EVOQ!
ファンタジーの世界観をモチーフにした対戦型ボードゲーム、EVOQ!(イボーク)の販売・試遊を行います。
運の要素を一切含まない、チェスや将棋のようなゲームです。
モンスター召喚や魔法といったファンタジー要素をベースに、転送装置でモンスターが合体するなどSF映画風のギミックを加味した独特のゲームシステムが特徴です。
実際にプレイしていただかないと魅力が伝わり辛いゲームかと思いますので、一度手に取って遊んでいただければ幸いです。
- 【EVOQ!】ワンポイント講座4「チェックメイトのコツ」
- 2025/5/15 22:53
対戦ボードゲームEVOQ!(イボーク)のワンポイント講座、第4回のテーマは「チェックメイトのコツ」です。EVOQ!ならではのチェックメイトの方法に絞って説明したいと思います。
1)合駒を無効化する寄せ方
「合駒(あいごま)」とは、相手の駒の攻撃ルート上に自駒を置いて壁を作り、相手からのチェックメイトを回避すること、もしくはその自駒のことです(将棋の用語です)。
自分がチェックメイトを仕掛ける側の場合、相手に合駒をさせないコツを知っていると便利です。
この例図の場合、自駒のユニコーン(馬)でチェックメイトをかけるのに、AとBどちらがベターでしょうか?
答えはAです。
Aの場合、複数のルートでエルフへのリーチが効いているので、合駒では防ぐことができません。逃げ場も無いのでこの時点で詰み、白の勝ちです。
Bの場合はエルフへの攻撃ルートが一本しかないので合駒で防がれてしまいます。
前者のような複数ルートでの駒の効き方は将棋やチェスには存在せず、このゲーム独特のシチュエーションです。一見地味ですが、とても役に立つので使いこなしたいテクニックです。
2)補助魔法によるチェックメイト
エルフ以外の駒を攻撃してチェックメイトを行うことも可能です。
このゲームでは攻撃して捕らえた駒が補助魔法の発動アイテムになるため、入手した魔法の効果でチェックメイトの状態を発生させるわけです。
図で説明します。
例図のケースでは、AとBどちらの手が良いでしょうか?
答えはBです。
Aのマスへユニコーン(馬)を寄せても相手のエルフに逃げられてしまいますが、Bのセイレーン(鳥)を攻撃して捕らえれば補助魔法フライ(羽の無いキャラの移動力1アップ)が手に入ります。すると次のターンで馬のリーチがエルフに届き、相手のエルフは2体の馬から逃げられないため、この1手(鳥捕獲)で詰みとなります。
将棋やチェスには無い、このゲームならではのテクニカルな詰み方です。
EVOQ!に同梱されている「詰めEVOQ!」にも補助魔法が絡んだ詰め問題を収録していますので、手に取っていただける機会があればお試しください。