空創Lab

今回は1卓販売+1卓試遊になります。 「王立魔術師養成学院~詠唱研究科~」を中心に展示します。 ゲームマーケット2024秋で好評を博した「魔術師の杖」の新作も多数用意します。 今回、試遊プランは初めての試みですので、気になってたゲームのお試しがしたい方は是非お立ち寄りください。

【ゲムマ2025春 新作開発記】『はらぺこペンギン』ができるまで⑪最終回 ―完成。そして、お披露目の日へ―
2025/4/26 14:01
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すべての印刷物が揃えば、いよいよ“完成”となる。

その到着予定は、以下の通りだった。

● 4/22(火):空箱(DVDトールケース)
● 4/24(木):表紙、プレイシート、日本語マニュアル、英語マニュアル
● 4/25(金):カード
※マーカーは既にあるものを使用する

このスケジュール通りなら、ペンギン大学イベント当日に箱詰め作業をして、
そのまま完成品として持ち込むという、まさに綱渡りの進行。

だが、ちょっと期待していた“嬉しい誤算”が起きた。

4/22(火)――
空箱に加えて、表紙、日本語マニュアル、そして何よりも懸念していたカードが到着。

これは本当に大きかった。
カードは一番到着が遅れる可能性が高かったため、ここで1日分の余裕が生まれた。

一方で、プレイシートと英語版マニュアルは表紙や日本語マニュアルと同じ印刷所に頼んでいたにもかかわらず、なかなか届かない。

最終的に届いたのは――
● 英語版マニュアル:4/24(木)午前
● プレイシート:同日夕方

予定通りの到着だった。

気になる印刷品質については、細かいところを挙げればキリがない。
だが、全体的には十分“出せるレベル”だった。
ホッと胸をなで下ろす。

そこから一気に、箱詰め作業へ。

実はイベント当日の準備はまったく進んでいなかった。
ポップ、説明資料、ブース設営イメージなど、必要なものが山積み。
箱詰めと並行しながら、夜を徹して作業を進める。

深夜、ようやく50セット分が完成。
ペンギン大学のイベントに持ち込むには、十分な数だろう。

こうして――

『はらぺこペンギン』は完成した。

次はいよいよ、イベントでのお披露目。

一時は“出せないかもしれない”とさえ思ったこの作品が、ようやく日の目を見る。

――『はらぺこペンギン』ができるまで・完――


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