米光ゲーム

「はぁって言うゲーム」「あいうえバトル」「国家予算人狼」「言いまちがい人狼」「変顔マッチ」「走れメロスたち」「はっきよいゲーム」「レディーファースト」「想像と言葉」や、「ぷよぷよ」「BAROQUE」「トレジャーハンターG」「キングオブワンズ」などをゲームデザインした米光一成と、優秀なゲームデザイナーズがお届けします。


仲間が増える素晴らしさと 悲しさを体感するゲーム
2023/5/11 13:51
ブログ

『いっしゅんジェスチャーはぁ?』は、仲間をつくる歓びと悲しみのゲームだ。



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仲間が増えるジェスチャーゲーム

ふつーのジェスチャーゲームは当たらない時が地獄。

ひとりで、もう新しい表現も思いつかないジェスチャーを当ててもらえずえんえんとやるハメになる。



『いっしゅんジェスチャーはぁ?』は一瞬の勝負だ。

音声ガイドに従って(だからルール説明の手間がかからない)、回答者は一瞬だけ目を開く。その間しかジェスチャーが見れない。



仲間が増えると……

親は、回答者のうちひとりを指名する。

でも、一瞬しか見てないからまず当たらない。

ハズす。

親が手招きして、ハズした人を呼ぶ。

お題を共有して、ハズした人はジェスチャー側に参加するのだ。

こんどは、ふたりでジェスチャーをする。

一瞬だけ見られる。

ハズしたら、またその人がジェスチャー側に参加。

こんどは三人でジェスチャーだ。

ハズしたら四人で。

その次は五人で。



というふうに、どんどん集団ジェスチャー人数が増えていく。



集団で一瞬のジェスチャー

声を出して相談できず、ちょっとした動作や目配せ、前回のジェスチャーをもとにチームワークを組み上げていく。



うまく集団一瞬ジェスチャーができたときの一体感。

できなくてグズグズになったときの敗北感(「できなかったー」と「わからなーい」の爆笑になる)。

しかも、ダメだこりゃーーーーってなったのに、当たったりする奇跡も起こる。



チームワークの混乱と素晴らしさ

人数が増えすぎて混乱が起こり、よけいにお題から遠ざかったりもする。

人数が多いからこそ表現できて、バッチリわかったりもする。

新しく参加した人の絶妙なジェスチャーで、全員のジェスチャーが美しく形づくられることもある。



チームワークが生み出す混乱と素晴らしさと奇跡を凝縮した「何か」が生み出される瞬間がある。



失敗するたびにチームワークは鍛えられる

『いっしゅんジェスチャーはぁ?』は、「失敗するたびにチームワークは鍛えられるのだ」ということを短い時間のなかで繰り返し体感するゲームだ。

 



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