Bench Work Tatenui @Yurumee00
木工の世界で活動を続けている「Bench Work Tatneui」が 木からインスピレーションを受けボードゲームの制作を始めました。 デジタル化が進み、あらゆるものが効率よく整えられていく時代。 その中で、予定通りには進まない時間や、人と向き合う中で生まれる“揺らぎ”に、あらためて価値を見出したいと考えました。 一作目は、日本の木工技術「組手」をモチーフにした対戦型ボードゲームです。 状況は常に変化し、思い通りには進みません。 その中で、何を選び、どう受け止め、どのように次の一手を紡ぐのか。 ゲームの中の体験を通して、“想定外に向き合う感覚”そのものを楽しんでいただけます。 同じ空間を共有し、同じ時間を過ごすこと。その中で生まれる思考と対話を感じてほしいです。 まだ完成途上の作品ですが、だからこそ立ち上がりの瞬間を、共に感じていただければ幸いです。
- <Yurumee> ファーストステージは「カードを集める」だけじゃない|5枚から戦力を編成する
- 2026/9/30 22:28
『Yurumee』は、大きく2つのパートに分かれて進む対戦カードゲームです。
今回は、その最初のパート「1stステージ」について少し詳しくご紹介します。
ファーストステージでやることは、ひと言でいえば、
「後半の戦いに連れていくキャラクターを選ぶこと」。
最初に山札から5枚のキャラクターカードを引きます。
その5枚を見て、
「これは残したい」
「この組み合わせを狙いたい」
「もう少し別のカードを見てみたい」
と考えながら、残すカードと入れ替えるカードを選んでいきます。
この入れ替えを繰り返しながら、自分の戦力を整えていきます。
ただし、好きなキャラクターを何枚でも集められるわけではありません。
キャラクターにはそれぞれコストがあり、決められたコスト上限の中で編成する必要があります。
つまり、
強いカードをたくさん残せばいいわけでもない。
コストの低いカードだけを集めればいいわけでもない。
セカンドステージで、
「誰と誰を組ませるか」
「どんな構造を作りたいか」
「どのキャラクターを生き残らせたいか」
まで考えながら、限られた条件の中で自分の戦力を組み立てていきます。
そしてもうひとつ、このファーストステージには小さな悩ましさがあります。
今あるカードを残すか。
それとも、もっと良いカードが来ることを期待して入れ替えるか。
欲しいカードを追いかけすぎると、手元にあった良い組み合わせを逃してしまうこともあります。
この、
「残すか、入れ替えるか」
という判断を繰り返すことで、毎回少しずつ違った戦力ができあがります。
ボードゲームのメカニクスとしては、「選択的リドロー」と呼ばれる仕組みに近いものです。
そこにコスト制限が加わることで、ファーストステージは単なるカード集めではなく、
「限られた条件の中で、後半の戦い方を組み立てる」
ための編成フェーズになっています。
ファーストステージで選んだカードが、
セカンドステージでどう組み合わさり、
どう戦うことになるのか。
次回は、『Yurumee』の中心となるセカンドステージ、
「戦いながら組む」仕組みについてご紹介します。
『Yurumee』
2人用|15~45分|5,000円(税込)
ゲームマーケット2026秋[両日/E-39]
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