ランチタイムゲームズ

「宝石がいっぱい!」など作った松元泰右による個人サークルです。


   

ボードゲームにも介護の風を
2018/3/31 15:00
ブログ

 







東京の介護施設デイサービスで働いている松元泰右と申します。



 



現在の場所で働き始めたのが12年前で、何のレクの知識もないまま困っていたところ



海外製のボードゲームに出会いました。



その当時のレクと言えば、かるたや7並べなどで、とても大の大人を相手にゲームと思えず



デパートのおもちゃ売り場に探しに行っても、アニメのキャラクターついたスゴロクだったり



高齢者のための物は皆無でした。



他には麻雀や囲碁、将棋など高度なゲームはありますが、これらはあまりにも覚えることが多く



経験差も出るゲームで限られた人しか遊べないゲームでした…。



 



ところが、海外製のスゴロクをデイサービスに持っていったところ、



利用者さんたちの反応が違うことに気づきました。



「むずかしいねぇ」「なんだかわからない」なんて声もありました。



しかし、そんな言葉とは裏腹に、



これらのボードゲームが利用者さんたちの心を「好奇心」で惹きつけていることを感じました。



 



「どうせ高齢者だから、簡単なカルタかババ抜きでもやればいいだろ」



高齢者の皆さんの側にもこんな「あきらめ」のようなものがあったのかもしれません。



 



ボードゲームを通して分かったことは、扱いづらい言葉ですが、「人の尊厳を守る」ということでした。



要介護の方であっても、わたしたちが日常で使っているデザインセンスの物を提供すること。



これが「信頼」につながるのだと。



そんな思いで12年の時が立ち、やっとスタートラインに立てました。



 







 



今後、「デイサービス農園」から始まって、第2弾、第3弾とボードゲームを作っていきたいと思います。