按理具庵

蜂蜂はさみ将棋(BeeWaspBee)改定2版

¥0

コマ数と取り方が相異なる非対称型はさみ将棋

ゲーム概要

  • スズメバチに対抗する二ホンミツバチの熱殺蜂球(ねっさつほうきゅう)攻撃をイメージして考案
  • ミツバチ(Bee)は挟んで取り、スズメバチ(Wasp)は斜め1マス移動で取る
  • Bee突撃や女王蜂など拡張ルールが多彩で奥深い新世代はさみ将棋
プレイ人数 2人 プレイ時間10〜30分
対象年齢10歳〜 価格0円
発売時期2023春 予約 不可
ゲームデザインフェスカ・つじむら イラスト・DTPフェスカ・つじむら

ゲーム詳細

2022秋の作品の一部ルールを改定した第2版です。2023春向けに準備してあったのですが、新作に掛かりきりで忘れてました。遅ればせながら公開します。


解説:

改定の内容は2件です。

1.移動制限ルールの緩和
 初版では「Beeの連続移動およびWaspの攻撃後の移動は禁止」で、もし実行してしまえばルール違反で直ちに反則負けでした。
 しかしながら実際の対戦で特にBee側で連続移動することを前提とした移動の手を指してしまいがちでした。連続移動禁止ルールは、進んでは戻す消極的な指し手を防止することを目的としていましたので、厳密に禁止制限するべきことでもなかったようで、罰則(ペナルティ)を科すことで許容するよう変更することにしました。すなわち、「連続移動したコマは盤上から取り除かれる」とし、直ちに反則負けとならないよう緩和しました。
 このルール改定により「威嚇移動」という概念が生まれ、それにより指し手の幅が広がり、より奥深い思考ゲームになります。割と単純な改変内容なのですが、ゲーム戦略を本質的に変えてしまう重要な変更であるため、改定第2版としています。

2.女王蜂コマのルールを簡略化
 初版の2マス移動のルールが複雑過ぎでした。1マス移動か産卵かの2択にして単純化しました。実際の女王蜂の行動に寄り添った移動ルールとして考えたのですが、所詮はゲームですから分りやすさを重視して単純明快なルールを作成すべきでした。これは凝り性による失敗の例です。
 


ルール:

 


PDF:

蜂蜂はさみ将棋(BeeWaspBee)改定2版


棋譜サンプル:


変更来歴:

2023.05.30 「新作に掛かりきりで忘れてましました。」→「新作に掛かりきりで忘れてました。」よくある修正ミスです。最初は「忘れてしまいました。」と書いて、くどい文なので「忘れてました。」と修正しようとして文字削除しきれていなかったというミスです。

ゲーム体験

スタンダード, アブストラクト,