緑竜ノ巣窟

【キャラ紹介】日照ノ雨【フェストゥム・マギアドール】
2017/10/12 0:00
ブログ

 















ようこそ、フェストゥム・マギアドールの世界へ。



ワタシはすべてのマギアドールのはじまりであり、辿り着くおわり。



今宵も、キミと契約するマギアドールの紹介をしてあげよう。



四人目はそうさね、はんなりとした幼妻だ。


 







名称:日照ノ雨



読み:ひでりのあめ



身長:ひくい



スタイル:ちいさい



好きなもの:もふもふしたもの、料理



嫌いなもの:ちくちくしたもの



解説:

 マナの扱いに長けたマギアドール。

 パートナーマギアドールとしての性能面だけ見ると、万能アタッカーというよりかは器用貧乏。

 だが、家事炊事その他の主婦力は群を抜いており、彼女と契約すると必然的に生活習慣が改善する。

 しっかりとしているようで甘えたがりなところもある。

 恥ずかしくても感謝の言葉は口に出すようにしよう。

 そうすれば、末永く至高の癒しを提供してくれることだろう。



カード性能:

 彼女のコアマギアの【コア:うちでもできるやろか】はいわゆる無色のマナをアタック時に生み出すことができる。タイプを持たないマナしか生み出せないため、紅蓮ノ劔の下位互換のコアマギアと言ってしまうこともできる。

 だが、彼女の特筆すべき性能はコアマギアではなく【フェイト:うちの出番どすな】にあるだろう。「あなたの捨札が10枚以上」という使用条件は意識していないと達成は難しいが、フィールド上に3体目のパートナーマギアドールを置くことができるのだ。



 おすすめのマギアは特にない。あえて言うのであれば、特定のタイプのマナを生み出せないからこそ、スラッシュマギアとシュートマギアの両方を臨機応変に使用しやすいというところだろうか。

 マギアではないが、彼女をフェイトマギアドールとして採用した際のおすすめのアクションとして【エクスリスポーン】を挙げておこう。

 なぜおすすめなのかは、是非、プレイして感じ取って欲しい。





 













 少女の悲鳴が木霊する。

 マスターを守っていたパートナーマギアドールが今、相対するマギアドールの放った攻撃によって実体を保てなくなった。

 しばらくすれば回復し、マスターの傍に現れることだろう。

 だが、このフェストゥム・マギアドールの間に復活することは、無理だ。

 下唇を強く噛む。

 はっきり言って、追い詰められていた。

 状況を打破する策がないわけではない。だが、パートナーマギアドールが2体いてこその策だった。



「うちの出番やろか」



 マスターの頭の中に、直接、はんなりとした声が響く。

 マナの充満したこの空間であれば、彼女の力が使えるだろう。

 相手のパートナーマギアドールが肉薄してくる。やるなら、今しかない。

 マスターは、脳内の問いに――肯定を返した。



 晴れているというのに、ぽつり、天から雨の雫が相手マギアドールの鼻先に落ちる。

 雨粒は勢いを増し、大地を濡らす。

 風が吹き、雨が揺れ、マナが蠢く。その奔流が人陰となり、小さな、可憐な、少女の姿を顕す。

 霊体でしかないはずのフェイトマギアドールが、肉体を持ち、実体を持ち、地に足を下ろす。

 ふわり、長い髪が広がって、収まった。

 いつの間にか雨は止み、大地は渇いていた。狐につままれたかのような、異様な出来事。

 攻める好機を失って距離を取った相手マギアドールを一瞥し、彼女はマスターに振り返った。



「今日もええ天気どすな、旦那さま」



 戦力はこれで五分。相手の勢いは文字通り水に流された。

 策はある。パートナーマギアドールも2体健在だ。

 マスターは、力強く頷いた。


 















ちなみに、このマギアドールの外見や性格面の設定は今作が初出ではないそうだ。



今作の製作者が書いた創作小説のヒロインが元ネタだとか。



ネット上のどこかで公開されているそうだが、関係ないので宣伝はしない。



はて、一体ワタシは何を口走っていたのだろうか。