EVOQ! @StudioEVOQ
ファンタジーの世界観をモチーフにした対戦型ボードゲーム、EVOQ!(イボーク)の販売・試遊を行います。
運の要素を一切含まない、チェスや将棋のようなゲームです。
モンスター召喚や魔法といったファンタジー要素をベースに、転送装置でモンスターが合体するなどSF映画風のギミックを加味した独特のゲームシステムが特徴です。
実際にプレイしていただかないと魅力が伝わり辛いゲームかと思いますので、一度手に取って遊んでいただければ幸いです。
- 【EVOQ!】ワンポイント講座3「エルフの位置取り」
- 2025/5/15 0:35
対戦ボードゲームEVOQ!(イボーク)のワンポイント講座、第3回のテーマは「エルフの位置取り」です。
このゲームを始めるにあたり、エルフを盤上のどこに配置すべきか?というのも悩みどころのひとつだと思います。エルフのポジションを考える上で重要なのは、転送ゲートとの距離です。
(EVOQ!の基本システムと転送ゲートの詳細はこちらをご覧ください→【基礎講座1】)
- 転送ゲートから離れたマス
このゲームの盤上には転送ゲートから2マス以上離れたマスは存在しないので、最寄りの転送ゲートから1マス離れた場所ということになります。
転送ゲートとの間に適度な距離があるため、攻守の両面でバランスの良い位置取りといえます。 - 転送ゲート上
エルフを転送ゲートの真上に置いて塞いでしまう戦術です。
最寄りのゲートまで距離が開くので、守りに適したポジションです。守備目的の場合、中央のマスは適さないので6つの角の転送ゲートに陣取るのが基本となります。エルフが転送ゲート上に乗っているので、いざとなればすぐに反対面の端まで長距離逃亡でき、緊急脱出装置としても機能します。特に機動力を使った攻めに対して有効な防御策になると思います。
その半面、ゲートが遠いため、攻めに転じるには不便なのが欠点です。
全体的にこのゲームは守るより攻めに有利なシステム設計になっているので、最初から積極的にこのポジションをとることはお勧めしません。仮に将棋の穴熊のような籠城戦法をとろうとしても、合体して手駒を増やさないかぎり攻めに回す戦力が足りず、相手に合体で強力な幻獣を量産されたらどのみち太刀打ちできません。 - 転送ゲートの隣のマス
転送ゲートが隣にあるとすぐに瞬間移動できていかにも便利そうですが、実際にはリスクの高いポジショニングになります。
転送ゲート経由でエルフを強襲されやすく、非常に守りにくいのが最大の欠点です。
仮に転送ゲート経由のチェックメイトを防ぐために自駒をゲートに置いてしまうとチェックメイトが外れるまでゲート上の自駒が身動き取れなくなる上に転送ゲートも結局使えなくなるので非常に厄介な状況を招きかねません。
やむを得ずこの位置にエルフを移動させることはあっても、好んでゲートの隣に陣取ることはお勧めしません。
以上、プレイする機会がありましたらご参考にしてください。