EVOQ!

ファンタジーの世界観をモチーフにした対戦型ボードゲーム、EVOQ!(イボーク)の販売・試遊を行います。 運の要素を一切含まない、チェスや将棋のようなゲームです。
モンスター召喚や魔法といったファンタジー要素をベースに、転送装置でモンスターが合体するなどSF映画風のギミックを加味した独特のゲームシステムが特徴です。
実際にプレイしていただかないと魅力が伝わり辛いゲームかと思いますので、一度手に取って遊んでいただければ幸いです。

【EVOQ!】ステップアップ講座2「上達のコツ2(魔法習得編)」
2025/6/1 23:05
ブログ

ボードゲームEVOQ!(イボーク)のステップアップ講座、今回は前回ご紹介した変則ルール「魔法習得モード」について、少し掘り下げて解説させていただきたいと思います。
(前回の内容はこちらをご参照ください→【ステップアップ講座1】

対戦時間とプレイヤースキルの関係性

最初にこのゲームを手に取ってから何度かプレイを重ねていると、 このゲームの対戦時間は両プレイヤーの経験値によって大きく変化します。

両者に実力差があると所要時間が短くなるのは当然として、両者の実力が伯仲している場合はゲームに慣れてくるに従って対戦が長時間になり、さらに慣れてくるとお互いに詰みの局面を的確に読めるようになるので所要時間が再び短くなるという傾向があります(テストプレイなどからの経験則です)。

その後はまた実力の向上に比例してゲームが長時間化してくるのだと思いますが、前述の初期の長時間化は互いの決定力不足による膠着状態が原因なので、実力の向上という面ではあまり良い傾向とはいえません。とはいえ、どちらかが実力で勝利条件を達成するまで終わらないというのがこの手のゲームの不文律なので、避けては通れない壁といえます。

そしてその壁を効率良く乗り越えるための鍵となるのが、補助魔法のスキルです。

特に補助魔法が絡んだ詰みの形はこのゲーム独特の要素なので、詰みのチャンスを的確に読みとるにはプレイ経験による慣れがある程度必要です。

さらに、お互いに捕虜の駒を抱え込んだまま膠着してゲームが長時間化してしまうといったケースも、根本的には補助魔法の扱い方が原因と考えられます。自分だけが魔法を使える状態であれば良いのですが、双方ともに補助魔法が使える状態だと「相手の魔法に対抗する切り札を取っておきたい」という心理が働いて必要以上に魔法を温存してしまい、お互い少ない手駒だけで攻めようにも攻めあぐねてしまうといったことが初心者のうちは起こりがちです。

「魔法習得モード」のすすめ

もし、ある程度ゲームに慣れてきたけど終盤うまく詰めきれず、最近ゲームが長時間化しがちだと感じたら、前回ご紹介した「魔法練習モード」での対戦もお試しください。

お互いいつでも補助魔法が使える状態でゲームがスタートするので、補助魔法を使うノウハウだけでなく、相手の補助魔法に備えた駒の位置取りや対処法などのスキルも自然に蓄積していけると思います。

通常の対戦では滅多に使える機会が無いドラゴンの魔法を試したりするのも面白いと思います。

少し目先を変えた対戦を楽しみつつ、もう一段先へのレベルアップにもつなげていただければと思います。

【ご購入はこちら】
ボドゲーマ