Gold Grain
新着ブログ このブースのブログ一覧へ
-
-
- 次世代のトランプ
- こんにちは!アクセスありがとうございます。Gold Grain (土 L-55)です。 「神経衰弱の嫌なところを直してみる」をテーマに「ZOO MEMORY」を作りました。カードの構成をつくて行くうちに、想像以上に美しいものができたのでブログにしてみました。 次世代のトランプとなりえるポテンシャルがあると思っています。 このブログは長めです。「課題と改善案」「課題へのアプローチと結果」「次世代トランプの根拠」以上の3項目からなります。 「課題と改善案」まず初めに神経衰弱の嫌なところをですが●序盤のテンポの悪さ、1手番で2つしか情報が増えない。●運要素の低さ、まぐれあたりが3/51は低すぎる。 まぐれ当たりも盛り上がりのポイントで必要だと考えてます。●最後に多く取る 残り4枚のとき、覚えてなくても1/3の確率で 4枚取れるのは、モヤモヤする。●記憶力に差があると同じ人が勝つ。 以上の4つに共感できるかたは、とりあえず購入をお勧めします。 改善案ですが●カード一枚あたりの情報量を増やす。●他のカードと比べた時にあたる確率を上げる。●最後に何枚か残り、その枚数が毎回変わる。●記憶以外でもカードを取る要素をつける。 これをもとにカードを設計しました。 「課題へのアプローチと結果」その結果がこちらゲーム1セットあたりカード36枚シンボルの種類が36個一枚あたり3つのシンボル1つのシンボルは3回登場 あるカードを他のカードと比べた時に「1つのシンボルが一致する」もしくは「シンボルが1つも一致しない」となるようにしました。 ●カード一枚あたりの情報量を増やす。⇒1枚に3つシンボルを載せました。当たらなかった場合、情報が6つふえることになりました。●他のカードと比べた時にあたる確率を上げる。⇒約1/6(6/35)で調整しました。1/5、1/7で遊んでみましたが、カードの情報量かシンボルの種類を増やす必要があり、遊び難いです。 ●最後に何枚か残り、その枚数が毎回変わる。⇒1枚あたりの数、登場回数が3つと奇数なので獲得されるとそのシンボルが1つ余ります。例えば図の4枚が残ったとして「ワシ」のペアで獲得したら2まい余りますが、ウサギ、キツネなら余りは0になります。 なので余り方で、ランダム性がうまれ毎回違う枚数が残るようになりました。 ●記憶以外でもカードを取る要素をつける。⇒カードを一致したときに2枚抜けるので早い者勝ち解答システムをつかい手番の人と回答者が1枚ずつ獲得する方式を採用しました。覚えれなくても速さに専念するという選択がとれます。 解答のタイミングをカードがめくらる前でもよくしました。これにより「クイズで少ししか問題文が読まれていないのに正解できてスゲー」感が気軽に味わえるようになりました。 以上が「神経衰弱の嫌なところを直してみる」に対する僕なりのアプローチです。 ここまで気に入った方は5/17にL-55ブースでお会いしましょう。 「次世代トランプの根拠」ここからが次世代のトランプとなりえるポテンシャルの話です。 まず古くからあり、現在もなお愛され続けてる遊具が2つありますよね。トランプとサイコロのことです。 トランプと「ZOO MEMORY」を比べると共通点があります。 トランプは1枚あたりスートと数の2つの情報があります。トランプは54枚です。なので1セットあたり108の情報を扱う遊具です。 「ZOO MEMORY」は全36枚で1枚あたり3つ情報。トランプと同じ108の情報を扱う遊具と言えます。 108という数は様々な宗教で神秘的な扱いがされています。言語化できない相性の良さがあるからだと思います。 サイコロと比べるとサイコロのある目が出る確率は1/6です。「ZOO MEMORY」が一致する確率も約1/6です。 サイコロも1/4、1/8が作れるのに1/6がもっとも流通しているのはそれが一番面白いからだと思います。 このように「ZOO MEMORY」のような「36枚、36種類、3個表示、3回登場」のセットはトランプとサイコロの良い所を兼ね備えているので次世代のトランプとなりえると思っています。 もしこのゲームが面白くなければ僕のルール作りが下手なだけでカードの構成はわるくないです。 あとがきにも書きましたがもっといい遊び方があると思っています。 ババ抜き、SETのルールで遊んでみましたが面白かったです。 なのでゲーム作る人にも購入して頂きたいと思います。 ここまで読んで頂きありがとうございます。次回があれば、ドブルを超えたについて書きたいと思います。
- 2025/5/14 20:56
- Gold Grain
-