サイシュピール

合同サークルサイシュピールです。静岡を拠点とする、
スタジオくるくる(@StudioKurukuru)
輪骨舎(@lancelot_szok)
Megaromatic game(@Megalomaniac_G)の3サークルで結成しています。

ヒキダス文明誕生のヒミツ
2023/4/24 1:31
ブログ

こんにちは。



輪骨舎のやまざきおさむです。



今回は、ゲームマーケット2023春で発売する「ヒキダス文明」がなぜ生まれたかについてご紹介します。



 



私は普段、ゲーム制作だけでなく、ボードゲーム会の主催者としても活動しています。



ゲーム会の主催は2016年からで、地元の静岡市でやっています。ツイッターアカウントは輪骨舎と共通です。



つい最近までは、参加者のほとんどが普段からボードゲームで遊んでいる人たちだけのゲーム会を開催していました。



皆さんでゲームを持ち寄り、各自があそびたいゲームをインストし、一日中遊ぶような会です。



 



そして、今年(2023年)に入って、あることがきっかけで開いたゲームかいがあります。



このゲーム会は、参加者皆さんがボードゲームなどやったことの無いような、初心者の方達です。



年齢も幅広く、時間も2時間程度と短めです。



経験者ばかりのゲーム会に慣れた私ですが、このゲーム会はそんな初心者の方達に、本格的なボードゲームを遊んでもらうきっかけになれば、と思いはじめました。



 



規模は最大でも12名程度ですが、主催の私以外には「誰もルールを知る人がいない」ことや、「そもそもボードゲームをやったことないから、理解しづらいことが多い」ことなど、想定を超える運営の難しさに悩まされていました。



ゲーム会の最後には、毎回簡単なアンケートを書いてもらっているのですが、そこでこんな意見をいただきました。



『自己紹介の時間が欲しい』



正直なところ、こんな簡単なことをやっていなかった自分に驚き、悔しくなりました。



普段開いているゲームは、まぁ顔見知りな方が多いのもありますが、名札を見れば名前はわかるし、それよりボードゲームを遊びたい!という気持ちが強すぎて、ろくに自己紹介などしたことなかったのです。



そんなわけで、自己紹介の時間を作ろうと思ったわけですが、ボードゲーマーの性か、ゲーム製作者の性か、「これゲームにしちゃえば良くない?」となったのです。



 



ゲーム内容を見て貰えばわかりますが、「ボブジテン」や「ガムトーク」などがアイデアのベースです。



「ガムトーク」のように、会話のツールとして作っても良かったのですが、せっかくなので勝敗のあるゲームにしたいと考えました。



人狼ゲームのような正体隠匿にしたり、自分だけに与えられたお題を会話の中に混ぜ込むようなものも考えましたが、ここでも浮かび上がるのは、これを遊ぶのは初心者だ、ということでした。



極力簡単な方向に、なるべくルールを無くしていった結果、今の形で落ち着きました。



 



ポイントとして、ゲームの大部分が遊ぶプレイヤーに任されていることです。



テストプレイ時に浮かび上がった問題点として、会話が盛り上がりすぎてプレイ時間が長くなることがありました。



もちろん初対面同士でやれば、盛り上がらないことも想定できます。



その、どちらにも対応できるようなルールを、ヴァリアントも含めて入れました。



最終的なおすすめの紹介も、今までの自己紹介に関係あってもなくても良いようにすることで、なるべく悩み込んでしまうことを減らすようにしました。



また、ポイントを宝石でやり取りすることで、わかりやすさもそうですし、「〇〇さんが良かったです」などと言いながら遊べるような、小さいコミュニケーションのきっかけを作りたいと考えました。



 



あわよくば、誰かと共通の話題を持つことで、その後の別のゲームの時にも会話が生まれれば…。



あわよくば、〇〇好きなら今度〇〇を食べに行きませんか?〇〇の美味しいお店知ってますよ!なんてやり取りが生まれないかな…なんて。



 



僕個人としては、ただただゲームがやりたいだけなんですが、意外とそうじゃない人もいるわけで。



ボードゲーム会を通して、新しいものを見つけて欲しい、そんなきっかけになって欲しいです。



 



ちなみに、よく行くボードゲームカフェの常連さんたちと遊んだ時も、意外な一面が見られなり、マジでおすすめなもの紹介してもらえていっぱいメモしちゃったり。ふつーに1時間以上ひたすら会話が続く場が生まれました。



いやでも自己紹介にそんなに時間かけたら、他のゲームできなくなっちゃうよ!って、変なジレンマに悩まされたりしました。