ななつむ

ボードゲーム制作団体「ななつむ」です。制作作品は三ツ星ショコラティエ、四季折折、ドルフィーファイブ、十六夜小町、ナナイロアジサイ。和ゲームを中心に、「お洒落可愛い、でも悩ましい」ゲームづくりを目指してます。

【フジヤマクリエイト(秋新作)】「ゲームシステムがどのように出来上がったか?」について話してみる。
2021/11/14 10:57
ブログ

今日はフジヤマクリエイトのディベロップメント(ゲームシステムの改善)について少し話してみたいと思います!「ゲームシステムがどのように出来上がったか?」を簡単にまとめてみました。

ななつむのゲーム制作では、「テストプレイとともに色んな要素を足し、あるタイミングでグッと絞り、最後に要素は再度ちょっとだけ加える。」こんな流れが多いです。

フジヤマクリエイトの場合、「六角形タイルを回して役をつくりながら山を完成させる」ことが最初のコンセプトでした。セットコレクションがベースなので、「こんな役を作ったらどうだろうか」というアイデアをもとに要素を増やしていきました。例えば最初はどんな形の山を作っても良かったので、山の形のボーナス点なんかもありましたね。
 

テストプレイを十数回実施したうえで、何を生かす/捨てるかを徹底的に考えました。その中で、ななつむが制作で大事にしていることとして:

  • ルールがシンプルで、プレイヤーに余計なストレスを与えない
  • 世界観にあったユニークなメカニクスが組み込まれている
  • ゲームが終了したら、映える盤面が出来上がる

そんな方向性をもとに、以下の要素をシステムの軸にしました。

  • アクションは四季タイルを置く/渡す、動物コマを置くだけ。役は春・夏・秋・冬の4つのみ
  • 自分が使える手札は、隣からしかもらうことができない
  • 全員が山ボードをもって、決まったマスにタイルを置き、最終的に全員が美しい山を作れる

ここからは、役の点数調整です。最初にあらゆる組合せの期待値計算をし、役の点数やボードの初期配置を設定しました。実際にはプレイヤーは恣意的にタイルを集めるため、期待値とは挙動が異なります。そのため、テストプレイで実際に遊んだ点数結果を見ながら微調整していきました。

  

最後に、外部の方々のフィードバックをもとに、要素を一つだけ増やすことにしました。少しだけ自助努力で勝ちやすくするためのバランス調整です。それが「切札」であり、ゲーム中に1度だけ好きなラウンドでいつでも出せる四季タイルです。最後の味付けですね。

 

こんな形で、フジヤマクリエイトが出来上がったのです。最終的なルールはシンプルでも、その過程は試行錯誤がつまっているのです…!

詳細のルールにご興味をお持ちになったら、ぜひ説明書もご覧下さい!


フジヤマクリエイトは2~5人、20分から遊べる六角形タイル配置 x セットコレクションゲームです。キーワードは「情けは人のためならず」で、思いやりが必要なボードゲーム!?進行はドラフト形式なので人数が増えてもプレイ時間はあまり変わらず、ゲーム会の隙間にも遊べて使い勝手も良いです。ルール理解はシンプルだけど奥深いゲームを探しているあなたにぴったり。ゲムマ特別価格3,000円で販売しています。

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