緑竜ノ巣窟

【キャラ紹介】白亜ノ翼【フェストゥム・マギアドール】
2017/10/30 0:00
ブログ

 















ようこそ、フェストゥム・マギアドールの世界へ。



ワタシはすべてのマギアドールのはじまりであり、辿り着くおわり。



今宵も、キミと契約するマギアドールの紹介をしてあげよう。



七人目はそうさね、慈愛に満ちた瞑目美少女だ。


 







名称:白亜ノ翼



読み:はくあのつばさ



身長:ちいさい



スタイル:おおきい



好きなもの:空、愛



嫌いなもの:地下、怒



解説:

 背中に光の翼を生やすことができ、そこから光の羽根を飛ばして自在に操る遠隔攻撃に特化したマギアドール。

 邪な感情を持った者が彼女の翼に触れると、精神的に浄化されるか、肉体的に灰燼と化す。

 常に目を閉じているが、別に盲目というわけではないらしい。

 彼女が目を開いたときに何が起こるのか、誰も知らない。



カード性能:

 彼女のコアマギアの【コア:翼よ、舞い上がれ】は、アタックに使用するシュートマナを1ターンに1点生み出すことができる能力だ。

 シュートマナはシュートマギア(遠隔攻撃)に使用するマナなので、主に遠距離での戦闘を視野に入れた構成になるだろう。



 おすすめのシュートマギアは「AM-018 フライクーゲル」だろうか。

 このマギアは特殊なレンジをしており、本来レンジの妨げとなるジャマーカードをアタック対象として選べる。ジャマーカードをアタック対象として選んだ場合は、そのマスから改めてアタック対象を選ぶ、という処理を行う。

 ジャマーカードに攻撃を当てて、本来であれば届かない場所まで攻撃を届かせるというイメージだ。





 













 宿の部屋の窓際で、マスターは月を見上げていた。

 長い旅を経て、色々な経験をして、辛いことや不安を思い出して、不意に、夜を照らす丸い月に目を奪われてしまったのだ。

 時刻は深夜を回り、街は静寂に沈んでいる。

 窓を開ける。

 肌を刺す冷たい空気が、部屋の中へと流れ込んできた。



「マスター様?」



 もぞもぞと、ベッドから小柄な少女が顔を覗かせる。

 閉じた瞳に、長い、月の光のような髪の少女。



「眠れないのですか、マスター様」



 心の底から心配する、甘い声。

 彼女はベッドから降り、マスターの傍らに立つ。



「――月を、見ていらしたのですね」



 マスターは肯定を返す。

 その仕草からマスターの想いを感じ取ったのか、彼女は愛おしそうに眉を歪ませる。

 何か言おうとして、口をつぐむ。

 胸の前で手を組んで、改めて、口を開いた。



「不安を、感じておられるのですよね」



 彼女の言葉は、救いを、愛を、勇気をもたらす。



「わたくしのすべては、マスター様のために」



 ですから、前を向いて、夢を――

 マスターの胸の奥に、じわりと、温かい何かが染み渡る。

 夜は冷えているのに、それだけで、何とかなるように思われた。



 













ちなみに、白亜ノ翼には怒りの感情が欠落している。



光の翼で悪意を浄化しているときも、悪党を制裁しているときも。



慈愛の感情しか抱いていない。



ただ、嫉妬はするらしいぞ?