anonymous anonymousgm2505
2024年に活動を開始したゲームデザインユニットです。ゲームマーケット2025年春に初作品「のびのびダックス」【Nobinobi Dachshund】を出展。2025年秋は第二作「カメラロールの片隅に。」を出展します!
- 「カメラロールの片隅に。」制作のきっかけ
- 2025/11/22 20:25
ゲムマ2025秋の新作「カメラロールの片隅に。」は、
スマホの写真を手札にして思い出を語り合うゲームです。
お題に合った写真を発掘していくことで
忘れていた思い出がよみがえってくるのが特徴です。
ふだんゲームをやらない人も楽しめて、
飲み会や同窓会などが盛り上がるかと思います。
今回はこのゲームが生まれたきっかけを
企画者のmimuraからお話しできればと思います。

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よく人生の目的は思い出づくりだ!とか
最後まで残るものは思い出だ、とか言いますが、
私も40歳を過ぎてから
昔を振り返る機会が多くなってきました。
で、ふと思ったのが、
新しい思い出を作るのもいいんだけど、
作った思い出を忘れちゃってないか??ということ。
記憶力の低下はもちろんなんですが、
スマホで大量に写真を撮るようになってから
カメラロールはぐちゃぐちゃにあふれてしまって、
でも、たまにAIがリコメンしてくれる物の中には
そういえばこんなのあったな!と驚くものもあって。

(撮りすぎて混沌としてしまったカメラロール)
そんなふうに、思い出と出会い直す機会というか、
じぶんの記憶をコンテンツにして遊ぶ機会があれば
人生はもっと豊かになるんじゃないかなと、
強く思ってしまったのでした。
(記憶ってある意味サステナブルな素材ですし)
そうしてできたのが
「思い出を思い出すゲーム」というコンセプト。
未来のことや新しいことばかりが
偉いとされがちな世の中ですが、
忘れていた過去や
過去の新しい意味と出会い直すことだって、
新しい出会いだと私は思ってるんですよね。
という、
完全に個人的な欲望でつくってしまった商品なので
世の中にどれだけ刺さるのかは全く分かりませんが、
この話に共感する奇特な方がいらっしゃいましたら
ぜひとも手に取ってみてください。
プレイし終えた後、
人生はなんて思い出にあふれてるんだろう、
としみじみ思うかもしれません。
大袈裟かもですが、私は思いました!
