Bench Work Tatenui

木工の世界で活動を続けている「Bench Work Tatneui」が 木からインスピレーションを受けボードゲームの制作を始めました。 デジタル化が進み、あらゆるものが効率よく整えられていく時代。 その中で、予定通りには進まない時間や、人と向き合う中で生まれる“揺らぎ”に、あらためて価値を見出したいと考えました。 一作目は、日本の木工技術「組手」をモチーフにした対戦型ボードゲームです。 状況は常に変化し、思い通りには進みません。 その中で、何を選び、どう受け止め、どのように次の一手を紡ぐのか。 ゲームの中の体験を通して、“想定外に向き合う感覚”そのものを楽しんでいただけます。 同じ空間を共有し、同じ時間を過ごすこと。その中で生まれる思考と対話を、このゲームに託しました。 まだ完成途上の作品ですが、だからこそ立ち上がりの瞬間を、共に感じていただければ幸いです。

解体だけでは勝てない。『Yurumee』の勝敗条件について // 両日 P42
2026/5/11 15:12
ブログ

木工技術「組手」をキャラクター化した2ラウンド対戦ゲーム
『Yurumee』

 

両日P42ブースにて出展です


修行で技を集め、選手権で相手の組み上がった技を緩ませ、外し、解体して勝利を競うゲーム


そんな「Yurumee」の勝利条件について解説します!

 

勝利条件は、次の3つです。

 

①相手の作業台上のキャラクターをすべて解体したら勝利

②どちらの作業台にもキャラクターが残っている場合は、作業台上に残ったキャラクターのBP合計が多い方が勝利

③BPが同点の場合は、作業台上に残っているキャラクター数が多い方が勝利

 

こうしてみると、最初の条件はかなりシンプルです。

相手を全て解体できれば勝ち。とても分かりやすいです。

 

でも、「Yurumee」の勝敗で本当に特徴的なのは、その先にある

BP(ビューティーポイント)

です。

 

なぜ”美しさ”が勝敗に関わるのか。

 

それは、このゲームのモチーフである「組手」が、ただ材料同士をつなげばいい技術ではないからです。

 

組手は、必要な強さを持ちながら、納まりがよく、美しくあることにも価値があります。
ただ頑丈ならいいわけでもなく、ただ派手ならいいわけでもない。
その場所にふさわしく、無理なく、美しくおさまること。
そこまで含めて、組手の面白さがあります。

 

「Yurumee」にある2つのパラメーター、
SP(ストレングスポイント)BP(ビューティーポイント) は、
まさにその感覚をゲームに持ち込んだものです。

 

強度がなければ、そもそも長く使えない。
これは大前提です。
でも、その上で、長く使えるものの中に“美しさ”があるなら、そこにはさらに価値が生まれます。

 

この考え方を反映しているからこそ、
「Yurumee」では勝敗判定においてBPの比重を比較的重くしています。

 

つまりこのゲームは、
ただ相手を崩していくだけのゲームではありません。

 

どれだけ解体できるか。
どれだけ残せるか。
そして、どれだけ美しく組み上がった状態を保てるか。
そのせめぎ合いの中で勝敗が決まります。

 

最後の条件である
「同点なら、より多くのキャラクターを残している方が勝ち」
というルールも、そこにつながっています。

 

美しさは大事。
でも対戦ゲームである以上、
自分の組手をどれだけ最後まで残せるか
というのもまた、大事な力です。

 

しかも、この勝負はプレイヤー同士の駆け引きだけでは終わりません。

 

「Yurumee」には、少し強めに設定された気象ハプニングがあります。
お互いの緩め合いや解体だけでなく、思いがけない気象イベントが試合を揺らし、
「ここで来るか!」という展開を生み出します。

 

やり込んだ人同士でも、
初めて遊ぶ人が混ざっても、
勝敗の行方がひとつに定まりきらない面白さがあるのは、この要素の大きな魅力です。

 

ただ解体すればいいわけではない。
美しさだけ守っていても勝てない。
そのあいだで揺れながら戦うのが、「Yurumee」の勝負です。

 

少しでも気になった方は、ぜひチェックしてみてください。

 

“ただ解体するだけではない勝負”が気になった方は、ぜひブースで触ってみてください。

 

Yurumee」は 両日/P-42のブースです!

 

 

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