四等星

インスタント・インスペクター

¥1,000

この中にただ一人、捜査官が紛れ込んでいる!ざわめく闇の組織……だけど、捜査官本人も自分が捜査官だと覚えていなかった!

ゲーム概要

  • メモ帳一人1枚で遊ぶ、カードなどを使わない正体隠匿ゲームです。
  • どうやらみんな最近の記憶が曖昧らしく、自分を捜査官かもと思っている組織の人間までいたりします。
  • 奇妙な暗号らしき数字で行われるかけひきから各自の素性を探り当てましょう!
プレイ人数 4〜5人 プレイ時間10〜20分
対象年齢12歳〜 価格1,000円
発売時期2025春 予約 不可
ゲームデザインmor! イラスト・DTPmor!

ゲーム詳細

このゲームは、私が開発中のコースターボーイと言うコースター1枚で遊べるゲームのアイデアの一つとして、カードを配ったりしない、用紙一枚で完結するゲームとして考案されました。ですが、書き込むべき情報が多いため、コースター片面では遊ぶことができず、独立したメモ帳のゲームとして生まれ変わりました。

各自は何度も役割を入れ替えながら、推理で他のプレイヤーの役割や数字を暴き、13点以上の得点を一番早く得ることを目指します。

自分が選んだ番号で自身の役割が決まりますが、その番号を選んだ人数によっても役割は変化するので、自分で番号を決めたにもかかわらず自分の役割が最後にようやくわかる場合もあります。

番号を選んだあとに、1番から順にその番号を選んだ人たちだけが目を開けて仲間がいるか確認する過程があり、プレイヤーの半分くらいは自分が一人ではない……つまり、インスペクターではないことをこの時に知ります。

組織(だと自分の役割を推測中)の人は捜査官である「インスペクター」を突き止め、インスペクター(だと自分の役割を推測中)の人は組織の構成員たちの選んだ番号や、同じ番号を選んでチームになった連中を暴こうとします。

そのカギとなる情報はたったひとつ、「かけひき」と呼ばれる宣言と共に明かされる番号です。

各プレイヤーは任意で、自分の選んだ番号を全員に明かすことができます。明かした番号を訂正することはできません。ですが、その番号は嘘でも構いません。かけひきで本当の番号を明かしていた場合、正体がバレなければ、それだけで3~4点の得点が得られます。得点は推理の成功などでも得られますが非常に難しいため、最も簡単に13点を稼ぐ方法は、正直に自分の番号を明かしてしまうことです。ですが常にそうしていれば、捜査官に役割を簡単に暴かれ、結局得点は得られません。しかし、同じ数字を選んでいた人たちは「チーム」となります。そしてチームのメンバーの誰かが自分の番号を明かしてさえいれば、チームの全員が得点を得られます。つまり、チームの人たちは仲間が本当の番号を言ってくれればブラフとしてノーリスクで嘘の番号を宣言できます。

さて、このゲームにおける判断材料は、相手の顔色や性格などの人間的情報を除けば、この「かけひき」しかないのです。誰が明かした番号が本当なのか。沈黙を貫き番号を言わない人がいるのはなぜで、それならばその必要があるような番号はいくつなのか。

回を重ねるうちに、お互いの性格や選びがちな番号、態度の差異などが解ってきて、ゲームにいろどりを加えてくれるでしょう。

人狼ゲームで人狼を引いた時の嘘をつかなければならないプレッシャーがちょっと苦手だったので、自分の役割さえ実はわかり切っていない気楽さを加えてみました。

曖昧な霧のなかで、自分が何者で相手は誰なのか、楽しい推理を!

 

 

ゲーム体験

スタンダード, 正体隠匿系, 推理, はったり/ブラフ, バッティング,

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