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ウォゲームハンドブック2016『バルジの戦い』

¥2,500

ゲーム概要

  • 恒例のウォーゲームハンドブック2016年版の登場となります!
  • 付録ゲームはWW2の「バルジの戦い」です。
  • 海外ゲーム雑誌に掲載されたゲームで、初心者から中級者向きの作品です。
プレイ人数 2人 プレイ時間120〜360分
対象年齢10歳〜 価格2,500円
発売時期2016春 予約 不可
ゲームデザインタイ・ボンバ イラスト・DTP

ゲーム詳細

今年も登場! 2016年度版のウォーゲームハンドブックには第二次世界大戦中に起こった中でも有名な戦場でもある、「バルジの戦い」がテーマの付録ゲームがついています。

ウォーゲームハンドブックといえば、シミュレーション・ウォーゲームを始めてみたい……と思っている初心者の人から、中級者までをターゲットにしたプレイアビリティ(=ゲームのし易さ)の良い作品を収録する作品です。

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今回の「バルジの戦い」は、いつもよりもマップは大きめで、こりゃ難しいのでは!? と思っているかもしれませんが、実はそうではないんです。ここでは、この作品の魅力をお伝えします。

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今回の作品ですが、オリジナルは海外の作品でして『World at War』というゲーム付きの雑誌に掲載されたものです。原版でも記述されていますが、プレイのし易さを考慮して、ヘクス(=六角形のマス目)が少し大きめに作られています。なので、実際に必要な大きさよりも大きめにマップが作られているのです。

なーんだ、安心、安心。

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ゲーム中に使うコマの数は画像の四角い駒になります。白い星マークが入った丸い駒も使いますが、マーカーと行ってゲーム中に町をどちらのプレイヤーが持っているかを示すために使います。なので、ゲーム中に使わなくても良い駒です。赤や青、緑の丸い駒はオマケ。他のウォーゲームで目印として使うための汎用駒です。

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アメリカとイギリスを担当する連合軍プレイヤーは緑色と赤色の四角い駒を使用します。ゲームで管理するのは35個ですね。対するドイツ軍は黒と灰色の四角い駒41個。飛行機の印の駒は連合軍プレヤーが使いますが他の陸上ユニットとは違う使い方をしドラム缶にXマークの入った駒は両陣営で使用する駒です。

歴史をゲームに再現しているのがウォーゲームですが、「バルジの戦いは」一般的なウォーゲームのルールやフォーマットに近い作りなのです。「作戦級」というスケールで一つの戦場をゲームに再現しているのですが、このゲームのルールを覚えれば他の同じスケールのゲームをスムースにプレイできるようになっています。

なので発売されたばかりの作品であっても、作戦級を知っている人がいれば誰でもすぐに教えることができる作品であることや、「バルジの戦い」をテーマにした作品にしてはとてもコンパクトに纏められており、ルールも簡単に理解できるようになっているから初心者に適した作品と言えるのです。

また本作品はゲームをプレイするために覚えておかなくてはならない情報量もとても少なくなっています。ゲームを進める手番はもとよりマップや駒に記載されている数値に関しても、他のゲームに比べて格段に情報量が少なくなっていながら、「バルジの戦い」をゲーム中に疑似体験できるようになっているのです。

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ゲームに勝利するための目的も明確です。ドイツ軍がゲーム中に上記の灰色の六角形のマスからドイツ機甲部隊(=黒色の駒)を外に出したらドイツ軍のサドンデス勝利です。前進、前進。ひたすら突破を目指して前進です。

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突破の目的が達しなかった場合は、ゲーム終了時にドイツ軍が占領している町の得点合計が12点以上ならばドイツ軍お勝利です。基本的に街の点数は1点なのですが、画像上記の「バストーニュ」は3点、2つ上の画像にある「ナミュール」は4点となっています。

突破を目指すか、点数を取りに行くかで勝負は別れます。前半は数と戦力にもの言わせて前進するドイツ軍ですが、ゲーム終盤になれば連合軍は徐々に援軍が盤上に到着します。なので有利にゲームを進めることになるでしょう。

そういう駆引きを楽しめるのがウォーゲームの醍醐味です。

2016年5月5日(木)の「ゲームマーケット2016春」の会場では、試遊卓にてこの作品がプレイすることができます。一度ウォーゲームにチャレンジしたいという方は1300時以降にスタッフに声をかけていただければお相手できます。時間のかかるゲームではありますが、最初の3ターンほどプレイすればゲームの様子を掴むことは可能でしょう。それより早くでもルールを読みながらプレイすることはご自由ですし、内容の確認はブースに足を伸ばしていただければ可能です。

ぜひご覧ください。