a_boost games

新感覚ワードゲーム「おえあんあ?(これなんだ?)」や、世界隠匿ゲーム「2つの霧」等を制作しているゲームサークルです。

これまで頒布したゲーム一覧
●2024年秋…ソウルメイト×協力ゲーム「放課後★ヨンタクラブ」
●2023年春…エキセントリックBABAゲーム「オオバケコバケ」
●2022年春…トリックテイキング×大富豪「トリテ富豪」
●2021年春…世界隠匿ゲーム「2つの霧」拡張版
●2020年秋…ブレイン・プレイスメントゲーム「SUSHI BENTO(スシベントー)」
●2019年春…世界隠匿ゲーム「2つの霧」
●2018年秋…10カウント・ハンティングゲーム「君が撃て 俺が葬る」
●2017年秋・2018年春…新感覚ワードゲーム「おえあんあ?(これなんだ?)」

数字で見る『透明の法則』 ~20回のテストプレイから分かる、このゲームのかたち~
2026/9/5 9:06
ブログ

 

『透明の法則』は、ゲームマーケット2026秋の新作ゲームです。

透明化の能力を駆使して逃げる「怪盗・透明人間」と、その痕跡を追う「警察」に分かれて遊ぶ、非対称の対人ゲームとなっています。

今回は、この『透明の法則』にまつわる、いろいろな数字から、その魅力をご紹介してみたいと思います。

 

■新作「透明の法則」
ゲーム紹介ページ:https://gamemarket.jp/game/188719
予約フォーム:https://forms.gle/XNc4V93Qm42qhgYt8
・2026年10月17日のみ出展
・2人用(2陣営)
・2,500円
・ゲムマ限定頒布(8月22日時点で、通販の予定はありません)
・限定50個(シリアルナンバー付)


■制作期間:約1年6カ月

『透明の法則』の制作を始めたのは、2025年4月です。そこから現在まで、ルールやカード、ゲームバランスなどを調整しながら制作を続けてきました。

もちろん、最初から今の形だったわけではありません。ゲームのテーマを考え、ルールを作り、テストプレイを繰り返す。

そのたびに、「ここはもっと分かりやすくしたほうがいい」「このルールだと一方が強すぎる」といった発見があり、その都度調整を繰り返してきました。

約1年6カ月は長いようにも短いようにも感じますが、その間に少しずつ『透明の法則』の形ができあがっていきました。

■警察65%:怪盗35%

現在、直近20回のテストプレイでは、それぞれの勝率は、警察65%・怪盗35%となっています。ゲーム数に置き換えると、警察が13勝、怪盗が7勝という結果です。

実は『透明の法則』では、完全な50%:50%を目指しているわけではありません。

警察は、透明人間の居場所を推理して追い詰める側。一方の怪盗は、透明化の能力を駆使しながら警察の捜査をかいくぐる側です。

このゲームでは、警察側が「透明人間の居場所を断定する」という難しい推理に挑戦することになります。そのため、警察側がやや勝ちやすくなるように調整しています。

とはいえ、怪盗も35%。3回に1回程度は勝利できる計算です。警察が追い詰めるゲーム展開もありますが、最後まで怪盗が逃げ切る可能性も残されています。

■運50:戦略50

ボードゲームでよく話題になるのが、「このゲームは運ゲーなのか、実力ゲーなのか?」という問題です。

『透明の法則』では、制作段階からこのバランスを意識しています。目指しているのは、運:50、戦略:50くらいのバランスを目指しています。

つまり、運だけで勝敗が決まるゲームにはしたくない。しかし、すべてを実力だけで決めてしまうゲームにもしたくない。

ダイスによって予想外の展開が生まれながらも、プレイヤーの判断によって、その状況を有利に変えることができる。そんなゲームに仕上げています。

透明人間からすれば、「どこを通れば警察に読まれにくいか」「今はこっそり動くべきか、それとも大胆に動くべきか」を考える。

警察なら、「この痕跡から、どこにいるのか」「今の情報をどう組み合わせれば、居場所を絞り込めるのか」を考える。

運によって状況が動き、戦略によってその状況を利用する。そのバランスを目指して制作しました。

■平均プレイ時間:約20分

『透明の法則』のプレイ時間は、説明書などでは15~30分としています。

直近20回のテストプレイでは、実際の平均は20分前後でした。これはゲーム説明などを除いた、純粋なプレイ時間です。

「もう1回遊んでみよう」と思えるくらいの時間に収まることも、『透明の法則』では大切にしています。

1回目は、ルールを理解しながら。2回目は、相手の動きを意識しながら。3回目には、「さっきとは違う作戦を試してみよう」と、

少しずつゲームへの理解が深まっていくたびに、選ぶ戦略や方針も増えていき、変わっていく。そんなふうに、短い時間でも繰り返し遊ぶことで新しい発見が生まれるゲームを目指しています。

■カード36枚+コマ6つ+ダイス2つ

そして最後は、ゲームを構成するモノの数です。『透明の法則』の主なコンポーネントは、カード36枚+コマ6つ+ダイス2つ。

数字だけを見ると、とてもシンプルです。いまどきの大型のボードや大量のカード、複雑なトークンが並ぶゲームではありません。

しかし、このシンプルさも『透明の法則』の特徴のひとつです。

コンポーネントを増やして情報量を増やすのではなく、「見えない透明人間を、どう推理するか」というゲームそのものに集中できるようにしています。

必要なものをシンプルにまとめ、その分、プレイヤーの頭の中で情報を組み合わせてもらう。少ないコンポーネントの中に、それぞれの思惑が詰まっています。