ビーラインドプロジェクト

「その袋、緊張の重さならどのくらい?」

重さの感覚とコミュニケーションで遊ぶ4人用協力型ボードゲーム「グラマ」を開発する一般社団法人ビーラインドプロジェクトです!

重さや音、会話、触り心地、リズム、掛け声などをテーマにした「視覚障害のある人もない人も一緒に楽しめる『#見ても見なくても見えなくても楽しめる』ボードゲーム」を開発しています!

▪️グラマの概要
・ボードゲーム「グラマ」は、重さの感覚とコミュニケーションで遊ぶ4人用協力型ボードゲームです。
・初めは違う重さの袋を持った4人のプレイヤーが、「スーパーマーケットにあるものの重さ」「学校にあるものの重さ」「緊張の重さ」「爽快感の重さ」などのテーマに従って重さを表現しながら、全員の袋の重さを一致させ、一斉に天秤乗せた時に釣り合うことを目指します。
・ボードゲーム「グラマ」は、視覚障害のある人もない人も一緒に楽しむことができる、「#見ても見なくても見えなくても楽しめる」ボードゲームです。

🌟第1回Board Game Japanカップ入賞
🌟2022年度グッドデザイン・ニューホープ賞 入選

【予約受付中!】重さで遊ぶボードゲーム「グラマ」の遊び方を解説!
2025/5/1 17:29
ブログ

その袋、「緊張の重さ」ならどのくらい?

 

初めまして!

重さの表現とコミュニケーションで楽しむボードゲーム「グラマ」を開発する、一般社団法人ビーラインドプロジェクトです。

 

 

 

ボードゲーム「グラマ」は、重さの感覚とコミュニケーションで遊ぶ4人用協力型ボードゲームです。


初めは違う重さの袋を持った4人のプレイヤーが、「スーパーマーケットにあるものの重さ」「学校にあるものの重さ」「緊張の重さ」「爽快感の重さ」などのテーマに従って重さを表現しながら、全員の袋の重さを一致させ、一斉に天秤乗せた時に釣り合うことを目指します。
 

ボードゲーム「グラマ」は、視覚障害のある人もない人も一緒に楽しむことができる、「#見ても見なくても見えなくても楽しめる」ボードゲームです。

 

 

本記事では、グラマの遊び方を解説します!

 

遊び方 〜基本ルール〜
 

グラマには、基本ルール発展ルールの2種類の遊び方があります。
ここでは、まず初めにグラマの基本ルールについて説明します。

(グラマの遊び方について詳しくはこちらのYoutube動画をご覧ください!:https://www.youtube.com/watch?v=EQwLVZiCnDg)

 

STEP1. きんちゃく袋を自分の手元に置きます。

まず、天秤は邪魔にならないように脇によけておいたまま、きんちゃく袋と重りの入った箱を準備してください。

ゲームがスタートしたら、まず、自分が使うきんちゃく袋を選びます。
ばらばらの重さになるように準備した4袋のきんちゃく袋の中から、きんちゃく袋をひとり一つずつ選んで手元に置いてください。この時、自分が使うきんちゃく袋以外の重さが分かってしまわないように、きんちゃく袋をいくつも触らず、最初に触ったきんちゃく袋を手に取ってください。
 

グラマの巾着袋

STEP2. テーマを決め、きんちゃく袋の重さを分かりやすく伝えます。
 

プレイヤーはじゃんけんをして、 1人の勝者を決めます。
じゃんけんで勝者となったプレイヤーは、 「OO にあるもの!」 と宣言し、 まずテーマとなる 「場所」 を決めてください。
例えば 「コンビニにあるもの」 「学校の教室にあるもの」「学校の音楽室にあるもの」 などのように、 身近な場所を思い浮かべてみてください。

テーマとなる場所が決まったら、今場所を宣言したプレイヤーから時計回りに、自分のきんちゃく袋の重さを「〇〇にある□□の重さ!」のように表現していきましょう。
例えば、テーマがコンビニであれば「コンビニにある、肉まん1つ分くらいの重さ」テーマが「この部屋の中にあるもの」であれば「この部屋の中にある、エアコンのリモコンくらいの重さ!」のように、それぞれのプレイヤーの手持ちの袋の重さを、分かりやすく相手に伝えていきましょう。

この時、「肉まん2つ分の重さ」、のように個数で重さを表現してみても面白いかもしれません。
また、重さを表現する以外の人は、「そのあんぱんは、大きなあんぱん?それとも5個入りの小さなあんぱん?」のようにいろいろと質問をしてみると、より相手の袋の重さが想像しやすくなり、ゲームの成功に近づきます。

じゃんけんをしている様子のイラスト

STEP3. 話し合いながら、それぞれのきんちゃく袋の重さを揃えます。
 

全員が自分のきんちゃく袋の重さを伝えたら、全員の袋の重さが同じになるように、袋の中の重りの数や種類を調整していきます。

まずは、4人のプレイヤーの重さの表現の中で、最も想像しやすいものをお題に選びます。例えば、「あんぱん2つ分の重さ」が想像しやすければ、全員の袋の重さが「あんぱん2つ分の重さ」になるように、それぞれのきんちゃく袋に重りを足したり減らしたりしていきます。

この時、重さの基準になったプレイヤーも、自分が表現した重さに本当に近づくように、重りを調節してしまってかまいません。

2人のプレイヤーが、互いの巾着袋の重さを伝えあっている様子のイラスト

STEP4. 袋の重さが揃ったら、きんちゃく袋を天秤のお皿の上に載せます。
 

袋の中の重りを足したり引いたりしてみんなのきんちゃく袋の重さがそろったら、きんちゃく袋の口を紐でしっかりと閉じます。きんちゃく袋の口を閉じたら、きんちゃく袋をみんなで一斉に、組み立てた天秤のそれぞれの天秤のお皿に載せていきます。

このとき、天秤が崩れてしまわないように天秤のお皿を下から支えるようにしましょう。
 

4人のプレイヤーの手がグラマの天秤を支えている様子のイラスト

STEP5. みんなで一斉に天秤から手を離します。
 

きんちゃく袋を天秤に載せ、準備が整ったら、みんなで「せーのっ」の掛け声で、天秤から一斉に手を離してください。
天秤が倒れてしまったら失敗、きんちゃく袋の重さがうまく調整されていて、天秤が釣り合ったら成功です!
 

天秤が釣り合い、成功した様子のイラスト

天秤が崩れ、失敗した様子のイラスト

STEP6. 振り返りをする
 

きんちゃく袋の紐の部分にはそれぞれ違った個数の鈴がついています。自分の袋の鈴の数を確認してから、みんなで袋を好感し、それぞれの重さの感覚の違いを確認してみましょう!

4人のプレイヤーの手がグラマの天秤を支えている様子のイラスト

 

 

遊び方 〜発展ルール〜

グラマでは、さらにゲームを楽しんで頂くために、20枚のテーマカードを用いた「発展編」のルールを用意しています。

グラマの 「発展編」 では、 内容物の 「テーマカード」 を使います。


「発展編」では、上の「ゲームの進行」の2の部分でじゃんけんの勝者となったプレイヤーが 「〇〇にあるもの!」 とテーマを決める代わりに、 じゃんけんの勝者となったプレイヤーは 「テーマカード」 を 1 枚引いてみてください。 そのゲームでは、 「テーマカード」 に書いてあるテーマに沿って、 それぞれのきんちゃく袋の重さを表現していくことになります。


「テーマカード」 の内容は、「緊張の重さ」「宿題の重さ」「嬉しさの度合い」「反省の度合い」 のような表現が難しいものも含まれています。

 

例えばテーマが「緊張の重さ」であれば、自分の袋が軽ければあまり緊張しないようなシチュエーションで、自分の袋が重ければとても緊張するようなシチュエーションで自分の袋の重さを伝えていきます。

自分の袋が重い場合、例えば「ピアノの発表会の出番前くらいの緊張感!」のように工夫しながら重さを表現してみてください。

また、テーマカードの裏面の QR コードを読み取ると、テーマを音声で聞くことができるようになっています。
点字付きのカードも用意しています。

 

グラマのテーマカードのイラスト

 

 

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以下のGoogleフォームにて、予約を受け付けています!
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YouTube

https://www.youtube.com/watch?v=EQwLVZiCnDg