アクサンシルコンフレックス

中学時代からの幼なじみ2名でスタートした創作団体。プロジェクトごとにチームを組む形式で活動し、結成から3年のうちに制作したゲームは10作品に迫る。和をテーマにした本格派ゲーム(「詠天記」「大江戸地引網」「つらつら椿」等)からパーティ向けのバカゲー(「フサフサクセス」「オモゾンクライム」等)まで守備範囲は幅広い。
2023年春のゲムマからいわゆるマダミス、マーダーミステリーのジャンルに挑戦。

【詠天記 Blog No.05】手番でやること①「ベッティング(コインの賭け)」前編
2019/4/14 0:23
ブログ

 



 



詠天記」での手番で行う2つのアクション「ベッティング(コインの賭け)」「占術」について詳しく解説します!



 



 



 



***ベッティング***



 



詠天記」において、ゲームの勝利条件とは「ゲーム終了時点(※)で、最も多くの勝利点を持っている」ことです。



 



これから訪れる天候を読みつつ、より多くの勝利点を獲得していくのがゲームの目的になります。



 



ゲーム終了条件:「晴」「曇」「雨」「雷」の4種類各4枚、全16枚ある天候カードのうち、4枚目の「晴」が出たら、そのラウンドの終了をもってゲーム終了し、精算する



 



 



 



では、その勝利点を稼ぐにはどうしたらいいのか



 



答えは、コインのベッティングです。



 



 



詠天記」におけるベッティングとは



 



・配分フェーズの自分の手番で



・プレイヤーボード上の任意のコインを任意の枚数



・「備蓄エリア」から「生産エリア」に移動させる



 



ことを意味します。



 



 







 



 



ここで、独自の用語がいくつか出てきたので、解説しますと・・・



 



 



・配分フェーズ: 占術マーカーの配置とコインのベッティングをする(フェーズの詳細はブログNo.04をご覧ください)



http://gamemarket.jp/blog/eitenki-blog04/



・「備蓄エリア」「生産エリア」:    プレイヤーボードの下側にある、コインを置くスペース



 



 



つまり、来たる天気の予測に基づいて、自分はこれだけの資源を生産活動に回しますよ(賭けますよ)、という宣言をプレイヤーボード上に表現する行為がベッティングです。



 



流れとしては、ベッティングと、後述する「占術マーカー」の位置を決めた状態で自分の手番を終了し、他のプレイヤーの配分フェーズが終わるのを待ちます。



そして「天候カードオープン」を迎えることで、答え合わせ、という風になります。



 



 



 



具体的にはどうなるの?



 



さて、実際のプレイでどうなるのか、少し例を見てみましょう。



 



各プレイヤーはゲーム開始時、「銅」コイン5枚をもってスタートします。



これを元手に、ベッティングによってコインの価値を上げていき、最終的には勝利点を目指します



 



では、ゲーム開始直後の1ラウンド目、1番手という想定で、さっそくベッティングを行ってみます。



 



 







 



さっそく、「銅」コイン5枚すべてを「生産エリア」にベッティングしてみました。



 



1ラウンド目なので、このラウンドでめくられる天気が何なのかはわかりません。



 



また、まだ他に推理材料もないので、どの天気が出るかは単純に1/4の確率で決まります。



 







 



 



手番では、ベッティングに加え、もうひとつやることがあります。



巫女による占術 = 「占術マーカーの位置を決めること」です。



 



 



ベッティングをするかどうかは任意なので、毎回絶対にやらなければいけないわけではありません。



賭けるつもりがなければ「コインを備蓄エリアから動かさない」という風に、何もしないのもアリです。



 



しかし、「占術マーカー」は必ず6つの選択肢のうちどこかに置かれていなければなりません。



(「占術マーカー」については、詳しくはこの記事の後半編「占術」の記事で説明します)



 



とりあえず今回ラウンドは「晴」が出るのでは?と予測し、「天候占術」の「」マスに占術マーカーを置いてみました。



天候占術」マスは、もし天気を的中できれば、「銅」コインが新たに3枚もらえるという効果があります。



 







 



さて、「占術」「ベッティング」の2つが済み、手番にやることは終わりましたので、自分の手番終了を宣言します。



次のプレイヤーの配分フェーズに移り、同様の手番を行います。



 



 



今回は相手プレイヤー(仮称:佐藤さん)が1人いるとしてみます。



佐藤さんはこのように配分フェーズを行い、手番終了を宣言しました。



 







 



なるほど、占術マーカーの位置をみると、佐藤さんは天候占術の「」を予想したようです。



もしその通り「雨」なら、天候占術の効果により(※)、佐藤さんは「銅」コイン3枚を獲得できます。



 



※この追加のコイン3枚は、ベッティングした「銅」コイン5枚によって増えたものではなく、プレイヤーボード上側の占術「天候占術」の的中ボーナスによるものです



 



 



しかし、天候効果の表によれば、「雨」は出ると生産エリアに賭けたコインのランクが1段階下がってしまうマイナス系の天候カードです。本来なら「おいしくない」天気のはず。



 



「雨」が出ると思っているはずなのに、なぜコインをわざわざ5枚すべて賭けたのか?



 



答えを言いますと、これは佐藤さんによる一種のリスクヘッジです。



 



実は、「銅」コインは天候のダメージを受けてもそれ以上ランクは下がらないし、枚数も減らないので、今回の場合は、もし「雨」でもダメージはありません。



なので、佐藤さんはどれだけコインを賭けても、「雨」だろうが「雷」だろうが失うものはないのです。



逆に、実際に出る天気が「晴」「曇」だった場合、賭けていないと損になってしまいます。



 



つまり、



 



・なんとなく『雨』がくるんじゃないかと感じてはいるから、天候占術は『雨』予想にして的中ボーナスのコインを狙っておく



・けど、今は失うものもないのでとりあえず全コインを賭けておき、『晴』『曇』だった場合も天候効果によるコインのランクアップでおいしい思いをしよう



 



というのが佐藤さんの心理として表れているわけです。



 



このように、占術とコインのベッティングはあくまで別々に設定できるため、より多くの利益を狙ってひとつの天気予想へ一点賭けしてもいいし、天候占術とベッティングの天気予想を別々のものとして設定し、利益確保のチャンスを最大化することもできます



 



 



 



全員の配分フェーズが終わったので、「天候カードオープン」に移ります。



 



このラウンドの天候カードを、1番手のプレイヤーがめくります。



ゲーム中もっともドキドキする瞬間です。



 



 



さあ、次の天気は何か!?



 







 



 







 



 



やりました!「」が出ました!



 



天候カードオープン」が終わったので、ゲーム進行は「処理フェーズ」へと移ります。



処理フェーズ」は、判明した天気に基づいて、「占術」や「ベッティング」の効果処理をおこなっていくフェーズです。



 



このように処理していきます。



 







 



まず、1番手である自分のベッティング処理からです。



「銅」コイン5枚を全て「生産エリア」に賭けていたわけですが、これらはどうなるのかというと、「生産エリア」に書かれた「天候効果」の表に基づいて処理が行われます。



 







 



これを見ると、「」が出た場合は「生産エリア」に賭けられたコインの財宝ランクが1upすると表記されています。



 



 



財宝ランクとは、コインのランクのことです。



 



ここでコインと勝利点について説明したうえで、実際にベッティング処理をしていきたいのですが・・・



 



 



 



記事が長くなってしまうため、後半編に続きます!