COLON ARC

ボードゲームの開発と製作 COLON ARCです。

ゲームマーケット2015春から個人事業として始めてます。



1年に4-5タイトルほどゲームを出しています。これからも続けていきたいですね。

日本人の作者による新作ゲームや同人ボドゲの旧作のリメイク+ブラッシュアップをしたのち、出版というのもやってます。

他にボドゲ創作についての相談、持ち込みも受け付けてます。

よろしくお願いします。





弊社より海外で出た弊社製品一覧



・花見小路(EmperorS4(台湾)、KOSMOS(ドイツなど)、IELLO(フランスなど)、Asmodee USA(アメリカなど)など15カ国以上)

・ヒトトイロ(Happy Baobab(勧告)、EmperorS4(台湾)、Jordan Draper Games(アメリカ))

・みんなでホメロー(Jordan Draper Games(アメリカ))

・トゥーアンリミテッド(Amigo(アメリカ))





他、公開できない状態のがいくつかあります。

シンデレラマジック ~デザイナーズノートと限定販売「追加カード」
2018/4/19 11:47
ブログ

シンデレラマジックは、COLON ARCがゲームマーケット2018春に出す新作カードゲームです。

そして、初めての共作となります。(私自身初めての共作でもあります)



そのデザインの経緯を、作者であるぺけちゃん、そして私、田邉のデザイナーズノートを公開します。

ぺけちゃんのラフ画も掲載します。



最後に、追加カードのお知らせもあるよっ!



 








シンデレラマジック デザーナーズノート



By ぺけ



いえーい!イラスト件ゲームデザイン担当のぺけです☆

シンデレラのマジックの話をしろと振られたのです!が!

なにもおもろいこと言えないので、ごめんなさい!







うちは月1回しかテスプ会に参加していないので3つぐらい案を持って行って、『良い』『悪い』『がんばれ!』など評価をもらってまた作り直してゲーム化する、ようにして作ってます。いつも。



シンデレラマジックは、「(口で)うそをつかなくてもいいブラフ&セットコレクション」を目指して作りました。

私は、いまいちパッとしないものができたなぁという評価でしたがコロンアークのたなやんと、サザンクロスゲームズのN2さんが「これいけるんちゃうか」と言ってくれたのが最初のきっかけでした。



でも、やっぱり私は「100部売れないんじゃないか」というもにゅもにゅがあったのでとりあえず寝かせる候補にしました。



寝かせてる間に、たなやんがちょいちょいといじってくれて「それやめてw」とか「なるほどそうきたか」とか思いながら今のシステム(主に、カードに特殊効果がついてる&ガラスの靴が点数)が出来上がったのです。







イラストはシンデレラテーマのせいか、いつも通りの「女子受け万歳!」になりました。

これを仕上げたときあたりに、「オ●●●算」とかいう、素敵絵のゲームを見てしまって、「あーもうこんな絵じゃだめだー」と落ち込んだのも絵師あるあるです。



でもゲーム自体は難しくないし、なんか、二人でゲームって作れるんだなぁとびっくりしました。

原案:ぺけ デベロップ:たなやん みたいなものでしょうか?私がデベロッパーに文句言うていいのかとか悩みましたが。

イラストも可愛く仕上がった感じがありますし、面倒なデザインは全部たなやんがやってくれるし。←ひどい。

まぁ大変なこともありましたけど「そこをかけよ!!」ってかんじですね!すみませんね!



以上です!!ぺけでした☆



 



 








シンデレラマジック デザイナーズ(ディベロップ)ノート



By 田邉顕一



田邉です。おはようございます。

千里の道も一歩から。雨だれ石を穿つ(微妙)、石の上にも3年(これ違う)

シンデレラマジックのデザイナーズノートです。







▼このゲームをもっと作り込みたい!



私が、「このゲームのここがいい!」と思ったのは、「全員で1つのものを作る」時のブラフ、という点です。

「何言ってるの! わかりにくい!」



具体的に例を出した方がいいですね… そう、例えば「髑髏と薔薇(スカル)」です。

あのゲームは、タイルを全員で出して、その総数を当てます。

シンデレラマジックは、全員が1枚ずつ出していくカードが全種類揃っているかどうかを当てます。実はこういったゲームはあまりなく、このアイデアが素晴らしいな、っていうのが第一印象でした。



様々なテストを繰り返し、うまくいかなかった、そんなふとした極寒の朝、プロトタイプの中で、「複数ラウンド中、1-2ラウンドは面白い回がある」というところに気付いた時に、カードをぐっと減らす案が出てきました。

そこでふとよぎる、日本特有と言われた「ミニマイズされたカードゲーム」です。

という訳で、特殊能力を付けよう! という流れになりました。



シンデレラマジックは、「裏向きにカードを出していくゲーム」なので、そこがポイントとして、収束性や盛り上がりを加味して、選択、変更、合成を繰り返していきます。

思いついた1日でざっとここまで進めて、週末の自宅ゲーム会、そして別の日にあったテストプレイ会で試してみると、結構いい手ごたえがありました。



 



▼『共作』であることは『一人ではない』ということ



で、これをあーだーこーだ、ぺけちゃんに話したところ、進め方で問題が出ました。

というのは、私が変更を入れすぎて、原形がほとんどなくなっていたことに加えて、その話を全部ぶっとばして、テストプレイがよかったよ、っていうのがぺけちゃんには、「元デザイナー」無しでどんどん勝手に進められていて、そして、「納得できないまま」進んでしまっていて、「それがいい」と言われても納得ができない、という話になりました。(電話でお叱りを受けました… ごめんね。ほんと)

加えて、ぺけちゃんの環境でのテストプレイで、(この時点で私が理解できない)懸念が出ていました。それも拍車をかけていたのもあります。

そして、この時点で年明けして入稿期限が迫ります。



友人の協力もあって、ようやく理解できたこともあって、入稿前の最後のテストプレイ会で、案を4-5つほど作って試します。結果、1案が最終形にたどり着きます。懸念されたプレイ人数でも楽しめることが確認できた時が、一番ホッとしました。







 



▼共作ということ



共作という形がこれでいいのかは分かりませんが、良い点、悪い点、すべきこと、なすべきことがたくさん分かったのも、共作による勉強できました。



 それよりも何よりも、1人で作るよりも、よりよいゲームになりやすいのかな。と思いました。それぞれの弱点を補い合えるし、良い点も出せました。

 何よりも、1人のアイデアよりも2人のアイデアの方が、出てくる量が違うし、それぞれ別の視点を持っているため、それぞれ、まったく別の提案ができることでした。



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ここまで読んで頂き、ありがとうございます。

最後にシンデレラマジックの追加カードについて、お知らせです。







これらは3種類のカードからなり、プレイ用のカードが2種類、得点用のカードが1種類です。

1つ目はゲーム中万能カードである「F:魔法使い」のアンチテーゼ、「W:ウィッチ」(右端)です。

基本的に悪さしかしません。



もう1つは「くまねずみ」のカードを差し替えることになります。ゲームの展開がそれなりに大きく変わるため、バリエーションを体験したい場合に入れるカードですね。(真ん中)



最後に得点用カードは、6人以上で遊ぶ場合に「物足りない」「もう1ラウンド欲しい」と思った人向けのカードです。5人以下で遊ぶ場合に入れちゃうと、間延びするのでお勧めしません! でも7人で遊ぶ場合なんかには重宝しそうです。(左端)



シンデレラマジックは、ゲームをほとんど遊んだことが無い人も、特殊能力(カードにテキスト)があるにも関わらず、ほとんど説明しなくても遊べるゲームです。

その割に、軽い簡単なゲームに収まらない、カードゲームに仕上がっていると思います。



イベント限定で200円で販売しますが、なんと今予約すると無料でついてきます!







ぱっとお試しで遊ぶこともできるので、是非体験して頂きたいです。や、ほんとに。