符亀 @Hu_games
ゲームマーケット2017秋より参加させていただいております、符亀と申します。
拙作「マジカルカナグル」「愛羅武粋逸」「ロングロングマホウ」「超超長城」「ツミカブリ」「リーサルチェックメイト」「インヴァージョン」「アマロン」「バックハンダー」「皇継の書状」「サイクリアン」「シリアリアン」「バーグリアン」「レイリアン」「フォッシリアン」「エンジェリアン」「ジェントリアン」「オビタリアン」については、ゲーム一覧ページをご覧ください。
- 【HuΣeR氏への】ケツァリアン アート制作記1 ケツァルコアトル【当て書き】
- 2026/9/23 21:00
皆様こんばんは、符亀です。
今回の新作「ケツァリアン」のアートについて、ゲムマブログでまとめていきます。
第0回の資料集めを終え、いよいよアートそのものに関して書いていきましょう。
第1回となる今回は、カードの裏面やキービジュアルに使われている翼を持つヘビ、ケツァコアトルについてです。
・テーマ決め
まず、そもそも本作のテーマをどうやって決めたのかを振り返ります。
本作は、2025年の11月、「七並べのゲームを作る」のを目的に作り始められました。そのコンセプトの理由については、書ける範囲で後日書くかもしれませんが、今回は省略します。
そのプロトタイプを作っている中で、12月3日、後に本作のテーマ曲を担当いただくHuΣeRさんがKONAMIを退職される旨が発表されました。
【ご報告】
— 濵田有共 / HuΣeR (@aliyfriend) December 3, 2025
この度、10年間務めたゲーム会社を退職し、フリーランスとして独立いたしました。
隔たりを超え、自分の挑戦したい領域へチャレンジしてみたいと思ったからです。
大好きなコンテンツを大切な仲間達と築けたのは、本当にかけがえのない時間でした。
本当に有難うございました! pic.twitter.com/6jLta7X79A
これを見て、私は思った訳です。
ひょっとして、HuΣeRさんに曲書いてもらえるのでは?と。
そう思い、HuΣeRさんに曲を書いてもらうならどういうテーマがいいか考えました。
氏のキャリア初期に西洋の怪物系の曲がいくつかあるから、これ系にしてもらおうか。なら西洋系はご自身がシリーズとして作りたいかもしれないから、それ以外の国にするか。西洋以外の怪物や動物系の神を探そう。和風だと話が変わるから日本以外がいいな。Wikipediaでローラーするか。ああそういえばケツァルコアトルもそれ系か。アステカ神話ってどんな神話体系だったっけ。おお5つの世界があるのか。ちょうど4ー6個のマークを使いたかったからちょうど良さそうだ。これにしよう。
よし、じゃあケツァルコアトルが出てくるゲームにして、それの曲を書いてもらおう。
そんな流れで、本作のテーマはアステカ神話に決まりました。
これで断られてたらどうするつもりだったんですか???
・下書き
では、ケツァルコアトルを描いていきましょう。
本作におけるケツァルコアトルは、5つの世界を股にかけ、プレイヤーを助けてくれるような存在です。(詳しくはゲームページをご覧ください。)
なので、翼部分に5つの世界の色を載せ、これらを統括するような存在に見えるようにしたいと思いました。
また、カードの裏面に描くので、やや縦長のレイアウトに収める必要もあります。
さらに、ゲームタイトルをカード裏面の下側に載せるので、できればタイトルロゴへの視線誘導も果たしてほしいです。
なので、
・顔は左下か右下を向き、
・ヘビらしく体をうねらせ、
・5色の羽を翼に持つ
ようにデザインしました。
その初稿がこちらです。
うん、まあ一旦落ち着きましょうや皆さん。
あくまで初稿ですからね。なんかカラフルすぎてよくわからんとか翼なのかも不明とかオレンジの皮みたいとかそういうのは止めましょうや。
......よし、ではこいつを修正していきましょう。
・翼の試行錯誤
翼っぽく、かつアステカ神話っぽくするにはどうしたらいいか、試行錯誤を重ねました。
第2案 今見ると悪くないが、5色に塗り分けにくく、立体感がありすぎる
ケツァルコアトル神の羽飾りを参考に、同心円状の根本部分と、細い羽部分に分けるのがいいのではと考えました。
それを意識した第3案 なんだか「手」すぎる
試行錯誤を重ね、根本はもっと小さくして、羽部分を大きくするのが良さそうだとなりました。
第4案 だいぶ今の形に近づいてきている
ここでSui Worksのサニィ氏にご意見をうかがい、「クジャクを参考にしてはどうか」というコメントをもらいました。
それを参考に情報量を調整し、また羽全てをカラフルにすると目が痛くなるので、アステカ神話でよく使われている円状の装飾を入れてみました。
第5案 なんか良い感じになってきた
・完成版
そこから模様の下半分を白くしてみたりやっぱナシとしたり細部の調整をしたりで、完成品がこちらです。
コントラストをつけるため、地の色を他作品の黒より濃くしています
よく見ると、しれっと模様の色の順番が変わっています。
これは、各色がアステカ神話における世界の滅ぶ順番に対応しているのに、3番と4番を逆にしていたためです。この方が赤色と茶色が隣り合わず、見た目も綺麗ですね。
いやあ入稿前にこのミスに気づけてよかったです。見た目が良くなるだけでなく、設定上もこの順番じゃないとオカシイですからね
あ、ところで私は今回フォアシュピール2026秋東京に協賛してまして。
「ケツァリアン」をはじめとするいろんなゲームが遊べちゃう、今週土曜日に開催予定のイベントなんですが、そこに協賛してバナー広告を出してるんですね。
順番ミスって入稿してるー!!!!!!!!!!!!
そんな訳で、フォアシュピール東京会場では是非ウチのブースにお越しいただき、「入稿ミスったやつ遊びに来ました」と煽っていただければと思います。
「ケツァリアン」にご興味を持たれた方は、ゲームページ、予約ページなどご覧いただけますと幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
