EVOQ! @StudioEVOQ
ファンタジーの世界観をモチーフにした対戦型ボードゲーム、EVOQ!(イボーク)の販売・試遊を行います。
運の要素を一切含まない、チェスや将棋のようなゲームです。
モンスター召喚や魔法といったファンタジー要素をベースに、転送装置でモンスターが合体するなどSF映画風のギミックを加味した独特のゲームシステムが特徴です。
実際にプレイしていただかないと魅力が伝わり辛いゲームかと思いますので、一度手に取って遊んでいただければ幸いです。
- 【基礎講座4+】EVOQ!のゲームメカニクス【続・禁則事項編】
- 2025/5/6 17:32
ボードゲーム EVOQ!の反復無効ルール(リバート)について補足の解説です(単なる書き忘れです…すみません)。
反復無効ルール(リバート)の詳細はこちらの講義をご参照ください(【基礎講座4】)。
反復行為(repetition)の定義
このゲームでは、全ての駒の配置と行動が以前の手番と全く同じになることを「反復行為」と定義しています。
これは言い換えると、直近の手番の行動前の駒の配置と行動後の駒の配置が以前の手番でのそれと完全に一致しているということになります。
リバートの行使権
反復行為をしたときに相手から「リバート」と告げられたら反復行為をしないように差し手を変更しなければなりませんが、そのときに魔法を使用してリバートを回避することも一応可能です。反復行為の一致判定には両者の捕虜と魔法も含まれるので、魔法を使用すれば(種類は問わず、たとえ実効性のない用法であっても)駒の状態が不一致になり反復行為の成立を回避できます。
その場合、引き続き反復が繰り返されたとしてもリバートの行使権は自分に移るので(反復行為の発生が相手の手番になるので)逆に相手にリバートを要求することが可能になります。
とはいっても、そもそも反復行為が発生するのはあくまでレアケースなので、実戦で役立てる機会はあまりない知識かもしれません。あるとすれば、無防備なエルフがペガサスなどに追い立てられる場合ぐらいでしょうか。