酔いどれ趣造 @Oh_sakeee
2021春「BRUJAS DEL SABADO ~サバトのマジョたち~」でデビュー。
2022秋「医食同源 ウマウマ点心罪(積み)ホーダイ」発表。
2023春「Trick o' Roof」発表。
2023秋「指輪を落とさないで」発表。
2024春「TAKEトリックの翁」発表。
2025春「ジェネリックテイキング」「トリックハンティング」発表。
2025秋「サイケデリックテイキング」発表。
2026春「最後の更新」発表。
2026秋「Blender's Tricks」発表予定。
噛み応えもありつつ遊びやすいトリテを数多く作ることを目標に活動中。
ブログ一覧
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- 登場する魔女の紹介その④
- 「BRUJAS DEL SABADO ~サバトのマジョたち~」には4人の個性的な魔女が登場します。 彼女たちはそれぞれ異なった理由で世の理に背き、魔女として生きています。 人には恐れられ、救いからは見放されるイバラの道を、彼女たちは自ら望んだのか、あるいは止むに止まれず選ぶしかなかったのか、本当のところは彼女たちにしか分かりません。あるいは、彼女たちにすらもう、分からなくなっているのかもしれません。 ■ラ・ヴォアザン ●フランス(パリ)出身 ●薬調合師。 あらゆる悪党、ご婦人達の良き相談役として裏社会で広く知られている魔女です。 媚薬や毒薬の調合を得意とし、脛に傷持つ者たちからは「三流の調停役」と呼ばれています。 姉が大魔女として知られ、さらに一流の薬師である兄を持ち、彼らに対して積もりに積もったコンプレックスが彼女を兄姉の毒殺に駆り立てますが、相手が相手なので毒殺はいつも成功しません。 欧州各地に顧客を抱え、西に夫との関係に悩めるご婦人あれば薬瓶を持って馬車に乗り、東に恋する乙女あれば毒の材料を持って駆けつける、多忙な日々を送っています。 顧客の中には各国の王室に連なる貴婦人もおり、口止めのために、彼女から要求せずとも多額の謝礼を受け取って裕福な暮らしをしています。 下戸の酒好きな面があって毒酒を調合すると味見せずにはいられず、その翌日は何故か乱雑に切り刻まれた生魚や毒草、薬草が食卓の上に散乱し、真っ青な顔をして片付ける羽目になるのですが酒を止めることが出来ません。 今回の舞台となる村には雨で川が氾濫し、足止めを食ってしまったので仕方なく滞在しています。 サバトへは当然のように自作の毒酒を持参しており、誰彼構わず味見(毒見)をさせています。 「この世のある種の物には毒があって、それは例えば祝福を受けていないという事がそれです。 つまり、ある種の暗闇で生きる魚。それと全く同じなのが何も見ず生きる人々。 王に仕える者達も、レジスタンス達も、真理を知らず、暗闇で生きる魚に過ぎないのです」
- 2020/3/21 21:00
- 酔いどれ趣造
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- 登場する魔女の紹介その③
- 「BRUJAS DEL SABADO ~サバトのマジョたち~」には4人の個性的な魔女が登場します。 彼女たちはそれぞれ異なった理由で世の理に背き、魔女として生きています。 人には恐れられ、救いからは見放されるイバラの道を、彼女たちは自ら望んだのか、あるいは止むに止まれず選ぶしかなかったのか、本当のところは彼女たちにしか分かりません。あるいは、彼女たちにすらもう、分からなくなっているのかもしれません。 【ペス・カンポサント】 ●カスティーリャ地方出身 ●ドイツ文学の研究者。 比較的裕福な家庭で三人姉妹の末っ子として両親から人形の様に愛されて育ちます。 ぱっちりとした大きな目を褒められるのが大好きで、蝶よ花とちやほやされる天真爛漫な少女を幼いながらに演じ、その実は美味しいものを一番もらって、まずい時には一番に逃げるという、最も得をして損をしない生き方を身につけた飄々とした女性です。 大人になっても見た目が幼げなので、幼少時代と同じく上手に世渡りをしています。 常に黒い服を着ていますが服の好みは特に無く、オーストリアの女性詩人インゲボルグ・バッハマン(詩人)に対して喪に服しているようです。 文学研究と称して気に入った詩人の墓を巡り歩き、こっそりと墓あばきまでやってしまう行き過ぎた探求心を理解されず、周りの研究者のみならず多くの人々から魔女と揶揄されています。 ただ、もともと両親にすり寄る大人や、過剰に媚びへつらう同年代の友人を見て育っているため人間そのものにあまり興味が無く、時折つるんでいる魔女すらも心の中で小馬鹿にしています。 気分の良い晩には髑髏のランプを片手にバッハマンではない詩人の墓へ赴き、墓の前でわざわざ彼女の詩集を読むような皮肉屋でもあります。 今回の舞台となる村には、フランスでのフィールドワーク(墓巡り)を一段落させて自宅へ帰る途中で偶然立ち寄りました。 悪魔そのものには興味はありませんが、人を惑わすといわれる悪魔の言葉遣いを知るためにサバトへ参加します。 供物として以前あばいた墓で手に入れた、打ち損じて頭が曲がった錆だらけの釘を用意しています。 ●「淑女でもないし、悪人でもない。何と呼ばれようと、私はただ私という肉の塊なんですよ。 私の魂はそんなものを無視して、己の成すべき事をするだけですよ。」
- 2020/3/21 9:00
- 酔いどれ趣造
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- 登場する魔女の紹介その②
- 「BRUJAS DEL SABADO ~サバトのマジョたち~」には4人の個性的な魔女が登場します。 彼女たちはそれぞれ異なった理由で世の理に背き、魔女として生きています。 人には恐れられ、救いからは見放されるイバラの道を、彼女たちは自ら望んだのか、あるいは止むに止まれず選ぶしかなかったのか、本当のところは彼女たちにしか分かりません。あるいは、彼女たちにすらもう、分からなくなっているのかもしれません。 【ニャルコ・ピラール】 ●カタルーニャ地方出身 ●貧しい農家に生まれ、幼いころから手癖が悪く村で盗みを働いていた為、周囲から嫌われ、疎まれる幼少時代を過ごします。 ある日、嫌味な政治屋のパーティからボガバンテ(巨大な海老)を盗んだ時、海老が牙の生えたカラスに変わり、彼女は世の定めから永遠に外れた者、世の理の破壊者(魔女)となってしまいます。 カネは下から上へ、農村から都市へ、貧民から富裕層へと流れるのが世の常であり、ムラ社会が都合良く回るためのルールでした。 権力を握る者から富を奪うということはこの、狭いムラ社会に関わる全ての者が思い込んでいる暗黙の了解を破る行為であり、あり得ぬ所業でした。 さらに彼女は周りの大人からの「こそ泥としてろくでもない生涯を送る」という見方、半ば宿命のようなレッテルを捨て去り、はぐれ者として生きる道を選びます。 故郷を追われるように飛び出した彼女は、貧しいものがいつまでも貧しく、富める者が肥え続ける世の定めにとって代わる、神の理を求めて彷徨い続けることになります。 満足に衣服も与えられない貧しい家庭で育ち、くすねてきたり拾ったりして靴はいつも片方ずつ違うものしか履けなかったため、足元が2足揃っているとどうにもしっくりきません。魔女として人から忌み嫌われる発端となった「盗み」のシンボルとして、大人になった今でも片方ずつ違う靴を履いています。 海老が変じたカラスは追い払っても追い払ってもそばへ戻ってきてしまい、何をするでもなく彼女を観察しています。 今回の舞台となる村では美味しい豚の腸詰が有名で、彼女は酒場の周りを良くうろついているようです。 サバトへはカラカラに干からびた海老の殻をポケットから引っ張り出して参加しています。 長身で、ぼさぼさの髪が腰よりも下まで伸びています。 世の中や自身を達観した見方で見ており、人当たりも悪くないのですがあまり他者と積極的に関わろうとしません。 「人生は、ひとたび常識から外れたら、もう神の幕屋の外。 巣から離れた鶏は、もう知性の泥の上で眠る事は出来ても、無知の床で惰眠する事は出来ないんですよ」
- 2020/3/20 21:00
- 酔いどれ趣造
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- 登場する魔女の紹介その①
- 「BRUJAS DEL SABADO ~サバトのマジョたち~」には4人の個性的な魔女が登場します。 彼女たちはそれぞれ異なった理由で世の理に背き、魔女として生きています。 人には恐れられ、救いからは見放されるイバラの道を、彼女たちは自ら望んだのか、あるいは止むに止まれず選ぶしかなかったのか、本当のところは彼女たちにしか分かりません。あるいは、彼女たちにすらもう、分からなくなっているのかもしれません。 【ポリリャ・デ・クルパ】 ■ポリリャ・デ・クルパ(罪の蛾) ●ガリシア地方出身 ●若いころサンタ・アンドレス教会に一度も礼拝に行かなかった為、ある日神の恩寵を失ってしまいました。 スペインの都市部を嫌い、文学、政治、言語等すべてにおいて故郷ガリシアのものを愛し、ガリシア地方主義の活動家でもありましたが、突如脱退。 毒舌家であり、痛烈な皮肉が軋轢を生んだとされています。 その一例として「神だって糞をする」という発言がもとで、信心深い仲間と激しい口論をしたこともあったようです。 地方主義活動を捨てて以降ガリシア地方そのものを嫌悪し、ガリシア各地で悪さをする魔女となり、墓場を渡り歩くサンタ・コンパーニャ(亡霊行列)の百人隊長と恐れられる程になります。 さんざんガリシア中を荒らしまわった後ガリシアを離れ、南ヨーロッパ各地で悪事を働くようになり、悪名は欧州全土へと広まっています。 元々頭が良く器用なので、黒魔術だろうと、悪意のあるまじないだろうと、上々にこなす悪党です。 性悪で天邪鬼なところがあり、人のために動くことはありません。 今回の舞台となる村には、悪魔を召喚する村があるという噂を聞きつけて興味本位で立ち寄りました。 サバトへは胡椒病で箱ごと大量死した蚕のミイラを持って参加します。 ジプシーの血が流れており、各地を放浪する現在の生き方を気に入っています。 ●「己自身の本性を全てつかみ取るなんて、そんな恐ろしい事、全く御免ですものね。 そういった事は、精霊だとか、坊主とかに好きなだけやらせておくようにしますわ。」
- 2020/3/20 9:00
- 酔いどれ趣造
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