さるすべり @100daysCrimson
≪日本≫をゲームの世界観・テーマに据えて制作しています。創るのも遊ぶのも、しっかり&じっくりの中~重量級が好みです。沈思黙考を楽しめるゲームを同類のみなさまにお届けします。
- 【色里】プレイ人数によるプレイ感の違い
- 2025/5/15 19:29
ゲムマ、いよいよ開幕ですね。さるすべりもなんとか間に合いました。
早い段階から準備万端で宣伝に注力できているサークルさん、本当にすごいです。
今日はゲームの機構的な話を。
【色里】は1~5人対応のゲームですが、プレイ感は人数により異なります。
一般的にはインタラクション(プレイヤーの相互作用)は人数に比例して大きくなります。
【色里】では、2~3人でのプレイの際にインタラクションが弱まり過ぎないよう、主に2つの工夫を施しました。
1つは初期盤面。これは他のゲームでもそう珍しくない仕組みかと思います。
「人数によって店ボードの数を減らす」というもので、端的に言えば、ネットワーク形成の出発点や資源の獲得先を減らし、インタラクションを底上げしました。
もう1つは太夫の固有効果です。
5人の太夫にはそれぞれユニークな効果があります(詳細は説明書参照)。
その太夫効果の中に「プレイヤーが少ないと場に与える影響がない(あるいは弱い)ものを含める」というものです。
こちらも端的に言えば、ネットワーク形成の終着点や身請けすべき太夫の選択肢を減らすことで、インタラクションを底上げしました。
太夫の固有効果の方はソロ(1人)プレイでもしっかり機能し、「そこ行きたいけどここ行きたい」が出現しやすくなっているかと思います。
人数を変えてプレイすることで、その「味の違い」もぜひご堪能いただければ。
腕力が物を言う1・2人戦から魔法が乱れ飛ぶ5人戦まで、きっとお好みの味が見つかると思います。
魔法(即応性・奇跡・逆転・まぎれ・運)、腕力(計画性・順当・緻密・積み上げ・経験)くらいに解釈してください。