SCHEMERS

『The Four Deuces』の特殊能力に関する考察 1
2026/4/19 20:33
ブログ

こんにちは。今回の東京ゲームマーケット(土曜日・W-02)に『The Four Deuces』で出展するSCHEMERSのGeonilです。
今回は、このゲームを制作する中で考えていたことのひとつである、キャラクターの特殊能力についてお話ししたいと思います。

私は2人用トリックテイキングゲームを作るにあたり、2人のプレイヤーの目的を異なるものにすることについて考えてきました。『Phantom of the Opera』や『Jekyll vs Hyde』、『Faust vs Mephisto』などは、目的が異なる代表的な例です。

しかし、そのような試みが常にうまく機能するとは限りません。そもそも非対称性を考案すること自体が難しいですし、本当に非対称性はゲームの「目的」に置くべきなのか、という疑問もありました。

実際のところ、1対1のゲームではテーマへの没入感を高めるために対立する2人のキャラクターを登場させることが多いですが、その目的自体はほとんどの場合同じです。何かを奪い合う、あるいは勝ち取るという構造であり、違いはあくまで性格やスタイルにとどまることが多いのです。

そこで今回はアプローチを変え、実在する2人の人物をモチーフにしつつ、それぞれの性格やスタイルに合わせて異なる特殊能力を与えることにしました。

 

アル・カポネは非常に有名ですが、「バグズ」・モランについては馴染みのない方も多いかもしれません。
彼はアル・カポネにとって最初期のライバルであり、最終的には敗れて早くに姿を消したギャングでした。

カポネのような緻密さも、多角的な事業展開も、さらにはショーマンシップも持ち合わせていませんでした。
あくまで典型的な密造酒ビジネスの担い手であり、無法者だったのです。

そのため、彼のキャラクター性を決めるのは難しくありませんでした。
誰が見ても「強力」でありながら、どこか「直線的」で分かりやすい能力がふさわしいと考えました。

そこで、相手の残りのサイコロと自分の残りのサイコロを1つずつ入れ替える能力を与えました。

 

 

しかし、アル・カポネの能力については、より多くの検討と数々の変更を重ねてきました。
その点については、また次回ご紹介したいと思います。

 

ルールブック:https://gamemarket.jp/game/187776

予約:https://forms.gle/YQWT5GQ21a1mt3fr9

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