然が、無言と会話が常に戯れています。SNSに目をやれば、しばしばすれ違う言葉が不毛な対立を生み、解消されない澱だけを残して日常に溶けていきます。私たちは、そこで起こっていることの豊かさや複雑さを語るための、適切な「語彙」をまだ十分に持ち合わせていないのかもしれません。このささやかな試み、『ボードゲーム哲学(ボ哲)』は、そのための新しい言葉を探す一種のゲームです。コンポーネントは、人文学、倫理学、美学、精神分析学などの、今すぐには役に立たないかもしれない、しかし人間を人間たらしめてきた知の蓄積です。ボードゲームをもっと面白く、そして共に遊ぶ仲間と、もっと豊かに楽しむために。このコラム群が、あなたのゲーム体験と日常を、ほんの少し違った角度から照らす光となることを願います。 ◎なぜボ哲は「読む遊び」なのか・合目的でない各コラムは、「ビジネススキルを向上させる」とか「より良いコミュニティを作る」といった、直接的な「有用性」を目的としていません。もちろん、結果として、あなたのゲーム体験――あるいは遊びの体験――や日常が豊かになることは心から願っています。しかし、それはあくまで副次的な結果です。つまり、「有用だから、読む/遊ぶ」ではなく、「読んだら/遊んだら、有用だった」なメディアです。言い換えるならば、また、すべてのボードゲームがそうであるように、自己充足的な営みとしてのメディアです。 ・ルールが存在し、そして自由ボ哲は、完全に自由な連想ゲームではありません。ここには、先人たちが築き上げてきた「哲学や人文学というルール」が存在します。たとえばカントの概念を、功利主義の文脈で語ることはできません。それぞれの言葉には、守るべき定義と文脈があります。しかしこのルールの制約の中で、私たちの思考は、新たな発見へと向かう自由な遊びを開始することができます。例えば、コラム「ガチャの倫理」では、ガチャや運の概念を、メリトクラシーやロトクラシーといった、異なるルール体系の中で捉え直す遊びを試みています。 ・言葉の仮想的な盤上遊戯Webサイトで公開している「ボ哲」は、始まりも終わりもない、言葉の盤面です。一つ一つのページは思考の断片ですが、ページ内のハイパーリンクは、あなたを別の文脈へと誘い、そこに定められた道筋はありません。そのネットワークを自由に漂い、あなただけの「一手」を打っていく体験は、まさに「読むボードゲーム」と呼ぶにふさわしいものでした。では、あなたの手の中にあるこの『ボ哲の紙』は、どうでしょうか。この小冊子には、Webサイトのような無限に広がるリンクはありません。ページには順番があり、始まりと終わりが定められています。それは、著者によって思考の道筋が示された、一つの閉じた世界です。しかし、それは「遊び」の可能性が失われたことを意味しません。Webサイトが、読者自身の探求によって完成する「拡張の遊び」だとすれば、この小冊子では、「読む遊び」が、また別の姿となって立ち現れるのです。一つは、著者との対話という遊びです。Web版がプレイヤー――読者であるあなた――の自由な探索に重きを置くオープンワールドゲームだとすれば、この小冊子は、デザイナー――つまり、著者――が構成したシナリオを味わうストーリー的なゲームと言えるかもしれません。物理的なページをめくる行為は、著者が提案する論理の道を一歩ずつ進み、その思考と静かに対話する、あなただけの「一手」となるでしょう。もちろん、この小冊子に書かれた著者の思考や嗜好は、絶対的なルールを強いるゲームマスターの声ではありません。むしろ、ここには互いに応答し、継承し、批判し合う、数多の思想家たちの声が響き合っています。この小冊子は、著者自身もその声の一人に過ぎない、ということを示すための、一つの閉じた魔法円なのです。そしてもう一つ、より具体的な遊びが、この本の最後に付いています。「術語スケルトンパズル」です。「術語」とは、いわゆるテクニカルタームのこと。ある専門分野で、物事を精密に語るために使われる、特別に定義された言葉を指します。各コラムの中で「術語」として意味をまとっていた言葉たちは、このパズルの中で一度その意味を剥がされ、文字数と形だけを持つ、単なる記号のコンポーネントへと解体されます。本来は接続しないはずの言葉と言葉が、盤面の上で交差し、絡み合う。このパズルを解くという行為は、直線的な「読む」という体験を、空間的な「配置」のゲームへと変奏します。Webの盤面が思考を「拡張」させる遊びだとすれば、紙の盤面は、思考と「対話し、戯れる」ための、また別の遊びなのです。 「合目的でない」こと、「ルールの中の自由」があること、そして「言葉と戯れる盤面」があること。これらが、私たちが「ボ哲」を、単純な読み物ではなく「読む遊び」と呼ぶ理由です。この小冊子を手に取ったあなたが、ページをめくり、言葉を味わい、そしてパズルに頭を悩ませるその時間そのものが、一つの豊かな「遊び」の体験となればいいなと思っています。 ゲムマにてお待ちしております! この小冊子『ボ哲の紙』は、必ずしも一気読みする必要はありません。ワードパズルを一息に全部解かなくったって構いません。ボードゲームが楽しかった日の夜、眠る前に。あるいは、日々の喧騒の中で、少しだけ深く思考したいと感じたときに。ふと本棚から手に取って、気になるコラムを拾い読みしたり、スケルトンパズルのマスを一つ埋めてみたり。そんなふうに、あなたの日常の傍らに、この「紙の上の遊び」を置いていただけたなら、望外の喜びです。 🔗 ゲムマ2025秋 お取置予約フォーム (価格は定価2,200円(税込)、ゲムマ2025秋特価で1,500円(税込)です。)🔗 ボ哲X(旧Twitter)アカウント: @Spiel_humanitasゲームマーケット2025秋は1日目、11/22(土)のみ、私たちは出展いたします。ブース番号は、【X-02】、ブース名は、「空葉堂(KUYODO)」です。会場であなたとお会いできることを、楽しみにしております☺️
- 2025/11/17 12:25
- 空葉堂(KUYODO)
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- 黙談(もくだん)と申します🪅 “枠なしパズル”🧩を、会話禁止🤫で、協力ゲーム🤝します✨
- ✅ 見つめ合って、正解を探そう👀✅ たまに「笑いが爆発」しちゃう🤣✅ みんなの「ひらめき💡」がチームを救う🔥 ---こんにちは🪅 『黙談 -Silentalk-』と申します。「もくだん」と読んでくださいませ☺️秋のお祭り、ゲムマ2025秋まで、もうあと1週間ですね❣️ ワクワクしてきました✨👉 公式X: @Silentalk_Spiel👉 『黙談』 公式Webサイト🔗 ゲムマ2025秋 お取置予約フォーム私たちのボードゲーム『黙談 -Silentalk-』の特徴は、 ① “枠なしパズル”🧩を ② 会話禁止🤫で ③ 協力ゲーム🤝することにあります。パズルと呼ばれるジャンルには、通常「外枠(フレーム)」があります。この枠(フレーム)という、いわば「正解」にハマるように、ピタリとピースを置く遊びが、この種のパズルです。 しかし、私たちの『黙談 -Silentalk-』最大の特徴は、通常パズルが持つ枠(フレーム)が存在しないことです。『黙談 -Silentalk-』は枠(フレーム)という名の「正解」を、みんなで探す遊びです。この探索の試みは、時に不安で、時に衝突も起こるかもしれません。けれど、この過程が本当に楽しい❣️ああでもない、こうでもない、とチームメンバー全員で協力して、未踏の地を冒険するかのような感覚とでも言いましょうか。パズルが元来もつ「正解」を、自分たちで勝手に決めて構わないというその〈自由さ〉と〈喜び〉が、この『黙談 -Silentalk-』の面白さなのだと思います。なぜ、『黙談 -Silentalk-』の“枠なしパズル”が、こんなにも楽しくて面白いのか?——それは、「会話禁止」で、「協力ゲーム」だからです。 「正解」がわからない“枠なしパズル”を、声を出して話し合って解いても、まったく楽しくありません。また、チームでなく1人で淡々と解いても、それはもはや通常のパズルです。 「会話ができず、しかもジェスチャーや合図さえも禁止である」というルール環境の中で、個々の勝敗を競わない「協力ゲーム」であるから、『黙談 -Silentalk-』の“枠なしパズル”が、最高に面白い遊びとして成立します。---ところで、『黙談 -Silentalk-』をご紹介する写真には、枠(フレーム)が写っているかと思います。例えばこちら👇など。『黙談 -Silentalk-』には、150超のミッションが収録されています。そして、遊ぶ人数 2人、3人、4人、5人それぞれごとに、ミッションを解いていくオススメ順が示されます。この、まったく新しい遊びである“枠なしパズル”を、たとえ初対面のメンバーでも楽しめるよう準備するためのいくつかの段階として、写真に写っているような、枠(フレーム)を使った——いわば通常の——パズルも遊べる、このように設計いたしました。チーム内での意思疎通がだんだんと成り立っていくその過程自体、また、没頭の中ですれ違いが起こった瞬間の可笑しさ、このどちらもが『黙談 -Silentalk-』独特の、なにものにも代え難い格別の体験となることでしょう✨以下では、『黙談 -Silentalk-』を遊んでくださった方の感想を一部ご紹介いたします☺️「黙談、最高に面白い。喋れないし「それくれ」というジェスチャーもNG。相手の前に自分の要らない(=相手が必要とする)木製ピースを「誰か一人」の前にそっと差し出すことしかできない。最高。3人、4人と増えていくと読み合いが交錯しすれ違う。 黙談で相手を想う。その理念に強く胸を打たれる。極上。 」via.「色んなゲームやってきたが、これほど一瞬にドーパミン出るゲームもないし、全員でやり終えたあとは握手したくなるそのくらいの達成感と多幸感。おそるべし 全ての協力ゲームは黙談に道を譲らねばならぬよ。 そのくらいの怪物が誕生しましたよこれ一人で黙々パズルやってても面白くなくて、四人でやるから楽しく、なおかつ達成感に包まれるのであって、この多幸感はぜひ味わってほしいですね」 via.「黙談のプレイを通して、「パズルが得意な人・苦手な人」「意思表示が得意な人・苦手な人」「コミュニケーションが得意な人・苦手な人」「メタ思考が得意な人・苦手な人」といった様々な人同士のコミュニケーションが発生する。そのなかで「誰も取り残さない」で、それでいて 重量級ゲームをやりきったような充実感 を体験できる。」 via.「先日、黙談というボードゲームを体験しました。一切喋らずに参加者全員が目的を達成するというコンセプトで、アイコンタクトを送ったり、リズムを操って意思を相手に伝えたりと、非言語コミュニケーションでもたくさん出来ることがあるなと気づきがありました。伝える力、鍛えていきたいですね🌸」 via.(* 強調は引用者)また、黙談を遊んでくださった方の感想ページでは、さらにご紹介しています。黙談の感想を書いてくださった皆さま、ありがとうございます。この場を借りて、深くお礼を申し上げます。 🔷 遊べる人数は、2〜5人。🔷 推奨年齢は、12歳以上。🔷 プレイ時間は、5〜30+分。価格は定価8,800円(税込)です。ゲムマ2025秋の特価といたしまして7,500円(税込)、予約特価といたしまして7,000円(税込)で販売いたします。👉 ゲムマ2025秋 お取置予約フォームこれまで順調にご予約をいただいております。誠にありがとうございます🙇引き続き受け付けておりますので、どうぞご検討ください😊『黙談 -Silentalk-』に関しまして、その他の商品情報などは以下リンク先へどうぞ。👉 公式X: @Silentalk_Spiel👉 『黙談』 公式Webサイト(ルールブックも、公式Webサイトにて公開しております。)ゲームマーケット2025秋は1日目、11/22(土)のみ、私たちは出展いたします。ブース番号は、【X-02】、ブース名は、「空葉堂(KUYODO)」です。当日はどうぞ、私たちのブースにて『黙談 -Silentalk-』に触れてみてください。あなたとお会いできることを楽しみにしています☺️
- 2025/11/15 0:45
- 空葉堂(KUYODO)
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- AI時代の“読む遊び” 📣「ボ哲の紙+術語スケルトンパズル」 ボドゲを語る言葉の引き出すを増やすゲームです☺️
- コンポーネントは書き下ろしの本📕 ここに1人用ワードパズルを組み合わせました。まったく新しい試みにチャレンジします😊---『ボ哲の紙+術語スケルトンパズル』、ゲムマ2025秋のご予約を受け付け中です。🔗 ゲムマ2025秋 お取置予約フォーム 「この内容ならば、ぜひ紙で読みたい」ボードゲーム哲学(略称:ボ哲)のコラムを読んでくれた何人かの方が、そう言ってくれました。「ボ哲」とは、AIの時代にアナログゲームを、哲学や人文学という切り口で読み解く、読む遊びです。(なぜ読む遊びなのか? それはAboutボ哲やボ哲ページをご覧ください)この度、「ボ哲」コンテンツを紙の小冊子にした『ボ哲の紙』を販売いたします。『ボ哲の紙』の内容は、88ページの小冊子と、書き下ろしの「スケルトンパズル」です。このワードパズルは、小冊子に収載したコラムを読みながら、そこに登場する様々な「術語」——詳細は後述します——をマス目に埋めていく、1人用ゲームです。「ボ哲」コラムのテーマは、Web上で無料公開されています。ですから私たちは当初、Webにあればそれで十分だと考えていました。しかし、冒頭の言葉をくれた方々は、あえてこう言ったのです。「紙で。」と。その言葉が、私たちに「紙」というメディアの持つ、特別な意味を考えさせてくれました。 上記ページへのLink哲学とは、一つのテーマに対して、どこまでも深く思考を潜らせていく営みです。それは、次から次へとリンクを渡り歩くWebの閲覧体験とは、少し質の異なる時間を要求します。私たちが「ボ哲」を公開する場として、wikiツールであるCosenseを採用したのは、まさにその「脱線」を積極的に許容するためでした。思考のネットワークを、そのままの形で表現できるからです。 一方で、紙媒体では、その自由な「脱線」はできません。Webのようにハイパーリンクを直感的にたどることはできず、読者は、著者によって構成された一本の道を、自らのペースで進むことになります。だからこそ、今回の『ボ哲の紙』は、テーマはWeb上のものと同じですが、読む体験が異なるものになるよう、紙というメディアの性質に合わせて、使うフレーズ・言葉の運び方・トーンなどを全面的に再編集いたしました。結果的に、コンテンツから受け取る“感じ”がずいぶん異なるものとなり、新たな価値が生まれたことに、私たちも驚いています。 『ボ哲の紙』目次 本書の目次の一部をご紹介しますと——🔹なぜボ哲は「読む遊び」なのか合目的でない / ルールが存在し、そして自由 / 言葉の仮想的な盤上遊戯🔹盤上の環境管理型権力規制と創造性は裏表 / ゲームデザイナーは建築家 / 規制と逸脱の緊張関係🔹レビューの「星」問題「星」の意味は恣意的である / レビューに潜む、感情と指令 / 「星」が参加する「言語ゲーム」🔹「デザイナーらしさ」って、どこからくる?面白さの「元型」 / 「面白さ」の文化的な偏り / 暗闇の中での跳躍 / 「らしさ」のありかなどなど。目次の全容は以下をご覧ください☺️気になるタイトルはありましたか?一つでも「おや?」と思うフレーズがもしあったなら、それが、この新しいゲームへの入り口です🙌あるいは、「なんだか難しそう…」もしかするとそんな印象をお持ちになるやもしれません🙏いつだったか私が初めてボードゲームに誘われてルールを聞き始めたとき、同じように最初に思ったのが「なんだか難しそう…」だったんですよ。が、今では重量級ゲーム沼へも誘う側で、「案外、やってみたら楽しいと思うよ!」とつい、言ってしまいます。哲学もボードゲームも似たようなものかもしれません。『ボ哲の紙+術語スケルトンパズル』は、哲学や人文学といった「私たち」に関することを語るときの言葉を使って、さまざまな側面からボードゲーム全般について新たな記述を試みた上で、1人用向けパズルゲームとして遊べるようにしよう!というプロジェクトです。どうか「難しそう」で周り右せず、少し立ち止まって、このいくつかのフレーズを味わってみていただけると嬉しいです。 術語スケルトンパズルについて さらに、哲学や人文学で使われるいくつもの術語。術語とは、テクニカルタームとも呼びますが、その専門分野の学術上で、特に限定された意味で用いる言葉のことです。これらは、その語や観念がもつ複雑な議論の背景をショートカットして了解を目指せる便利なワードですが、今回のワードパズルでは、一旦完全にその意味を解体し、単なる文字の連なりとして扱います。本来は絶対に接続しない言葉が、紙面という二次元空間上で交差するこのパズルは、「文章を読む」という行為を、意味の理解や暗記から、配置を操作する身体的な遊びへと変換する、私たちの新しい試みです。🔗 パズル詳細と簡単な遊び方 このゲームを特にお手にとって欲しい方 🔶 普段ボードゲームを遊ばれる方——「なんてこのゲームは面白いんだ!」その直感を、新たな言葉で語るためのヒントとなります。あなたの、その個人的な体験を誰かに伝え、共に遊ぶ仲間を増やしたい、あるいは仲間との体験をより豊かに分かち合いたいと願う方へ。🔶 最近ボードゲームに興味を持った方——これから出会うであろう、多様で広大なボードゲームの世界を旅するための、ユニークな道しるべを手に入れることができます。🔶 SNSでの不毛な論争に、少し疲れてしまった方——なぜ、私たちの言葉はすれ違ってしまうのか。その背景にある構造を、少し引いた視点から冷静に分析するための道具をご提供します。感情的な応酬や冷笑の嵐から距離を置き、ご自身の「好き」や「推せる」みたいな気持ちを、静かに見つめ直すための思考のシェルターになるかもしれません。🔶 ゲームを紹介するメディア(YouTuber、ブロガー、レビュアー)の方——ご自身のレビューや動画に、これまでとは一味違う、批評的な「切り口」を与えてくれます。ゲームを語る言葉の引き出しを、一気に増やすことができます。🔶 ボードゲームカフェの運営者やスタッフの方——お客様が「楽しい!」と感じる、その「楽しさ」の背景にある構造を、様々な言葉で理解することができます。ゲームのルール説明だけでなく、文化的な「体験」そのものをデザインしているという、ご自身がつくる場の価値を再発見させてくれることでしょう。🔶 ボードゲームをデザインする方——ご自身の創作活動や広報活動に、哲学や人文学という「コンポーネント」を導入するきっかけになります。ゲームや遊びがもたらすダイナミックな体験をデザインするための視野を大きく広げます。 この小冊子『ボ哲の紙』は、必ずしも一気読みする必要はありません。ワードパズルを一息に全部解かなくったって構いません。ボードゲームが楽しかった日の夜、眠る前に。あるいは、日々の喧騒の中で、少しだけ深く思考したいと感じたときに。ふと本棚から手に取って、気になるコラムを拾い読みしたり、スケルトンパズルのマスを一つ埋めてみたり。そんなふうに、あなたの日常の傍らに、この「紙の上の遊び」を置いていただけたなら、望外の喜びです。 🔗 ゲムマ2025秋 お取置予約フォーム (価格は定価2,200円(税込)、ゲムマ2025秋特価で1,500円(税込)です。)🔗 ボ哲X(旧Twitter)アカウント: @Spiel_humanitasゲームマーケット2025秋は1日目、11/22(土)のみ、私たちは出展いたします。ブース番号は、【X-02】、ブース名は、「空葉堂(KUYODO)」です。会場であなたとお会いできることを、楽しみにしております☺️
- 2025/11/13 23:52
- 空葉堂(KUYODO)
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- 🍵👘和風ボードゲーム『雅々(がが)』👹⚔️をご紹介いたします☺️
- いよいよ秋のお祭りが近づいてきました❣️こんにちは、空葉堂(KUYODO)と申します☺️今回のゲームマーケット2025秋では[土-X02]ブースにて 『雅々(がが)』 という和風ボードゲームを販売させていただきます。。『雅々(がが)』では、雅やかな四種類のカード[舞・茶・香・扇]と、少し不穏なカード[鬼・剣]が混じって配られる手札を巧みに捨てたり拾ったりしながら、できるだけ〝酔わないこと〟を目指します。誰か1人のプレイヤーの負けが込んで、酔いすぎてしまったらゲームは終了。 酔いの塩梅が最もよかったプレイヤーが勝利 します。ゲームタイトルに含まれる〝雅(みやび)〟の語を辞書で引きますと「洗練された感覚をもち、恋愛の情緒や人情などによく通じていること」とあります。〝酔う〟の語を辞書で引きますと「酒気のために理性や感覚が乱れる」に加え、「圧倒されてめまいを感じる」「魅せられて心を奪われる」などのフレーズも並びます(広辞苑 第七版より)。この雅やかな世界を少しでも体験できるよう、🔶 金の桜柄 を散りばめた布製ボード🔶 美濃焼 のモザイクタイル駒🔶 豪華 木製 ボックスを採用いたしましたプレミアム装丁版の『雅々(がが)』をゲームマーケット2025秋にて、販売をさせていただきます。 この和風ボードゲーム『雅々(がが)』の特長を挙げますと以下の通りです。シンプルなルールですが遊ぶたびに展開がドラマチックに変わり、ボードゲーム初心者と経験豊富な方とが入り混じって遊んでも勝ち負けが読めず、 最後まで油断できません 。準備がお手軽 です。ボードを広げ、カードをすべてのプレイヤーに7枚ずつ配ればゲームを開始できます。最大5人で遊べる一方、同じルールで最小プレイ人数の2人でも十分に盛り上がりますので、 対応できる人数の守備範囲が比較的広い ゲームです。小さな机さえあれば遊ぶことができる 省スペース性 も備えます。もう少しゲーム性について書きますと、『雅々(がが)』は概ね[戦略3、運7]といった具合のバランスを持っています。細かく言えば、2人プレイ時の方が戦略の要素が増え、運の要素が減ります。そして、プレイ人数が増えていきますと、だんだんと戦略要素が減り、運よりのパーティゲームとしての側面が強まります。2人から5人、それぞれどの人数で遊んでも微妙にゲーム性が変わり、またプレイ感も異なる面白さを、『雅々(がが)』は持っているとも言えるでしょう。いずれにせよ、『雅々(がが)』はガチガチの戦略ゲームというわけではありません。ただ、この純和風な雅やかな雰囲気とボドゲ性を兼ね備えたカジュアルなカードゲームの1つとして、あるいは、中量級〜重量級を遊ぶ間の休息やリフレッシュ、時間調整のためのゲーム——いわゆるフィラーゲーム——として、あなたのお側に置いていただけると嬉しいです✨ 以下もよろしければご覧ください。👉 『雅々(がが)』を遊んでくださった皆様からの感想👉 公式X: @gaga_miyabi ブース名は「空葉堂(KUYODO)」、11/22(土)のみの出展、場所は[X02]です。どうぞお立ち寄りくださいませ☺️ ——『雅々(がが)』(プレミアム装丁版)商品情報 ——■価格: 7,700円(税込)*ご希望の方には領収書(インボイス対応)を発行いたします。■プレイ人数: 2~5人■対象年齢: 10才以上■プレイ時間: 10分~30分■内容物: カード 58枚 / マーカー用置き石10個 / 置き石保存用袋/布製ボード 1枚 / 説明書 1冊■サイズ: 縦127mm・横132mm・高さ30mm■ゲームデザイン: ワークショップ設計所■クラフトデザイン: 株式会社リセッケイ
- 2025/11/12 21:08
- 空葉堂(KUYODO)
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- “枠なしパズル”🧩を、会話禁止🤫で、協力ゲーム🤝します🕊️三
- ✅ 見つめ合って、正解を探そう👀✅ たまに「笑いが爆発」しちゃう🤣✅ みんなの「ひらめき💡」がチームを救う🔥 ---こんにちは🍀 『黙談 -Silentalk-』と申します。「もくだん」と読んでくださいませ☺️👉 公式X: @Silentalk_Spiel👉 『黙談』 公式Webサイト私たちのボードゲーム『黙談 -Silentalk-』の特徴は、 ① “枠なしパズル”🧩を ② 会話禁止🤫で ③ 協力ゲーム🤝することにあります。パズルと呼ばれるジャンルには、通常「外枠(フレーム)」があります。この枠(フレーム)という、いわば「正解」にハマるように、ピタリとピースを置く遊びが、この種のパズルです。 しかし、私たちの『黙談 -Silentalk-』最大の特徴は、通常パズルが持つ枠(フレーム)が存在しないことです。『黙談 -Silentalk-』は枠(フレーム)という名の「正解」を、みんなで探す遊びです。この探索の試みは、時に不安で、時に衝突も起こるかもしれません。けれど、この過程が本当に楽しい❣️ああでもない、こうでもない、とチームメンバー全員で協力して、未踏の地を冒険するかのような感覚とでも言いましょうか。パズルが元来もつ「正解」を、自分たちで勝手に決めて構わないというその〈自由さ〉と〈喜び〉が、この『黙談 -Silentalk-』の面白さなのだと思います。なぜ、『黙談 -Silentalk-』の“枠なしパズル”が、こんなにも楽しくて面白いのか?——それは、「会話禁止」で、「協力ゲーム」だからです。 「正解」がわからない“枠なしパズル”を、声を出して話し合って解いても、まったく楽しくありません。また、チームでなく1人で淡々と解いても、それはもはや通常のパズルです。 「会話ができず、しかもジェスチャーや合図さえも禁止である」というルール環境の中で、個々の勝敗を競わない「協力ゲーム」であるから、『黙談 -Silentalk-』の“枠なしパズル”が、最高に面白い遊びとして成立します。---ところで、『黙談 -Silentalk-』をご紹介する写真には、枠(フレーム)が写っているかと思います。例えばこちら👇など。『黙談 -Silentalk-』には、150超のミッションが収録されています。そして、遊ぶ人数 2人、3人、4人、5人それぞれごとに、ミッションを解いていくオススメ順が示されます。この、まったく新しい遊びである“枠なしパズル”を、たとえ初対面のメンバーでも楽しめるよう準備するためのいくつかの段階として、写真に写っているような、枠(フレーム)を使った——いわば通常の——パズルも遊べる、このように設計いたしました。チーム内での意思疎通がだんだんと成り立っていくその過程自体、また、すれ違いが起こった瞬間の可笑しさ、このどちらもが『黙談 -Silentalk-』独特の、なにものにも代え難い格別の体験となることでしょう✨以下では、『黙談 -Silentalk-』を遊んでくださった方の感想を一部ご紹介いたします☺️「黙談、最高に面白い。喋れないし「それくれ」というジェスチャーもNG。相手の前に自分の要らない(=相手が必要とする)木製ピースを「誰か一人」の前にそっと差し出すことしかできない。最高。3人、4人と増えていくと読み合いが交錯しすれ違う。 黙談で相手を想う。その理念に強く胸を打たれる。極上。 」via.「色んなゲームやってきたが、これほど一瞬にドーパミン出るゲームもないし、全員でやり終えたあとは握手したくなるそのくらいの達成感と多幸感。おそるべし 全ての協力ゲームは黙談に道を譲らねばならぬよ。 そのくらいの怪物が誕生しましたよこれ一人で黙々パズルやってても面白くなくて、四人でやるから楽しく、なおかつ達成感に包まれるのであって、この多幸感はぜひ味わってほしいですね」 via.「黙談のプレイを通して、「パズルが得意な人・苦手な人」「意思表示が得意な人・苦手な人」「コミュニケーションが得意な人・苦手な人」「メタ思考が得意な人・苦手な人」といった様々な人同士のコミュニケーションが発生する。そのなかで「誰も取り残さない」で、それでいて 重量級ゲームをやりきったような充実感 を体験できる。」 via.「先日、黙談というボードゲームを体験しました。一切喋らずに参加者全員が目的を達成するというコンセプトで、アイコンタクトを送ったり、リズムを操って意思を相手に伝えたりと、非言語コミュニケーションでもたくさん出来ることがあるなと気づきがありました。伝える力、鍛えていきたいですね🌸」 via.(* 強調は引用者)また、黙談を遊んでくださった方の感想ページでは、さらにご紹介しています。黙談の感想を書いてくださった皆さま、ありがとうございます。この場を借りて、深くお礼を申し上げます。 🔷 遊べる人数は、2〜5人。🔷 推奨年齢は、12歳以上。🔷 プレイ時間は、5〜30+分。価格は定価8,800円(税込)です。ゲムマ2025秋の特価といたしまして7,500円(税込)で販売いたします。その他の商品情報などは以下をご覧くださいませ。👉 公式X: @Silentalk_Spiel👉 『黙談』 公式Webサイト(ルールブックも、公式Webサイトにて公開しております。)ゲームマーケット2025秋は1日目、11/22(土)のみ、私たちは出展いたします。ブース番号は、【X-02】、ブース名は、「空葉堂(KUYODO)」です。当日はどうぞ、私たちのブースにて『黙談 -Silentalk-』に触れてみてください。あなたとお会いできることを楽しみにしています☺️
- 2025/11/8 11:47
- 空葉堂(KUYODO)
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- 📣『ボ哲の紙』の目次を公開📣 ボードゲームを語るための言葉の引き出しを無限に広げる1人用パズルです🧩
- 小冊子の目次です📖どんなコンテンツなのか、ぜひご覧くださいませ☺️ ---秋🍠⚽️📚も深まり、ゲムマまであと2週間とちょっと、お元気ですか?さて、先日よりお知らせしております、私たちの新しい試み『ボ哲の紙+術語スケルトンパズル』。👉 出展のご挨拶👉 小冊子とゲームの詳細👉 ボ哲公式X「哲学? なんだか難しそう…」もしかするとそんな印象をお持ちになるやもしれません🙏いつだったか私が初めてボードゲームに誘われてルールを聞き始めたとき、同じように最初に思ったのが「なんだか難しそう…」だったんですよ。が、今では重量級ゲーム沼へも誘う側で、「案外、やってみたら楽しいと思うよ!」とつい、言ってしまいます。哲学もボードゲームも似たようなもんかもしれません。『ボ哲の紙+術語スケルトンパズル』は、哲学や人文学といった「私たち」に関することを語るときの言葉を使って、ボードゲーム全般について新たな記述を試みた上で、ソロ向けパズルゲームとして遊べるようにしよう!というプロジェクトです。どうか「難しそう」で周り右せずに、少し立ち止まって、このいくつかのフレーズを味わってみていただけると嬉しいです。 『ボ哲の紙』目次 一部をご紹介しますと——🔹なぜボ哲は「読む遊び」なのか合目的でない / ルールが存在し、そして自由 / 言葉の仮想的な盤上遊戯🔹盤上の環境管理型権力規制と創造性は裏表 / ゲームデザイナーは建築家 / 規制と逸脱の緊張関係🔹レビューの「星」問題「星」の意味は恣意的である / レビューに潜む、感情と指令 / 「星」が参加する「言語ゲーム」🔹「デザイナーらしさ」って、どこからくる?面白さの「元型」 / 「面白さ」の文化的な偏り / 暗闇の中での跳躍 / 「らしさ」のありかなどなど。目次の全容は以下をご覧ください☺️気になるタイトルはありましたか?一つでも「おや?」と思うフレーズがもしあったなら、それが、この新しいゲームへの入り口です🙌価格はゲムマ特価1,500円(税込)。ゲームマーケット2025秋は1日目、11/22(土)のみ、私たちは出展いたします。ブース番号は、【X-02】、ブース名は、「空葉堂(KUYODO)」です。「ボ哲の紙+術語スケルトンパズル」を、当日は若干部数を持っていくかもしれませんが、取り置きのご予約を推奨いたします。🔗 ゲムマ2025秋 お取置予約フォーム また、このプロジェクト「ボ哲」の背景や、なぜ私たちがWebで読めるコラムをあえて「紙」にしたのか、その詳細については、以下にまとめております。ぜひ、合わせてご覧ください。👉 出展のご挨拶👉 小冊子とゲームの詳細 会場であなたとお会いできることを、心から楽しみにしております☺️
- 2025/11/5 20:19
- 空葉堂(KUYODO)
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- 📖読む遊び🧩「ボ哲の紙+術語スケルトンパズル」お取り置き予約の受付を始めました🪅
- 小冊子と1人用パズルを組み合わせた未知の試み「ボ哲の紙+術語スケルトンパズル」の、ゲムマ2025秋でのお取り置き予約を、受け付け始めました。販売は11/22(土)のみ、ブース番号は、【X-02】、ブース名は、「空葉堂(KUYODO)」です。🔗 ゲムマ2025秋 お取置予約フォーム 「ボ哲の紙+術語スケルトンパズル」ってなんですか? 「ボ哲」とは、「ボードゲーム哲学」の略称です。このAI時代にボードゲームを語るための語彙を広げる「読む遊び」として、プロジェクトを始動させました。これまで私たち「ボ哲」が投稿してまいりました10以上のコラムを紙媒体向けに内容を再編集し、さらに術語を用いたスケルトンパズルを付けた小冊子の名称が、「ボ哲の紙+術語スケルトンパズル」です。ボ哲コラム例:→ 「遊び」とは→ 外から見て「楽しそう」は何を表すのか音声メディアであるポッドキャスト(ネットラジオ)でも、ボ哲を配信しています。例えば:→ ガチャの倫理→ 遊びは自由への抵抗? アーレント思想から探る自己充足性と現代社会の落とし穴これらボ哲コラムを、「紙でも読みたい」という声にお応えする形で、新たに書き下ろした「術語スケルトンパズル」を加え、全部で60ページ前後との小冊子として販売しますのが、「ボ哲の紙+術語スケルトンパズル」です。👉 出展のご挨拶👉 小冊子とゲームの詳細👉 ボ哲公式X 実は本品、プレイ時間が私たちもよくわからず、上記の詳細ページでは未記入とさせていただいています。5分, 10分で読んですべてのパズルが解けることはそう無いと思われますが、一方で、本書の内容は哲学や思想と関連しますから、例えば「プレイ時間:3世代」と書くこともできるかもしれません。ご自身、子、そして孫の世代まで、哲学や思想、人文学の議論は続くものです。私たちの文章がそんなに長く読めるものだとここで言っているわけではありません。コラムの各所で援用した哲学者や思想家の言説が、すでに50年、100年、あるいはもっとそれ以上の批判の風雪に曝されながらも、今なお彼ら/彼女らの言葉を借りねば言い難いこと、考え方、概念がたくさんあるんですよね。だから、今後さらに、50年、100年と語られてよいし、また、語られるべきものがボードゲームや遊びだと思うのです。 ゲームマーケット2025秋は1日目、11/22(土)のみ、私たちは出展いたします。ブース番号は、【X-02】、ブース名は、「空葉堂(KUYODO)」です。「ボ哲の紙+術語スケルトンパズル」を、当日は若干部数を持っていくかもしれませんが、取り置きのご予約を推奨いたします。🔗 ゲムマ2025秋 お取置予約フォームぜひ、あなたの本棚に、1冊どうぞ😊
- 2025/10/23 19:38
- 空葉堂(KUYODO)
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- 「ボ哲の紙+術語スケルトンパズル」📣を、ゲムマ2025秋🍠にて販売いたします🍀
- 小冊子と1人用パズルを組み合わせました。まったく新しい試みにチャレンジします😊---秋めき、爽やかな日が続きますね!📚🌰⚽️これまで私たちは「ボードゲーム哲学」、略して「ボ哲」と称しまして、10以上のコラムを投稿してまいりました。例えば:→ 「長考」は悪いこと?→ 遊んでいないゲームについて堂々と語る方法 この度、これらのボ哲コラムを、「紙でも読みたい」という声にお応えする形で、新たに書き下ろしました「術語スケルトンパズル」を加えた小冊子として編集し、ゲムマ2025秋で販売いたします。販売は11/22(土)のみ、ブース番号は、【X-02】、ブース名は、「空葉堂(KUYODO)」です。🔗 ゲムマ2025秋 お取置予約フォーム🔗 「ボ哲の紙」の目次を公開しました🔗 ボ哲公式X なぜ紙媒体で、私たちが皆さまへ、「ボ哲」をお届けしたいと思ったのか。先日、ボ哲の紙+術語スケルトンパズル | 『ゲームマーケット』公式サイトにて詳述しました。よろしければ笑覧くださいませ。 「哲学」という語を広辞苑で引きますと、以下のように書かれています。(引用ここから)① (philosophy) (philosophia ギリシアは愛智の意。西周(にしあまね)は賢哲の明智を希求する意味で、周敦頤(とんい)の「士希賢」ということばに基づき希哲学と訳し、それが哲学という訳語に定着した)物事を根本原理から統一的に把握・理解しようとする学問。(中略)認識論・倫理学・存在論・美学などを部門として含む。② 俗に、経験などから築き上げた人生観・世界観。また、全体を貫く基本的な考え方・思想。「—に欠ける政策」(引用ここまで) 私たちの「ボ哲」のいう哲学では、①の方の意味です。(②は、例えば「松下幸之助の“哲学”」とか「ウヴェ・ローゼンベルクの“哲学”」という風に、彼/彼女の人生観や世界観を指すときに用いられる“哲学”ですね。)広辞苑では、より数字の若い方が、語源に近い語義が記載されます(ちなみに大辞林や大辞泉は記載順が逆です)。「ボ哲」は、著者である私たちのボードゲームの思想や一貫した考え方も一部忍び込んではいるでしょうが、基本的には①の意味での「哲学」に則ってボードゲームを論じています。ボードゲームや遊びをどのように認識するか? この活動の善さ(あるいは悪さ)とは? その場での人間への影響ないしは人間関係の変化とは? などを、どのように「根本原理から統一的に把握・理解」できるだろうか?——このような試みを小冊子として出力したものが、このたびゲムマ2025秋にて販売させていただく「ボ哲の紙」です。 さらに、哲学で使われるいくつもの術語。術語とは、テクニカルタームとも呼びますが、その専門分野の学術上で、特に限定された意味で用いる言葉のことです。これらは、その語や観念がもつ複雑な議論の背景をショートカットして了解を目指せる便利なワードですが、今回のパズルでは、一旦完全にその意味を解体し、単なる文字の連なりとして扱います。本来は絶対に接続しない言葉が、紙面という二次元空間上で交差するこのスケルトンパズルは、「文章を読む」という行為を、意味の理解や暗記から、配置を操作する身体的な遊びへと変換する、私たちの新しい試みです。 ゲムマ2025秋 1日目(11/22(土))、【X-02】の「空葉堂(KUYODO)」ブースにてお待ちしております☺️👉 ゲムマ2025秋 お取置予約フォーム👉 小冊子とゲームの詳細👉 ボ哲公式Xどうぞお楽しみに📖🧩✨
- 2025/10/20 19:45
- 空葉堂(KUYODO)
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- 🌀ボードゲームの自己充足性🌀
- コンサマトリー consummatory という語でも知られる「自己充足性」が、ボードゲームのどんなところにあるか。こんなテーマでボ哲コラムで書いてみました。「ボードゲーム哲学」略して「ボ哲」プロジェクト詳細は前回エントリをご覧くださいませ☺️上記ページのLink 「ボ哲」ことボードゲーム哲学は、「AI時代にボードゲームをもっと楽しむための読む遊び」を謳っております。リンク構造を維持したまま「遊び」のように、このコラムをお読みになりたい方は、ボ哲Cosenseページへどうぞ。同じ内容をお読みいただけます。 ✅ ボードゲームの自己充足性 「役にたつ」言説 ボードゲームを、コミュニケーションツールや学習教材として語る声がしばしば聞かれます。つまり有用性を根拠とした、ボードゲームプレイを「善い」とする考え方です。これは、行為の結果を重視する功利主義的な発想であり、近代以降においていわば「普通」の考え方かもしれません。一方で、この「役に立つから」という視点は、ボードゲームの核心を見失わせる危険性を孕むと思います。 盤外からの合目的性の侵入 ゲーム内には、「勝利を目指す」という目的が存在します。ここに、ゲーム外から自己充足的でない目的が持ち込まれると、そのゲームの力学は歪み始めます。そうなるとハイパーメリトクラシー的な強者がさらに有利となる空間へと、その場が変貌しかねません。例えば、「楽しめばいいじゃん」という言葉が、内輪のノリや共通の文化的背景(ハビトゥス)を持つ者だけが楽しめる状況を正当化し、初参加のプレイヤーや社交が苦手なプレイヤーを疎外するような状況が指摘されていました[寺島 2009]。これはゲームプレイが、その目的達成のための気まずい「手段」へと堕してしまうということ。例えば、朝戸が指摘したように「ボードゲームを肴にして面白い話をする」が目的化して、ゲームに没頭することは悪いことであるかのように見なされ、プレイヤーが常に「面白い話をしなくては」と、ゲーム外の役割を演じることを暗に強いられる状況をつくります[朝戸 2010]。これは遊びが持つ本来の面白さが、外部から持ち込まれた合目的性によって侵食される事態です。 全体主義と目的 アーレントは、全体主義への抵抗の砦として、それ自体が目的である活動の重要性を説いています。「全体的支配はその目的を実際に達しようとするならば、「チェスのためにチェスをすることにももはやまったく中立性を認めない」ところまで行かねばならず、これとまったく同じに芸術のための芸術に終止符を打つことが絶対に必要である。全体主義の支配者にとっては、チェスも芸術もともにまったく同じ水準の活動である。双方の場合とも人間は一つの事柄に没入しきっており、まさにそれゆえに完全には支配し得ない状態にある。」[アーレント 1951]アーレントが擁護するのは、いかなる外部の目的にも回収されない、自己充足性(コンサマトリー)です。それは「ボードゲームのためにボードゲームを遊ぶ」という、一見するとトートロジーのような営為にこそ、人間の根源的な自由が宿るということ。この「目的からの自由」は、哲学や人文学の探求とも共通する心の置き方かもしれません。 結果として「役に立った」 もちろん、ボードゲームを遊んだ結果として、新たなコミュニケーションが起こったり、「学んだな」と感じることはあると思います。これは偶然的な副産物です。あくまでプレイヤーがルールという閉じた世界に没入し、勝利という内的な目的に向かって真剣に遊んだ結果として、後から立ち現れるもの、それが例えば「学んだな」といったような有用性に対する実感の正体です。 reference:アーレント, ハンナ(1951)『新版全体主義の起原 3——全体主義』大島通義+大島かおり訳、みすず書房、2017.朝戸一聖(2010), 「ボードゲームをコミュニケーションツールにするための3つの大前提」, 2024.7.22最終閲覧.寺島由人(2009), 「ボードゲームはコミュニケーションツールではない」, 2024.7.22最終閲覧. ---✂︎---今回のコラムと同じ内容を、ポッドキャスト(ネットラジオ)でも配信しています。👉 📻 Spotify👉 📻 Apple Podcast👉 📻 LISTEN(自動文字起こしあり)このポッドキャストは、Cosense上の文章そのままと、関連リンク先ページの内容を、Google NotebookLMを使って音声解説させたものです。私が書いていないことまで、解説役として内容を補強するように話してくれていて、音声コンテンツとしても非常に面白い内容になりました。
- 2025/10/6 18:10
- 空葉堂(KUYODO)
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- なぜボードゲーム哲学は、「読む遊び」なのか?
- 「ボードゲーム哲学」略して「ボ哲」というプロジェクトを今月始めました🚃💨(詳細は前回エントリに書きました。)上記ページのLink 「ボ哲」ことボードゲーム哲学は、「AI時代にボードゲームをもっと楽しむための読む遊び」と謳っております。今日は、なぜボ哲が、「読む遊び」なのか? をお届けしたいと思います。(リンク構造を維持したまま「遊び」のように読みたい方は、ボ哲Cosenseページへどうぞ。同じ内容をお読みいただけます。) ✅ なぜボ哲は「読む遊び」なのか 合目的でない 各ページは、「ビジネススキルを向上させる」とか「より良いコミュニティを作る」といった、直接的な「有用性」を目的としていません。もちろん、結果として、あなたのゲーム/遊び体験や日常が豊かになることは心から願っています。しかし、それはあくまで副次的な結果です。🔹「有用だから、読む/遊ぶ」ではなく、「読んだら/遊んだら、有用だった」なメディア。🔹すべてのボードゲームがそうであるように、自己充足的な営みとしてのメディア。🔹アーレントにとっての孤独の確保 → 詳しくは、アーレントにとっての“一人であること” ルールが存在し、そして自由 ボ哲は、完全に自由な連想ゲームではありません。ここには、先人たちが築き上げてきた「哲学や人文学というルール」が存在します。たとえばカントの概念を、功利主義の文脈で語ることはできません。それぞれの言葉には、守るべき定義と文脈があります。しかしこのルールの制約の中で、私たちの思考は、新たな発見へと向かう自由な遊びを開始することができます。例えば、ガチャの倫理のページでは、ガチャや運の概念を、メリトクラシーやロトクラシーといった、異なるルール体系の中で捉え直す遊びを試みています。 始まりも終わりもない、言葉の盤面 通常の文章や書籍は、多くの場合、著者によって始まりと終わりが定められ、読むべき順序 order が示された、一つの閉じた世界です。それは、著者(ボードゲームでいえば、デザイナー)の秩序 order がそこに存在するということ。他面、このボ哲の空間は、Cosense(コセンス)というシステムを採用しており、通常の文章や書籍と様相が少し異なります。一つ一つのボ哲ページは、それ自体で思考の断片として存在します。しかし、Cosenseページ内のリンク(特に青色のリンク)は、あなたを別のページへと、あるいは、別の文脈へと、その道を示します。そこには、定められた道筋はありません。つまり、本来のハイパーリンク(テッド・ネルソン)です。このページ群を読むという体験が、あたかも「読むボードゲーム」だと思っています。あるページを読み、あなたの心に浮かんだ思考や問いは、あなただけの「一手」。別のページへのリンクを辿り、新たな概念と出会うとき、あなたは盤上の別の場所へコマを進め、あるいは、盤外から現れた新たなプレイヤー(思想家や、別のあなた自身)と遭遇します。昨日打った「一手」が、今日、まったく異なる意味を持つ一手に映ることさえあるでしょう。 ボ哲には著者である私の思考や嗜好が色濃く反映されています しかし、それはゲームマスターの絶対的な声ではありません。ここには、互いに応答し、継承し、批判し合う、数多の思想家たちの声が響き合っています。読み手であるあなたもその響き合う声へと参加する1人になるでしょう。ちょうどボードゲームのデザイナーが、自らの定めた魔法円(ホイジンガ)の中で、自由に遊ぶことをプレイヤーに期待するように。この「読み遊び」を通じて、思考と感情の大きな盤面を、どんどん拡張していってもらればと思っています。 ---✂︎---同じ内容をポッドキャスト(ネットラジオ)でも配信しています。👉 📻 Spotify👉 📻 Apple Podcast👉 📻 LISTEN(自動文字起こしあり)このポッドキャストは、上記文章そのままと、関連リンク先ページの内容を、Google NotebookLMを使って音声解説させたものです。私が書いていないことまで、解説役として内容を補強するように話してくれていて、音声コンテンツとしても非常に面白い内容になりました。
- 2025/9/27 16:50
- 空葉堂(KUYODO)
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- 読む遊び「ボ哲」を始めました‼️🧩♟️🎲 コラムとポッドキャストで、言葉の盤面が広がります☁️🚀☁️
- 初めまして❣️富士山のあたりや北の大地では、今日明日とボードゲームの大きなお祭りが開かれているころでしょうか🪅風がやっと秋🍁めいてきて、ゲムマ2025秋がだんだんと近づいてくるのを感じます🍠 ---✂︎---さて今回「ボードゲーム哲学」略して「ボ哲」というプロジェクトを始めました🚃💨このAI時代に、ボードゲームをもっと楽しむためのコンテンツです。読みながら頭の中で、ある人が一手打つ。それに対して別の誰かが一手打つ。読み手の皆さまの心に、言葉の盤面が徐々に広がっていく、そんな体験をしてみてください✨上記ページのLink 「ボ哲」とは? AIの時代、「人間」の輪郭が、また大きく揺らぎ始めました。画面の向こうからの応答は人間なのか? それとも人間のように見せかけた何かなのか?人間でなかったとして、何か不都合があるのか?このような人間と非人間の境界の揺らぎは、目新しいテクノロジーが出現し、それが無視できないほどの大勢に認識されたとき、いつも起こります。活版印刷が登場したときも蒸気機関が登場したときもそうでした。今回も、私たちの自己観や、他者との関わり方を根底から問い直すような、大きな地殻変動です。この大きな問いの前に、目の前のテーブルに視線を向けると、変わりなくそこにはボードゲームがあります。変化の中、それでもボードゲームに魅力を感じるのは、このテーブルを囲む空間に、人間的な営為が凝縮された類稀なる実験場だからのように思えてなりません。そこには、ルールと自由が、協力と裏切りが、論理と偶然が、無言と会話が常に戯れています。SNSに目をやれば、しばしばすれ違う言葉が不毛な対立を生み、解消されない澱だけを残して日常に溶けていきます。私たちは、そこで起こっていることの豊かさや複雑さを語るための、適切な「語彙」をまだ十分に持ち合わせていないのかもしれません。このささやかな試み、『ボードゲーム哲学』は、そのための新しい言葉を探す一種のゲームです。コンポーネントは、人文学、倫理学、美学、精神分析学などの、今すぐには役に立たないかもしれない、しかし人間を人間たらしめてきた知の蓄積です。誰もがボードゲームをもっと面白く楽しむために。そして、ボードゲームを誰とももっと豊かに楽しむために。このコラム群が、あなたのゲーム体験と日常を、ほんの少し違った角度から照らす光となることを願います。 ---✂︎---——という以上の文章は、ボ哲のCosense(コセンス)上でも読むことができます。上の文章は、強調のための薄い黄色のハイライトがあるくらいで、基本的にまとまった1つの文章ですが、Cosense上で読むと、いくつかの言葉やフレーズがリンクとなっています。このリンク箇所を入り口に、また新たな言葉やコラムへと接続して別のコンテンツと出会えたり、元のテキストの内容理解の補助にしたりすることが可能となります。例えば上の文章では、「『人間』の輪郭」「AI」「活版印刷」「蒸気機関」といった言葉が、Cosense上でそれぞれリンクになって、リンク先のコンテンツも読むことができるようになっています。 さらに、同じ内容をポッドキャスト(ネットラジオ)でも配信しています。👉 📻 Spotify👉 📻 Apple Podcast👉 📻 LISTEN(自動文字起こしあり)このポッドキャストは、上記文章そのままをGoogle NotebookLMで音声解説してもらったものです。私が書いていないことまで、解説役として内容を補強するように話してくれていて、音声コンテンツとしても非常に面白い内容になりました。 ---✂︎---またお知らせがあるときは、こちらのブログでも書かせていただこうかと思います📢もしよかったら、私たち「ボ哲」のX(旧Twitter)もフォローいただけると嬉しいです🤗
- 2025/9/20 22:55
- 空葉堂(KUYODO)
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- 📽️🟦 日本開発工学会様にて、『黙談 -Silnetalk-』をテーマとした発表をしてまいりました🎤🟩
- 日本学術会議にも登録されている日本開発工学会様の、昨日6/22研究発表大会「コンテンツ テクノロジー」セッションにおきまして、「事前に企図しました『黙談 -Silentalk-』の設計コンセプトと、その設計がどのように実現されたか」をお話させていただいてまいりました。 黙談とは? 「もくだん」と読みます。〈沈黙ルール〉〈協力ゲーム〉〈パズル〉が組み合わさったボードゲームです。すれちがうって楽しー! 新感覚すぎる協力パーティゲームとしてご好評をいただいております😊🔗『黙談』 公式Webサイト🔗What Is Silentalk? (English)🔗 OfficialX:@Silentalk_Spiel🕰️5-30+ / 👥2-5 / 150+ Missions🔗話せない🤫ジェスチャーも禁止🤗自分のパズルを解く🧩ピースを贈る🎁——という協力ゲームがなぜか笑えて楽しい🍀🔗みんな無言なのにパーティゲーム / A Party Game Where Everyone Stays Silent🔗『黙談』は、奉行問題そのものを“遊び”にしたようなボードゲームです☺️ この度の研究発表大会では、何人もの研究者や教員の方々に関心を持っていただき、たいへん貴重な場となりました❣️関係者の皆様へ、この場を借りて深くお礼を申し上げます。ボードゲーム(アナログゲーム、テーブルトップゲーム)全般や遊ぶことそのものへの文化的あるいは人文的側面が、瞬間的なタイムライン上のやり取りだけでなく、アカデミックな場で言語化され、またそれらによって緩やかにもポジティブな議論として発展していくことを願っています。『黙談 -Silentalk-』チームは、何も考えずとも楽しくて思わず興奮するような時間のご提供を目指すと同時に、ゲームや遊びの意義や現象について、そしてその価値を今後もどうにか記述していきたいと考えています。いささかチャレンジングな試みではありますが今後もこのような活動は続けていまいります。どうぞ暖かく見守っていただけると幸いです。 黙談はここで買えます 👉CMONJAPAN公式オンラインショップ: 黙談 -Silentalk-👉ボードゲームの総合情報サイト「ボドゲーマ」: 黙談(もくだん)
- 2025/6/23 18:06
- 空葉堂(KUYODO)
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- ここで買えます🛍️通販情報のお知らせℹ️
- ゲームマーケット2025春🌸ではありがとうございました。『黙談 -Silentalk-』をご購入くださった皆さま、足を止めてゲーム紹介を聞いてくださった皆さま、チラシを手にとっていただいた皆さま方に心よりの感謝を申し上げます。さて、ゲムマ当日は「通販はやっていますか?」とたずねてくださる方が何人もいらっしゃいました。『黙談 -Silentalk-』は以下にてご購入いただけます。👉CMONJAPAN公式オンラインショップ: 黙談 -Silentalk-👉ボードゲームの総合情報サイト「ボドゲーマ」: 黙談(もくだん) 関連リンク 🔗『黙談』 公式Webサイト🔗What Is Silentalk? (English)🔗 OfficialX:@Silentalk_Spiel🕰️5-30+ / 👥2-5 / 150+ Missions🔗話せない🤫ジェスチャーも禁止🤗自分のパズルを解く🧩ピースを贈る🎁——という協力ゲームがなぜか笑えて楽しい🍀🔗みんな無言なのにパーティゲーム / A Party Game Where Everyone Stays Silent🔗『黙談』は、奉行問題そのものを“遊び”にしたようなボードゲームです☺️すれちがうって楽しー! 新感覚すぎる協力パーティゲーム『黙談 -Silentalk-』を、今後ともどうぞよろしくお願いいたします🤗
- 2025/5/21 20:58
- 空葉堂(KUYODO)
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- みんな無言なのにパーティゲーム / A Party Game Where Everyone Stays Silent
- 協力ゲーム🤝コミュニケーション制限❌同時アクション💨ポリオミノパズル🟪🟪🟪Cooperative Gameplay🤝 • Communication Restriction❌ • Real‑Time Action💨 • Polyomino Puzzles🟪🟪🟪🔗What Is Silentalk? (English)🔗『黙談』 公式Webサイト🔗 OfficialX:@Silentalk_Spiel🕰️5-30+ / 👥2-5 / 150+ Missions本日は『黙談 -Silentalk-』を構成する複数のシステムをご紹介します。Today we’re breaking down the core systems that make Silentalk unique: 協力ゲーム Cooperative Gameplay プレイヤー全員が協力する形態のボードゲームを指します。「ゲーム」というと、誰かが勝ち、誰かが負けるものを想像する方もいらっしゃるかもしれません(実際、私の親戚の何人かはこの思い込みが強かったです)。協力ゲームは、全員が勝つかどうかで遊ぶタイプのゲームで、『黙談 -Silentalk-』もここにカテゴライズされます。代表的な協力ゲームは『パンデミック』が挙げられましょうか。勝ちも負けもみんなで分かち合えるゲームシステムです🤝This refers to a type of board game where all players work together. When you hear "game," you might imagine one where someone wins and someone loses (in fact, some of my relatives strongly had this preconception). Cooperative games are played with the goal of everyone winning or losing together, and "Silentalk" is categorized here. "Pandemic" is a prime example of a cooperative game. It's a game system where everyone shares in both victory and defeat 🤝. コミュニケーション制限 Communication Limits ボードゲームをプレイするにあたって、プレイヤーのコミュニケーションがルールによって制限されるシステムです。例えば『Hanabi』では他プレイヤーのカードの色や数値を口に出すことができません。『黙談 -Silentalk-』は、発話・ジェスチャー(身振り手振り)・合図をなんらかの形で他プレイヤーへ送ることなどが制限されます。これら制限は、思わぬプレイヤー同士のインタラクションを生み、爆発的な面白さに貢献することが多いように思います💥This is a system in board games where players' communication is restricted by the rules. For example, in "Hanabi," you cannot say the color or value of other players' cards out loud. In "Silentalk," restrictions are placed on verbal communication, gestures, and sending any kind of signal to other players. These restrictions often create unexpected interactions between players and contribute to explosive fun 💥. 同時アクション Real‑Time Action ボードゲームはターン制のものが多いかもしれません。自分の手番で何かアクションを行い、それを終えたら、隣のプレイヤーの手番となる、という具合に。これに対して『ウボンゴ』というゲームではプレイ開始と同時に全プレイヤーが同時に自分のパズルの完成を目指します。『黙談 -Silentalk-』も同じく、ターンという概念がありません。「今だ!」と各々が思ったタイミングで、できうるアクションを各々が行います。ワチャワチャと楽しくパーティ的です☺️Many board games may be turn-based, where you take an action on your turn, and then it becomes the next player's turn, and so on. In a game like "Ubongo," all players simultaneously aim to complete their own puzzle as soon as the game starts. Similarly, "Silentalk" has no concept of turns. Each player takes whatever action they can at the timing they feel is right, thinking "Now's the time!". It's a lively and fun party atmosphere ☺️. ポリオミノパズル Polyomino Puzzle テトリスのような形の図形を「ポリオミノ」と呼びます(詳しくは別記事)。『ブロックス』では、ポリオミノを構成する正方形の頂点同士が接するようにピースを配置します。『黙談 -Silentalk-』も、木製のこのポリオミノパズルを使って、枠にピースをはめたり、枠がない状態でプレイヤー全員が個々にパズルの完成を目指したりします。ポリオミノは、数学的な幾何学の法則を証明しきれていない分野だそうで、論理と同時に閃きや試行錯誤が面白さを演出してくれます💡Shapes like those in Tetris are called "polyominoes" (see the previous article for details). In "Blokus," players place pieces so that the vertices of the squares making up the polyominoes touch. "Silentalk" also uses these wooden polyomino puzzles, either by fitting pieces into a frame or having all players individually aim to complete their puzzles without a frame. Polyominoes are said to be an area of mathematics where geometric laws have not yet been fully proven, and the fun is created by flashes of inspiration and trial-and-error alongside logic 💡.上記すべてのシステムを『黙談 -Silentalk-』では織り重ね、遊んでくださるプレイヤーの皆さんに最大限楽しんでいただけるようルールとプロダクトをデザインいたしました。特に以下のようなプレイシーンでオススメです:These systems are interwoven in "Silentalk," and the rules and product are designed so that players can enjoy the game to the fullest. It's recommended for these play scenarios:🌸ご友人同士やご家族で。瞬間的な思わぬ意思疎通の驚きと、「それは通じないのかよ‼️」という心底意外なすれ違いが楽しめます。With friends or family. You can enjoy the surprise of instantaneous, unexpected communication and the truly surprising mismatches that make you think, "Seriously, that didn't get through?!".🌸初対面の方同士が落ち着いて時間を共有したいときに。黙談は、推奨されるミッション順に遊ぶことでだんだんと親密さが増していきます(参考記事)。When people meeting for the first time want to share a relaxed time. By playing the recommended missions in order, Silentalk gradually increases intimacy (reference article(JP)).🌸お子様と。黙談は公称12歳以上のゲームですが、ご家族の方と一緒に楽しむことがかないます。(いただいたレビュー)Based on reviews from families who played with children: Although Silentalk is officially rated for ages 12 and up, it can be enjoyed together with family members. (Link to review(JP))🌸対戦ゲームやターン制ゲームの合間に。黙談はスピードを競うゲームでもありません。また、話す必要がないことは、親密な空気においてはときにとてもリラックスして遊ぶことができます(参考記事)。In between competitive or turn-based games. Silentalk is not a game where you race against time. Also, not needing to talk can sometimes make for a very relaxing play experience in an intimate atmosphere (reference article(JP)).🌸非常にエキサイティングな瞬間に立ち会いたい方へ。高難度ミッションクリア時は、本当に気持ちのいい瞬間が訪れます。実際、黙談を遊んでいただいたFMラジオの生放送時もそうでした。For those who want to witness truly exciting moments. Clearing high-difficulty missions brings incredibly satisfying moments. This was actually the case even during a live FM radio broadcast when Silentalk was played.『黙談 -Silentalk-』について、より詳細は以下もご覧くださいませ。For more details about "Silentalk," please also check the following:🔗話せない🤫ジェスチャーも禁止🤗自分のパズルを解く🧩ピースを贈る🎁——という協力ゲームがなぜか笑えて楽しい🍀🔗What Is Silentalk? (English)🔗『黙談』 公式Webサイト🔗 OfficialX:@Silentalk_Spielゲームマーケット2025春では、1日目の5/17(土) P10[ブース名:空葉堂(KUYODO)]にて『黙談 -Silentalk-』を販売しております☀️どうぞお立ち寄りくださいませ☺️At Tokyo Game Market 2025 Spring, "Silentalk" will be available for purchase on the first day, May 17th (Saturday), at booth P10 [Booth Name: 空葉堂 (KUYODO)] ☀️ Please stop by ☺️!
- 2025/5/16 15:37
- 空葉堂(KUYODO)
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- 話せない🤫ジェスチャーも禁止🤗自分のパズルを解く🧩ピースを贈る🎁——という協力ゲームがなぜか笑えて楽しい🍀
- 🌸『黙談 -Silentalk-』というゲームを[土-P10]ブースにてゲームマーケット2025春では販売いたします、空葉堂(KUYODO)と申します。(「もくだん」と読みます。英名は「サイレントーク」です。)🔗What Is Silentalk? (English)🌸以前のゲムマ事前試遊会ではセレクション選出もいただきました😊🌸ゲムマ会場マップ🔗ボドゲゴー🔗ボドゲベア 黙談はどんなゲームですか? 黙談は、チームで協力してパズルを解くミッション制のリアルタイムアクションゲームです。『黙談 -Silentalk-』の特徴を列記しました。🔷 ゲーム中は話すことはできません。ジェスチャーもできません。🔷 プレイヤー全員で協力して解くミッションを150以上収録しました。🔷 全員同時にアクションを行います。🔷 木製のカラフルなポリオミノ・パズルが手に馴染みます。 黙談を遊んだ方の感想にはどんなものがありますか? ピックアップさせていただきました。「黙談、最高に面白い。喋れないし「それくれ」というジェスチャーもNG。相手の前に自分の要らない(=相手が必要とする)木製ピースを「誰か一人」の前にそっと差し出すことしかできない。最高。3人、4人と増えていくと読み合いが交錯しすれ違う。 黙談で相手を想う。その理念に強く胸を打たれる。極上。 」via.「色んなゲームやってきたが、これほど一瞬にドーパミン出るゲームもないし、全員でやり終えたあとは握手したくなるそのくらいの達成感と多幸感。おそるべし 全ての協力ゲームは黙談に道を譲らねばならぬよ。 そのくらいの怪物が誕生しましたよこれ一人で黙々パズルやってても面白くなくて、四人でやるから楽しく、なおかつ達成感に包まれるのであって、この多幸感はぜひ味わってほしいですね」 via.「黙談のプレイを通して、「パズルが得意な人・苦手な人」「意思表示が得意な人・苦手な人」「コミュニケーションが得意な人・苦手な人」「メタ思考が得意な人・苦手な人」といった様々な人同士のコミュニケーションが発生する。そのなかで「誰も取り残さない」で、それでいて 重量級ゲームをやりきったような充実感 を体験できる。」 via.(* 強調は引用者)また、黙談を遊んでくださった方の感想ページでは、さらにご紹介しています。黙談の感想を書いてくださった皆さま、ありがとうございます。この場を借りて、深くお礼を申し上げます。 黙談の詳細をもっと教えてもらえますか? 『黙談 -Silentalk-』では、プレイヤーは全員で1つのチームとなります。カラフルな木製ピースをお互いに渡したりもらったりしながら、だんだんと難しくなるミッションとして示されるパズルの完成を目指します。ゲーム中、プレイヤーは声を出せません。ジェスチャーもできません。そのような中でどうにか意思疎通を試みながらパズルを解いていきます。「伝わってほしいな」と願ったことが、チームメイトに秒で伝わったり、間違って伝わったもののそれがパズルクリアの糸口になったり。1人がスタンドプレーに走ってチームを引っ張ることもあれば、全員で助け合って知らない間にパズルが完成していたり。たまに大爆笑が起こったりもする不思議なゲームです。全員のパズルが同時に組み上がる心地よさから思い通りにならないもどかしさまで、この『黙談 -Silentalk-』で楽しんでみてください。✅ 遊べる人数は、2-5人。✅ 推奨年齢は、12歳以上。✅ プレイ時間は、5-30+分。✅ 遊べるミッション総数は、150以上。『黙談 -Silentalk-』の内容物- 木製ピース8色 ×5セット- 予備木製ピース 各1色ずつ- パズルボード(両面) ×40枚- 不思議カード ×20枚- 指令カード 1枚- ルールブック 1部- ミッションシート 1部通常価格は8,800円[税込]です。今回、ゲームマーケット2025春価格としまして、7,500円[税込]にて販売いたします。5/15(木)夜まで予約フォームよりお取り置きが可能です。その他の商品情報などは以下をご覧ください。👉 公式X: @Silentalk_Spiel👉 『黙談』 公式Webサイト(ルールブックも公開しております。)ブース名は「空葉堂(KUYODO)」、5/17(土)のみの出展でして、ブース番号は【P10】でございます。どうぞお越しください☺️
- 2025/5/15 10:59
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- 「みやび‼️」と高らかに言い放ち勝利を手にするか、「みやび重ね」を返されて敗北を喫するか⁉️
- 花より団子🍡 団子よりボドゲ♟️🎲🧩 春のお祭りが目前ですね🌸[土-P10]ブースにて 『雅々(がが)』 という和風ボドゲを販売いたします空葉堂(KUYODO)と申します。『雅々(がが)』では、雅やかな四種類のカード[舞・茶・香・扇]と、少し不穏なカード[鬼・剣]が混じって配られる手札を巧みに捨てたり拾ったりしながら、できるだけ〝酔わないこと〟を目指します。誰か1人のプレイヤーの負けが込んで、酔いすぎてしまったらゲームは終了。 酔いの塩梅が最もよかったプレイヤーが勝利 します。ゲームタイトルに含まれる〝雅(みやび)〟の語を辞書で引きますと「洗練された感覚をもち、恋愛の情緒や人情などによく通じていること」とあります。〝酔う〟の語を辞書で引きますと「酒気のために理性や感覚が乱れる」に加え、「圧倒されてめまいを感じる」「魅せられて心を奪われる」などのフレーズも並びます(広辞苑 第七版より)。この雅やかな世界を少しでも体験できるよう、🔶 金の桜柄 を散りばめた布製ボード🔶 美濃焼 のモザイクタイル駒🔶 豪華 木製 ボックスを採用いたしましたプレミアム装丁版の『雅々(がが)』をゲームマーケット2025春では販売させていただきます。 ゲームとしての『雅々(がが)』の特長を挙げますと以下の通りです。シンプルなルールですが遊ぶたびに展開がドラマチックに変わり、ボードゲーム初心者と経験豊富な方とが入り混じって遊んでも勝ち負けが読めず、 最後まで油断できません 。準備がお手軽 です。ボードを広げ、カードをすべてのプレイヤーに7枚ずつ配ればゲームを開始できます。最大5人で遊べる一方、同じルールで最小プレイ人数の2人でも十分に盛り上がりますので、 対応できる人数の守備範囲が比較的広い ゲームです。小さな机さえあれば遊ぶことができる 省スペース性 も備えます。こちらもよろしければご覧ください。👉 『雅々(がが)』を遊んでくださった皆様からの感想👉 公式X: @gaga_miyabiブース名は「空葉堂(KUYODO)」、5/17(土)のみの出展です。どうぞお立ち寄りくださいませ☺️ ——『雅々(がが)』(プレミアム装丁版)商品情報 ——■価格: 7,700円(税込)*ご希望の方には領収書(インボイス対応)を発行いたします。■プレイ人数: 2~5人■対象年齢: 10才以上■プレイ時間: 10分~30分■内容物: カード 58枚 / マーカー用置き石10個 / 置き石保存用袋/布製ボード 1枚 / 説明書 1冊■サイズ: 縦127mm・横132mm・高さ30mm■ゲームデザイン: ワークショップ設計所■クラフトデザイン: 株式会社リセッケイ
- 2025/5/15 10:03
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- ボードゲームとポッドキャスト Board Game and Podcast
- 米国の中国からの関税は30%で妥結、ボードゲーム業界も引き続き注視ですね👀こんにちは☀️『黙談 -Silentalk-』です。ゲーム詳細:JP)『黙談』公式サイトEN)What Is Silentalk?さて、そんな米国のゴールデングローブ賞*にポッドキャスト**部門が2026年より新設の報が耳に入りました。* ゴールデングローブ賞:米国において映画とテレビドラマの優秀作品に与えられる賞の名称。** ポッドキャスト:インターネット経由で提供されるメディア。聞くところによると、米国は車での移動が長いため音声メディアであるポッドキャストが発展しているとのこと。車移動中での聴取が想定されるので1時間が基本フォーマットとされ、それ以上のコンテンツもたくさんあるのだそうです。音声メディアの印象もあるポッドキャストが、なぜ映像作品へのアワードであるゴールデングローブ賞に新設されるのか。どうも米国ではポッドキャストは音声に加えて映像もYouTube上で配信するのが一般的なんですって。つまり、音声だけでもコンテンツとして成立し、映像として見ても別のコンテンツとして成立する。たとえば衣装とか表情とかの見どころもあり、トークや音楽としても楽しめる。ポッドキャストはいまや、二重性を帯びたリッチメディアなのだと勉強になりました。そんなニュースを聞いていたんですが、よくよく思い返してみると『黙談 -Silentalk-』は既にそういうメディアになっておりました‼️いまページ最下部にYouTubeを埋め込みましたけども、この映像はそもそもは狛江FM・通称「コマラジ」にて生放送されました音声コンテンツです。話されているパーソナリティや音響ご担当はプロの方々ですから、音だけに耳をすませていてもリスナーの皆さんを十二分に楽しませてくださるコンテンツとして成立しています(『黙談』は〝話せないボードゲーム〟だといいますのに実に見事に、最高の番組を成立させてくださいました)。さらに驚きなのは、以下に埋め込みましたYouTubeで視聴しますとさらに倍加された面白さがそこに立ち現れるという点です。もしまだお聞きでorご覧になってない方、ぜひ視聴してみてくださいね🤗ボードゲームとポッドキャストに新しい可能性を感じた、ゲムマ4日前でした。🌸『黙談 -Silentalk-』取り置き受付中です。黙談は、聞いてよし・眺めてよし・遊んでよしです☺️👉予約フォーム Reserve Your Copy
- 2025/5/13 13:16
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- What Is a Polyomino? —The Building Blocks Behind Our Cooperative Puzzle Game—
- A polyomino is a shape formed by joining together identical squares edge-to-edge — just like the pieces from Tetris.*日本語での記事(This image shows part of the puzzle board from “Silentalk.”)The prefix poly- comes from Greek, meaning “many” — as in polyrhythm, polyethylene, or polyarchy. The “-omino” part is believed to come from the word domino, with the “d” interpreted as a reference to the number two. What remains, omino, came to refer to a square unit. In 1953, American mathematician Solomon Golomb coined the term polyomino to describe these composite shapes of multiple (poly-) squares (-omino).When the number of connected squares is fixed, we replace poly- with numerical prefixes. For example, a shape made of three squares is called a tromino. The name Tetris famously combines tetromino (four-square polyomino) with tennis.Polyominoes are widely used in board games — titles like Ubongo, Blokus, Project L, and A Feast for Odin all come to mind. The field of polyominoes deals with how geometric shapes can be combined, but according to Golomb himself, this area of study is often undervalued in mathematics. Why? Because there’s no universal method for solving or designing such puzzles — they often rely not on logical deduction alone, but on insight and flashes of intuition. [Golomb 1994] While that may be a source of frustration for researchers, it’s exactly what makes polyomino mechanics so perfect for analog games!In our board game Silentalk, which we’ll be selling at Tokyo Game Market 2025 Spring, we combine polyomino-based puzzles with a mission-based difficulty curve and team-based cooperative gameplay. You can learn more about the game here:👉 What Is Silentalk?We're already receiving many pre-orders — thank you so much!📝 Reserve Your Copy(Available until Thursday, May 15)Reference:Golomb, Solomon W. (1994). Polyominoes. Princeton University Press.(Japanese translation: Solomon Golomb, trans. by Haruyuki Kawabe (2014). ポリオミノの宇宙. Nihon Hyoronsha.) More about Silentalk: 🔗Silentalk Official Website🔗The ‘Look Here!’ Spots in the Rulebook 👀🔗Silentalk: A Board Game That Turns the Alpha Player Problem Into Play 😊🔗Silentalk | BoardGameGeek
- 2025/5/12 21:47
- 空葉堂(KUYODO)
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- The ‘Look Here!’ Spots in the Rulebook 👀 / Silentalk & the Alpha Player.
- \\ Game Market 2025 Spring🌸 //On Saturday, May 17, at Booth P-10 (“KUYODO”), we’ll be selling Silentalk‼️🔗What Is Silentalk? (English)We’ve translated some of our recent blog posts into English:See 👉Silentalk: A Board Game That Turns the Alpha Player Problem Into Play 😊See 👉The ‘Look Here!’ Spots in the Rulebook 👀We can’t wait to welcome you—please stop by our booth‼️*上記エントリの日本語ページは以下です。👉黙談はどんなゲームですか?👉『黙談』は、奉行問題そのものを“遊び”にしたようなボードゲームです☺️👉ルールブックの「ここ見て!」なところ👀
- 2025/5/6 23:16
- 空葉堂(KUYODO)
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- ルールブックの「ここ見て!」なところ👀 / The ‘Look Here!’ Spots in the Rulebook 👀
- すれ違うって楽しー‼️ 新感覚すぎる協力パーティゲーム『黙談 -Silentalk-』です🌸ゲームマーケット2025春にてを販売いたします。* For the English version of this article, please see The ‘Look Here!’ Spots in the Rulebook 👀出展は5/17(土)【P-10】、「空葉堂(KUYODO)」ブースにてお待ちしております🤗 取り置き予約を受付中です。 『黙談 -Silentalk-』の取り置き予約を、ゲームマーケット2025春に向け開始いたしました。予約特価もございます。取り置き予約フォームよりご予約ください。👉 黙談のご紹介話せない🤫ジェスチャーも禁止🤗自分のパズルを解く🧩ピースを贈る🎁——という協力ゲームがなぜか笑えて楽しい🍀👉 奉行問題と黙談奉行を引き受ける瞬間、もしくは譲り手放すその瞬間がとってもドラマチックなシーンとなる、それが『黙談』👉 ミッション順と難易度易しい難度のミッションから徐々に解いていくことで、チームメイト同士の絆が深まっていく👉 ポリオミノって何!?計算や理詰めだけでなく〈閃き〉が必要であるという事態は、……アナログゲームにもってこい ルールブックをご覧いただけます。 さて、これまで非公開でした『黙談 -Silentalk-』のルールブックをご覧いただけるようになりました。👉 『黙談 -Silentalk-』ルールブック👉 ‘Silentalk’ rules (English) 以下では、『黙談 -Silentalk-』独自のルールブックでの記述をご紹介いたします。 ルール説明 木製ピースを渡されたプレイヤーはそれを拒否できませんが、一旦受け取ったあと、同じプレイヤーに返す(渡す)ことはできます。これは黙談中のルールを説明した箇所の一部です。黙談中にできること、あるいはできないことを詳細に記述しました。黙談は遊び始めてしまうと単純なルールと感じますが、そのわりにはルール説明を細かく書いています。これは初めて遊ぶ場合、黙談がいざ始まると「話せない」というルールがあるゆえに、声を出してルール確認することが憚れると思われたためです。なお、黙談をどんな風に遊ぶかは、本ページ下部にありますYouTubeで遊ぶ様子をご覧いただけると直感的かと思います☺️ 参考時間 参考時間より早くミッションをクリアすることもありますが、急いでパズルを解く必要はありません。黙談はタイムアタックとしてスピードを競うゲームではないからです。ミッションクリアのときに参考時間を過ぎていてもまったく問題ありません。時間の許す限り黙談を楽しんでみてください。一方で、この参考時間が過ぎる前にミッションを諦めたくなる衝動を抑えてください。パズルに関する思わぬ組み合わせ方を発見したり、自分や他のプレイヤーのファインプレイによって突然にミッションクリアへと至ることが、よくあるためです。『黙談 -Silentalk-』には全部で180種のミッションが収録されていますが、ミッションごとに「参考時間 Guideline Time」を表記しました。実際には、1分以内に終わるミッションもありますが、30分以上かかっても構わないと想定されたミッションもあります。「目標時間」や「想定時間」という言葉を採用しなかったのは、表記時間よりも時間がかかったときに、ネガティブな気持ちを感じて欲しくなかったためです。あくまで「参考」の時間です。楽しめればそれでいいのです。「じゃあそれぞれのミッションに時間を表記する必要はないんじゃないの?」という意見も、黙談制作チーム内では出ましたが、例えば「これから30分以上かかるかもしれない」と事前にわかっていれば、遊び始めるか始めないか、あるいはトイレに行っておいた方がいいかどうかなどの目安になると思ったため表記することにしました。さまざまな言葉を検討した結果、「参考時間 Guideline Time」というフレーズを採用しました。 感想を聞き合う 善意からの示唆:パズルを解く力(組み合わせのパターン理解など)と、他プレイヤーに影響する力(導く、従う、気遣うなど)と、そしてちょっとした運とがうまくブレンドされたとき、黙談のミッションはクリアへと促されます。易しいはずのミッションが予想外に困難な高い壁として立ちはだかることもあれば、高難度のミッションが驚くほど容易にクリアできる場合もあります。ミッションクリア後の感想の聞き合いを大切にしてください。そして、いろいろなアクシデントを楽しんでください。これは「難易度について」というコラム欄に書いた内容です。「善意からの示唆」という表現は、2019年に主要ゲーム賞三冠達成の『ザ・クルー』というゲームのルールブックの書き方を参考にさせていただきました。ところでこの箇所を書くにあたって大変に悩んだことは、「ミッションのあとに感想を聞き合う時間を、遊んでいただく皆さんにどのようにお勧めするのが適当か?」ということでした。必ずしも感想を聞き合う必要はありません。ゲームのテンポ感を悪化させます(例えば『ディクシット』でターン毎に選んだカードの理由を聞くことがもしルールになってしまうとヤキモキするのに似ています)。実際、黙談でもゲームのルール説明の項目では「ミッションクリアの後は、必要ならば、黙談中のできごとについて感想を聞き合ってから、次のミッションへ進みます。」と「必要ならば」を明記しました。ただ、特にミッション難度が上がってくるとメンバー同士の感想を聞き合った方が次のミッションに向けて楽しさが増えていくことがテストプレイを重ねた結果わかっていました。「感想を聞き合う」という表現も慎重に選びました。「ふりかえり」とか「シェアリング(共有)」とかいう言葉は、どこか教育や学習めいていて好みません。ボードゲームで遊ぶことはコンサマトリーな行為だと考えるからです(詳細は黙談公式ページ)。英語では“feel free to listen to each other's experiences about what happened during Silentalk”と書いています。 これらの表記によって『黙談 -Silentalk-』を楽しく遊んでいただけることに本当につながっているのか。自分たちが今の力で作ることのできるプロダクトとして、最後はエイヤとリリースさせていただきました。どうかお手にとって遊んでみていただけると嬉しいです☺️繰り返しとなりますが、ゲームマーケット2025春では、『黙談 -Silentalk-』を販売いたします。出展は5/17(土)【P-10】、「空葉堂(KUYODO)」ブースにてお待ちしております🌸
- 2025/5/5 12:54
- 空葉堂(KUYODO)
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- 公共電波の生放送で『雅々(がが)』を遊んでいただきました🌸
- 東京都狛江市のコミュニティFM「コマラジ」さんで、私たちの雅やかな和風ボードゲーム 『雅々(がが)』 を遊んでいただきました🤗本ページ下部の“YouTube”の項目にてご覧いただけます🌸 遊んでいただいたラジオ局の拠点、東京都狛江(こまえ)市は、世田谷区・調布市・神奈川県川崎市に隣接する市で、人口密度が全国の市の中で3番目に高い自治体です。新宿駅から約20分という立地の良さから、東京のベッドタウンの一つとして発展してきました。FM局「コマラジ」こと狛江ラジオ放送は、特に開局時点での自社制作率の高さが評価されるラジオ局とされています。そんな「コマラジ」の生放送番組にて、 『雅々(がが)』 を遊んでいただきました。『雅々(がが)』は、もう来週末に迫りましたゲームマーケット2025春「空葉堂(KUYODO)」ブースにて販売いたします。出展は1日目の5/17(土)のみ、ブース番号は【土-P10】です☺️👉 『雅々(がが)』はどんなゲームですか?👉 皆様からの『雅々(がが)』のご感想👉 公式X: @gaga_miyabi生放送はラジオなので音声のみでしたが、YouTubeには映像として、大盛り上がりに遊ぶ様子がアップロードされております(『雅々(がが)』は、しばしば〈緩急〉が特長の一つと言われますが、今回もその〈緩急〉が出現しました)。本ページ下部の“YouTube”の欄より、ぜひご覧くださいませ🌸👘 0:00- ご挨拶(緊張しています💦)👘 1:19- サークル「空葉堂(KUYODO)」ご紹介👘 5:27- 『雅々(がが)』ご紹介👘 6:57- ルール説明👘 23:42- ゲーム開始👘 33:59- \ みやび‼️ /* このあと『黙談 -Silentalk-』も遊びました。🔗こちらでご覧いただけます
- 2025/5/5 10:35
- 空葉堂(KUYODO)
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- 『黙談』は、奉行問題そのものを“遊び”にしたようなボードゲームです☺️ / Silentalk & the Alpha Player
- すれ違うって楽しー! 新感覚すぎる協力パーティゲーム『黙談 -Silentalk-』と申します。ゴールデンウィークはどんな風にお過ごしですか🌸 ボードゲームめっちゃ遊べますね‼️😆* For the English version of this article, please see Silentalk: A Board Game That Turns the Alpha Player Problem Into Play 😊今回は『黙談 -Silentalk-』と奉行問題について少しご紹介します。(* 奉行問題とは、英語では alpha player problem と呼ばれ、協力ゲームにおいて経験やスキルの高いプレイヤーたち[alpha player(s)]が、その他のプレイヤーに対して半ば強制的な意思決定やアクションの指示が起こることで、ゲームに対する達成感喪失や特定プレイヤーが楽しめなくなる問題を指します。)『黙談』で遊ぶと、時に奉行(alpha player)をやらざるを得なくなったりします。あるいは、奉行を譲ったり手放したりせねばならない場面も出てきます。そんな奉行を引き受ける瞬間、もしくは譲り手放すその瞬間がとってもドラマチックなシーンとなる、それが『黙談』の特長の一つです。結果、誰もが少しずつ奉行的役割を分かち合い、協力ゲームの魅力の一つである全員での達成感を演出し、楽しめなくなるプレイヤーをできるだけ生まない。そんなふうに『黙談』はデザインされています。なぜこのようなドラマチックなシーンが起こるのでしょうか。それは、(1)コミュニケーションがすれ違う、(2)何がすれ違ったのか聞き合う機会がしょっちゅう訪れる、という2つの構造を『黙談』が持つためです。黙談では「沈黙」というコミュニケーション制限によって意思疎通のすれ違いが頻繁に起きます。もしずっとすれ違ったままであれば、それは多くの場合ストレスですがミッション達成後はどのようにすれ違っていたのか自由に話し合うことができます(何も話し合わずに次のミッションへ進んだって構いません)。しかも、何がどのようにすれ違ったかは、テトリス型ピースの渡す/渡されるという唯一許されたアクションに対してだけ注目すればいいため単純明快です。また、このすれ違い発生と発生状況を確認し合う一連の循環プロセスは、プレイヤー全員が少しずつこのゲームの経験者となりスキルを高めていく作用をもっています。プレイヤー全員の経験やスキルが豊かなのであれば、それはもう「奉行」と名指される存在では無くなっているはずです。なお、実際にはどんな風なすれ違いが例えば起こるのか? その一例は、『黙談 -Silentalk-』外箱の青色の部分を、お手にとってようく眺めてみてくださいませ。いろんなすれ違いが書かれています😁黙談と奉行問題についてさらに詳しくは、公式サイトの記事黙談には奉行問題自体をゲームに取り入れたでも書きました。よければ併せて笑覧ください。 取り置き予約を開始いたしました。 『黙談 -Silentalk-』の取り置き予約を、ゲームマーケット2025春に向け開始いたしました。予約特価もございます。取り置き予約フォームよりご予約ください。黙談というゲーム自体の詳細は、ゲムマブログの前回投稿話せない🤫ジェスチャーも禁止🤗自分のパズルを解く🧩ピースを贈る🎁——という協力ゲームがなぜか笑えて楽しい🍀をご覧ください。以下にも一部を再掲させていただきました😊 黙談はどんなゲームですか? 黙談は、チームで協力してパズルを解くミッション制のリアルタイムアクションゲームです。『黙談 -Silentalk-』の特徴を列記しました。🔷 ゲーム中は話すことはできません。ジェスチャーもできません。🔷 プレイヤー全員で協力して解くミッションを150以上収録しました。🔷 全員同時にアクションを行います。🔷 木製のカラフルなポリオミノ・パズルが手に馴染みます。 黙談を遊んだ方の感想にはどんなものがありますか? ピックアップさせていただきました。「黙談、最高に面白い。喋れないし「それくれ」というジェスチャーもNG。相手の前に自分の要らない(=相手が必要とする)木製ピースを「誰か一人」の前にそっと差し出すことしかできない。最高。3人、4人と増えていくと読み合いが交錯しすれ違う。 黙談で相手を想う。その理念に強く胸を打たれる。極上。 」via.「色んなゲームやってきたが、これほど一瞬にドーパミン出るゲームもないし、全員でやり終えたあとは握手したくなるそのくらいの達成感と多幸感。おそるべし 全ての協力ゲームは黙談に道を譲らねばならぬよ。 そのくらいの怪物が誕生しましたよこれ一人で黙々パズルやってても面白くなくて、四人でやるから楽しく、なおかつ達成感に包まれるのであって、この多幸感はぜひ味わってほしいですね」 via.「黙談のプレイを通して、「パズルが得意な人・苦手な人」「意思表示が得意な人・苦手な人」「コミュニケーションが得意な人・苦手な人」「メタ思考が得意な人・苦手な人」といった様々な人同士のコミュニケーションが発生する。そのなかで「誰も取り残さない」で、それでいて 重量級ゲームをやりきったような充実感 を体験できる。」 via.(* 強調は引用者)また、黙談を遊んでくださった方の感想ページでは、さらにご紹介しています。黙談の感想を書いてくださった皆さま、ありがとうございます。この場を借りて、改めて深くお礼を申し上げます。 黙談の詳細をもっと教えてもらえますか? 『黙談 -Silentalk-』では、プレイヤーは全員で1つのチームとなります。カラフルな木製ピースをお互いに渡したりもらったりしながら、だんだんと難しくなるミッションとして示されるパズルの完成を目指します。ゲーム中、プレイヤーは声を出せません。ジェスチャーもできません。そのような中でどうにか意思疎通を試みながらパズルを解いていきます。「伝わってほしいな」と願ったことが、チームメイトに秒で伝わったり、間違って伝わったもののそれがパズルクリアの糸口になったり。1人がスタンドプレーに走ってチームを引っ張ることもあれば、全員で助け合って知らない間にパズルが完成していたり。たまに大爆笑が起こったりもする不思議なゲームです。全員のパズルが同時に組み上がる心地よさから思い通りにならないもどかしさまで、この『黙談 -Silentalk-』で楽しんでみてください。✅ 遊べる人数は、2-5人。✅ 推奨年齢は、12歳以上。✅ プレイ時間は、5-30+分。✅ 遊べるミッション総数は、150以上。『黙談 -Silentalk-』の内容物- 木製ピース8色 ×5セット- 予備木製ピース 各1色ずつ- パズルボード(両面) ×40枚- 不思議カード ×20枚- 指令カード 1枚- ルールブック 1部- ミッションシート 1部通常価格は8,800円[税込]です。今回、ゲームマーケット2025春価格としまして、7,500円[税込]にて販売いたします。さらに、5/15(木)までに取り置き予約フォームよりご予約の方には、予約特典といたしまして7,000円[税込]でご提供いたします。その他の商品情報などは以下をご覧ください。👉 公式X: @Silentalk_Spiel👉 『黙談』 公式Webサイト(ルールブックも公開しております。)ブース名は「空葉堂(KUYODO)」、5/17(土)のみの出展でして、ブース番号は【P10】でございます。どうぞお越しください☺️
- 2025/4/28 12:21
- 空葉堂(KUYODO)
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- 予約特価のお知らせ。🤫沈黙で🧩パズルで🤝協力ゲームする🤹♀️新感覚コミュニケーションをお楽しみください🏄
- 取り置き予約を開始いたしました。 『黙談 -Silentalk-』の取り置き予約を、ゲームマーケット2025春に向け開始いたしました。予約特価もございます。取り置き予約フォームよりご予約ください。協力パーティパズル『黙談 -Silentalk-』の詳細は、ゲムマブログの前回投稿話せない🤫ジェスチャーも禁止🤗自分のパズルを解く🧩ピースを贈る🎁——という協力ゲームがなぜか笑えて楽しい🍀をご覧ください。以下にも一部を再掲させていただきます😊 黙談はどんなゲームですか? 黙談は、チームで協力してパズルを解くミッション制のリアルタイムアクションゲームです。『黙談 -Silentalk-』の特徴を列記しました。🔷 ゲーム中は話すことはできません。ジェスチャーもできません。🔷 プレイヤー全員で協力して解くミッションを150以上収録しました。🔷 全員同時にアクションを行います。🔷 木製のカラフルなポリオミノ・パズルが手に馴染みます。 黙談を遊んだ方の感想にはどんなものがありますか? ピックアップさせていただきました。「黙談、最高に面白い。喋れないし「それくれ」というジェスチャーもNG。相手の前に自分の要らない(=相手が必要とする)木製ピースを「誰か一人」の前にそっと差し出すことしかできない。最高。3人、4人と増えていくと読み合いが交錯しすれ違う。 黙談で相手を想う。その理念に強く胸を打たれる。極上。 」via.「色んなゲームやってきたが、これほど一瞬にドーパミン出るゲームもないし、全員でやり終えたあとは握手したくなるそのくらいの達成感と多幸感。おそるべし 全ての協力ゲームは黙談に道を譲らねばならぬよ。 そのくらいの怪物が誕生しましたよこれ一人で黙々パズルやってても面白くなくて、四人でやるから楽しく、なおかつ達成感に包まれるのであって、この多幸感はぜひ味わってほしいですね」 via.「黙談のプレイを通して、「パズルが得意な人・苦手な人」「意思表示が得意な人・苦手な人」「コミュニケーションが得意な人・苦手な人」「メタ思考が得意な人・苦手な人」といった様々な人同士のコミュニケーションが発生する。そのなかで「誰も取り残さない」で、それでいて 重量級ゲームをやりきったような充実感 を体験できる。」 via.(* 強調は引用者)また、黙談を遊んでくださった方の感想ページでは、さらにご紹介しています。黙談の感想を書いてくださった皆さま、ありがとうございます。この場を借りて、改めて深くお礼を申し上げます。 黙談の詳細をもっと教えてもらえますか? 『黙談 -Silentalk-』では、プレイヤーは全員で1つのチームです。カラフルな木製ピースをお互いに渡したりもらったりしながら、だんだんと難しくなるミッションとして示されるパズルの完成を目指します。ゲーム中、プレイヤーは声を出せません。ジェスチャーもできません。そのような中でどうにか意思疎通を試みながらパズルを解いていきます。「伝わってほしいな」と願ったことが、チームメイトに秒で伝わったり、間違って伝わったもののそれがパズルクリアの糸口になったり。1人がスタンドプレーに走ってチームを引っ張ることもあれば、全員で助け合って知らない間にパズルが完成していたり。たまに大爆笑が起こったりもする不思議なゲームです。全員のパズルが同時に組み上がる心地よさから思い通りにならないもどかしさまで、この『黙談 -Silentalk-』で楽しんでみてください。✅ 遊べる人数は、2-5人。✅ 推奨年齢は、12歳以上。✅ プレイ時間は、5-30+分。✅ 遊べるミッション総数は、150以上。『黙談 -Silentalk-』の内容物- 木製ピース8色 ×5セット- 予備木製ピース 各1色ずつ- パズルボード(両面) ×40枚- 不思議カード ×20枚- 指令カード 1枚- ルールブック 1部- ミッションシート 1部通常価格は8,800円[税込]です。今回、ゲームマーケット2025春価格としまして、7,500円[税込]にて販売いたします。さらに、5/15(木)までに取り置き予約フォームよりご予約の方には、予約特典といたしまして7,000円[税込]でご提供いたします。その他の商品情報などは以下をご覧ください。👉 公式X: @Silentalk_Spiel👉 『黙談』 公式Webサイト(ルールブックも公開しております。)ブース名は「空葉堂(KUYODO)」、5/17(土)のみの出展でして、ブース番号は【P10】でございます。どうぞお越しください☺️
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- 空葉堂(KUYODO)
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- 話せない🤫ジェスチャーも禁止🤗自分のパズルを解く🧩ピースを贈る🎁——という協力ゲームがなぜか笑えて楽しい🍀
- お花🌷🌼があちらこちらで咲いています✨ 春ですね🌸ゲームマーケット2025春では、『黙談 -Silentalk-』というゲームを販売いたします。(「もくだん」と読みます。英名は「サイレントーク」です。) 黙談はどんなゲームですか? 黙談は、チームで協力してパズルを解くミッション制のリアルタイムアクションゲームです。『黙談 -Silentalk-』の特徴を列記しました。🔷 ゲーム中は話すことはできません。ジェスチャーもできません。🔷 プレイヤー全員で協力して解くミッションを150以上収録しました。🔷 全員同時にアクションを行います。🔷 木製のカラフルなポリオミノ・パズルが手に馴染みます。 黙談を遊んだ方の感想にはどんなものがありますか? ピックアップさせていただきました。「黙談、最高に面白い。喋れないし「それくれ」というジェスチャーもNG。相手の前に自分の要らない(=相手が必要とする)木製ピースを「誰か一人」の前にそっと差し出すことしかできない。最高。3人、4人と増えていくと読み合いが交錯しすれ違う。 黙談で相手を想う。その理念に強く胸を打たれる。極上。 」via.「色んなゲームやってきたが、これほど一瞬にドーパミン出るゲームもないし、全員でやり終えたあとは握手したくなるそのくらいの達成感と多幸感。おそるべし 全ての協力ゲームは黙談に道を譲らねばならぬよ。 そのくらいの怪物が誕生しましたよこれ一人で黙々パズルやってても面白くなくて、四人でやるから楽しく、なおかつ達成感に包まれるのであって、この多幸感はぜひ味わってほしいですね」 via.「黙談のプレイを通して、「パズルが得意な人・苦手な人」「意思表示が得意な人・苦手な人」「コミュニケーションが得意な人・苦手な人」「メタ思考が得意な人・苦手な人」といった様々な人同士のコミュニケーションが発生する。そのなかで「誰も取り残さない」で、それでいて 重量級ゲームをやりきったような充実感 を体験できる。」 via.(* 強調は引用者)また、黙談を遊んでくださった方の感想ページでは、さらにご紹介しています。黙談の感想を書いてくださった皆さま、ありがとうございます。この場を借りて、深くお礼を申し上げます。 黙談の詳細をもっと教えてもらえますか? 『黙談 -Silentalk-』では、プレイヤーは全員で1つのチームです。カラフルな木製ピースをお互いに渡したりもらったりしながら、だんだんと難しくなるミッションとして示されるパズルの完成を目指します。ゲーム中、プレイヤーは声を出せません。ジェスチャーもできません。そのような中でどうにか意思疎通を試みながらパズルを解いていきます。「伝わってほしいな」と願ったことが、チームメイトに秒で伝わったり、間違って伝わったもののそれがパズルクリアの糸口になったり。1人がスタンドプレーに走ってチームを引っ張ることもあれば、全員で助け合って知らない間にパズルが完成していたり。たまに大爆笑が起こったりもする不思議なゲームです。全員のパズルが同時に組み上がる心地よさから思い通りにならないもどかしさまで、この『黙談 -Silentalk-』で楽しんでみてください。✅ 遊べる人数は、2-5人。✅ 推奨年齢は、12歳以上。✅ プレイ時間は、5-30+分。✅ 遊べるミッション総数は、150以上。『黙談 -Silentalk-』の内容物- 木製ピース8色 ×5セット- 予備木製ピース 各1色ずつ- パズルボード(両面) ×40枚- 不思議カード ×20枚- 指令カード 1枚- ルールブック 1部- ミッションシート 1部通常価格は8,800円[税込]です。今回、ゲームマーケット2025春価格としまして、7,500円[税込]にて販売いたします。さらに、5/15(木)までに取り置き予約フォームよりご予約の方には、予約特典といたしまして7,000円[税込]でご提供いたします。その他の商品情報などは以下をご覧ください。👉 公式X: @Silentalk_Spiel👉 『黙談』 公式Webサイト(ルールブックも公開しております。)ブース名は「空葉堂(KUYODO)」、5/17(土)のみの出展でして、ブース番号は【P10】でございます。どうぞお越しください☺️
- 2025/4/10 19:12
- 空葉堂(KUYODO)
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- 「みやび!」と高らかに言い放ち勝利を手にするか、「みやび重ね」を返されて敗北を喫するか!?
- こんにちは☀️ 暖かい日が続き、寒かった冬もようやく過ぎたかという心持ちにもなるこの頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか。さてゲームマーケット2025春では、 『雅々(がが)』 というゲームを販売いたします。『雅々(がが)』では、雅やかな四種類のカード[舞・茶・香・扇]と、少し不穏なカード[鬼・剣]が混じって配られる手札を巧みに捨てたり拾ったりしながら、できるだけ〝酔わないこと〟を目指します。誰か1人のプレイヤーの負けが込んで、酔いすぎてしまったらゲームは終了。 酔いの塩梅が最もよかったプレイヤーが勝利 します。ゲームタイトルに含まれる〝雅(みやび)〟の語を辞書で引きますと「洗練された感覚をもち、恋愛の情緒や人情などによく通じていること」とあります。〝酔う〟の語を辞書で引きますと「酒気のために理性や感覚が乱れる」に加え、「圧倒されてめまいを感じる」「魅せられて心を奪われる」などのフレーズも並びます(広辞苑 第七版より)。この雅やかな世界を少しでも体験できるよう、🔶 金の桜柄 を散りばめた布製ボード🔶 美濃焼 のモザイクタイル駒🔶 豪華 木製 ボックスを採用いたしましたプレミアム装丁版の『雅々(がが)』をゲームマーケット2025春では販売させていただきます。 ゲームとしての『雅々(がが)』の特長を挙げますと以下の通りです。シンプルなルールですが遊ぶたびに展開がドラマチックに変わり、ボードゲーム初心者と経験豊富な方とが入り混じって遊んでも勝ち負けが読めず、 最後まで油断できません 。準備がお手軽 です。ボードを広げ、カードをすべてのプレイヤーに7枚ずつ配ればゲームを開始できます。最大5人で遊べる一方、同じルールで最小プレイ人数の2人でも十分に盛り上がりますので、 対応できる人数の守備範囲が比較的広い ゲームです。小さな机さえあれば遊ぶことができる 省スペース性 も備えます。こちらもよろしければご覧ください。👉 『雅々(がが)』を遊んでくださった皆様からの感想👉 公式X: @gaga_miyabiブース名は「空葉堂(KUYODO)」、5/17(土)のみの出展です。どうぞお立ち寄りくださいませ☺️ ——『雅々(がが)』(プレミアム装丁版)商品情報 ——■価格: 7,700円(税込)*ご希望の方には領収書(インボイス対応)を発行いたします。■プレイ人数: 2~5人■対象年齢: 10才以上■プレイ時間: 10分~30分■内容物: カード 58枚 / マーカー用置き石10個 / 置き石保存用袋/布製ボード 1枚 / 説明書 1冊■サイズ: 縦127mm・横132mm・高さ30mm■ゲームデザイン: ワークショップ設計所■クラフトデザイン: 株式会社リセッケイ
- 2025/4/10 19:11
- 空葉堂(KUYODO)
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