UNDERDOG GAMES @UDGms
韓国から「たったプロ」「アクアガーデン」「メイキングBL」など、いろんなボードゲームを出版しています。 システム、アートワーク、テーマ。 完璧なトライアングルを成すボードゲームを厳選しています。 今年はこちらのオリジナル作品でご挨拶します。
- 【ゲムマ2026秋】『神鬼女高』のレビュー
- 2026/9/29 22:16

👩🏻かくれんぼ、人か鬼か
私は私立探偵。
ある日の午後、人生のありふれた平穏な一日に思えたその日、いつものように一件の依頼が舞い込んできた。

「女子生徒たちが謎の失踪を遂げた」
私は迷うことなくその仕事を引き受けた。
行方不明者の捜索は私の得意だから。
集められる限りの情報と手がかりをかき集め、彼女たちの足取りを一つずつ追っていった。
そしてついに……彼女たちを見つけ出した。

だが、出会った瞬間、何かがおかしいという直感が働いた。彼女たちを助けようとすればするほど、決して近づいてはならない何かの奥深くへと足を踏み入れているような気がしたのだ。
まるで前へ進む一歩一歩が、自らを暗闇の深淵へと引きずり込んでいるかのように。
一度足を踏み入れれば……二度と抜け出せなくなるかもしれない深淵へ。

💬 個人的な感想
『神鬼女高』は、ブラフと推理が融合したパーティーゲームです。
プレイヤーは失踪した女子生徒たちを捜索する探偵役を務めます。
しかし、ようやく見つけ出した生徒たちを見ると、普通に見える子もいれば、どこか様子がおかしい子もいて、そして中には……見た目こそ人間でも、実際には人間ではない存在が紛れているかもしれません。
私たちの役割は、質問と回答、観察、そして判断を通じて、誰が本物の生徒で、誰が生徒の姿を装って潜んでいる存在なのかを突き止め、この恐ろしい夜から誰を救出するかを決めることです。
テーマを聞くだけでもワクワクしてきませんか?

しかし、物語がいかに恐ろしげに聞こえても、実際にプレイしてみると予想以上に大きな笑いに包まれるパーティーゲームへと変わります。
では、このゲームはどのようにプレイするのでしょうか?
ゲームプレイのパートを見ていきましょう。

🎲 おおまかな遊び方
ゲームは、カードを「得点カード」「生徒&鬼カード」「探偵用の食べ物カード」の3つの山に分けることから始まります。
生徒&鬼カードの枚数は「プレイヤー数+1」枚を使用します。
例えば5人で遊ぶ場合、生徒カード6枚、鬼カード6枚を使用します。
生徒側のプレイヤーには各自2枚ずつカードが配られ、残りはテーブル中央に置かれます。
探偵は質問に使用する食べ物カードを7枚受け取ります。
各ラウンドで探偵は食べ物カードを使い、「この人はこの食べ物を食べられますか?」と生徒たちに問いかけます。
自分のカードには食べられない食べ物が示されていて、全員が真実を答えなければなりません。
しかし問題は……鬼も質問に答えることができるという点です。
そのため、生徒も鬼も自分が生徒であると探偵に信じ込ませるために、ブラフや嘘を交えて立ち回る必要があります。

質問が一通り終わると、推理フェーズに入ります。
探偵は誰を救出するかを選択しなければなりません。
全員正しく選ぶことができれば、探偵と救出された生徒が得点を獲得します。
しかし、誤って鬼を1体でも救出してしまうと、探偵はそのラウンドで得点を得られず、代わりに鬼が得点を獲得します。
その後、役割を交代して新しいラウンドを開始し、全員が一度ずつ探偵を担当するまで繰り返します。最終的に最も多くの得点を獲得したプレイヤーの勝利となります! 🏆

🤔 プレイ後の感想
このゲームは韓国ドラマから飛び出してきたかのような恐ろしい女子生徒失踪事件をテーマにしていますが、実際に遊んでみると……まさにキョンシー映画(『霊幻道士』)のようなノリ!
まぎれもないコメディ映画そのものです😂
プレイしているうちに、ゲームが終わる頃には声が枯れるほど大笑いして、お腹が痛くなるくらいでした。
ゲーム自体はとても簡単に遊べます。
ルールの面で少し混乱しやすい部分があるかもしれませんが、実際にプレイしてみるとすぐに馴染んで理解できます。
各自に役割が与えられますが、どのプレイヤーも自分なりのやり方で得点を狙う工夫ができます。
特に探偵役は、誰が本物の鬼なのかを注意深く観察・分析する必要があります。
ただ、一つ言えるのは……口のうまい鬼に出くわしたらもう終わりです😂
メンタルを強く持っていないと、鬼の巧みな話術にまんまと騙され、鬼側にたっぷりと得点を奪われてしまいます。

どれほど笑えるゲーム展開になったとしても、このゲームの真の核は、選択肢を一つずつ絞り込んで失踪した生徒を見つけ出す本格的な推理です。
本当に愉快で、たくさんの笑いを生み出してくれる素晴らしいゲームです。
🎨 アートワークとコンポーネント
アートワークに関しては、テーマにとてもマッチしたデザインになっています。

まるで日本のホラー映画や韓国ドラマを見ているかのような雰囲気を醸し出しています。
コンポーネント面ではカードがメインとなっていますが、プレイヤー同士のインタラクションや対話が中心のゲームデザインであるため、内容物が多すぎないのは個人的にはまったく問題ありませんでした。
カード自体も一般的なカードゲームの基準に沿ってしっかりと作られており、扱いやすく情報も分かりやすいです。
しかし、何よりも一番気に入ったのはゲームのテーマ性でした。
ホラー映画やホラードラマが好きな方なら、このゲームを本棚に置いておくだけでもかなりお洒落で雰囲気が出ると思いますよ👻

Admin: Por.Pla
Photo by: Admin SoYu
