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【C07】Ace! Cardgameで遊ぼう【ゲームの流れ編】
2017/2/24 17:56
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http://gamemarket.jp/blog/【c07】ace-cardgameで遊ぼう【ゲームの準備編】/

Ace! Cardgameで遊ぼう【ゲームの準備編】の続きです。




















「Ace! Cardgame 紹介記事、ゲームの流れ編!!」
「自分のデッキは準備できたかな?」
「できました!」
「じゃあ、デッキはよく混ぜてから自分に近いほうの山札置き場に置こう。置く場所は下の図参照だよ。捨て札って書いてあるところの下が山札置き場だね。で、置いたデッキは自分の山札になるよ。」

























「次は先攻・後攻を決めよう。じゃんけんやサイコロなどのランダムな方法で先攻・後攻の選択権を持つプレイヤーを決定しよう。」
「はい。」
「今回は私が先攻です。」
「じゃ、次は2人とも自分の山札からカードを4枚引こう。この4枚が最初の手札になるよ。この手札が気に入らなければ、手札を全て山札に戻してよく混ぜてから、新しくカードを4枚引こう。手札のカードがレベルの大きいカードばかりなら、引き直したほうがいいかな。」
手札:
























「私はこのままの手札で大丈夫です。」
手札:
 「う~ん…交換かな?」
手札:
「よし。」

 







「手札の準備ができたみたいだね。じゃ早速ゲームを始めよう。Ace! は2人のターンを交互に繰り返すことでゲームが進行するんだけど、そのターンは次の5つのフェイズで構成されるんだ。」



①ドローフェイズ



















「ドローフェイズではターンを進行しているプレイヤーは山札からカードを1枚引けるよ。」
「ドロー!!」
後攻プレイヤーの1ターン目ドローフェイズを行わないから注意が必要だよ。」
「次の私のターンはカードを引けないんですね。」

 

②レベルアップフェイズ























「レベルアップフェイズではターンを進行しているプレイヤーの山札の一番上のカードをレベルゾーンの一番上に表向きで移動させるよ。」
先攻プレイヤーの1ターン目レベルアップフェイズを行わないから気をつけよう。」
「また、このゲームではレベルゾーンに置かれたカードの枚数がプレイヤーの『レベル』になるんだ。」
「私のレベルは、レベルアップフェイズが無かったから0のままですね。」
「もしレベルが2だと…」

 









「これが…」

 



 







「レベルアップフェイズでこうなります。山札からレベルゾーンにカードを移動させることを『レベルを得る』とも呼びますね。」

 

③メインフェイズ



























「次はメインフェイズの説明だけど……その前にこのゲームの用語の『<使用>』の説明をしよう。」
「この Ace! Cardgame において手札や第二山札からカードを取り出して使うことを<使用>と呼ぶんだ。」
「カードを<使用>するためには、そのカードのレベルがカードを<使用>するプレイヤーのレベル以下である必要があるんだ。レベルが1のプレイヤーはレベルが0か1のカードしか<使用>できない。」
「また、<使用>するカードが『コスト(Cost)』を持っている場合、そのコストの数だけ自分のレベルゾーンの一番上からカードを捨て札置き場に移動させる必要があるんだ。プレイヤーのレベルが3のときにコストが2のカードを<使用>するとプレイヤーのレベルが1になるんだ。」
「<使用>には他にもルールがあるけど、それについてはルールシートを読んでね。」
「分かりました!」

 















「<使用>の説明もできたし、次はメインフェイズの説明だね。」
「メインフェイズでターンを進行しているプレイヤーが行える行動は『1ターンに何度でも行える行動』と『1ターンに1度だけ行える行動』に分けられるんだ。」
「まずは『1ターンに何度でも行える行動』から。次の3つがこれに当てはまるよ。」

 

A. 自分の手札または第二山札から知識カードを<使用>する。

B. 自分の場・レベルゾーン・捨て札置き場に存在するカードの起動型能力を起動する。

C. 自分の場に存在する、キャラクターに装備されていない装備カードを再装備する。

(ここではCに関しては説明しません。)







まずはAから。Ace! Cardgame のカードには赤い『知識カード』があるんだ。













「知識カードを<使用>したら、まずその能力を処理する。知識カードが「持続」を持っていれば能力を処理した後場に置かれるけど、持っていなければ捨て札置き場に置かれるんだ。」
「『未来からの贈り物』は「持続」を持っていないので、<使用>した後捨て札置き場に置かれますね。」

 











「次はB。カードの起動型能力に関してだね。一部のカードは『・【起動:』のテキストから始まる起動型能力を持っているんだ。」
「下のカードのように、『・【起動:場』と書かれていればそのカードが場に存在していれば起動できる起動型能力だね。」









「『・【起動:Lv』と書かれていれば、レベルゾーンで起動できる起動型能力ですね。」

 

 









「次は『1ターンに1度だけ行える行動』について。次の2つが当てはまるよ。」

 

D. 自分の手札または第二山札からキャラクターカード1枚を<使用>する。

E. 自分の手札からカード1枚を自分のシールドゾーンに伏せて置く。



























「まずはDから。さっき説明した『知識カード』以外のカードは全て『キャラクターカード』。『キャラクターカード』には基本色・白・黒の3種類があるんだ。」
「キャラクターカードは<使用>したら<使用>したプレイヤーの場に置かれるよ。」
「私の手札はこうなっててレベルは0だから…」
手札:
「レベル0、『古代の兵士』を<使用>!」
場:

 























「次はEだね。ターンを進行するプレイヤーは1ターンに1枚だけ自分のシールドゾーンにカードを伏せて置けるんだ。そして、この伏せたカードをシールドと呼ぶ。」
「シールドって?」
「次に説明する攻撃フェイズではターンを進行しているプレイヤーのキャラクターは相手のキャラクターを攻撃できるんだけど、もし相手にキャラクターもシールドも無ければ相手プレイヤーを攻撃できるんだ。」
「でもシールドがあれば、攻撃側のプレイヤーはプレイヤーの前にシールドを攻撃しなければならない。」
「攻撃されたシールドは捨て札になるけど、攻撃から1回だけ守ってくれるんだ。」

 

④攻撃フェイズ















「攻撃フェイズではターンプレイヤーは自分の場のキャラクターで攻撃ができるんだけど、その前に『リアクションステップ』が入るんだ。」
「この『リアクションステップ』がちょっとだけ特殊で、防御側のプレイヤー(対戦相手)が1回だけ行動することができる。」
「できる行動が次の3種類。」

 

・自分の手札または第二山札からカード1枚を<使用>する。

・自分の場・レベルゾーン・捨て札置き場に存在するカードの起動型能力1つを起動する。

・自分の手札からカード1枚を自分のシールドゾーンに伏せて置く。

 



















「メインフェイズにできる装備カードの再装備以外の行動ができるね。」
「攻撃する前にこのリアクションステップになるから、『リアクションありますか?』と聞いてから攻撃フェイズに入るといいかもね。相手にリアクションさせたくなければ、攻撃フェイズに入らずターンを終了することを宣言すればリアクションステップには入らないよ。」
「リアクションありますか?」
「ありますよ。手札からレベル0、『怨念』を<使用>します。」













 「リアクションステップが終わったら、次は【攻撃支援】と【防御支援】の処理になるんだけど、少しややこしいからここでは省略するね。詳しくはルールシート参照!」
「次は攻撃先の指定だね。ターンを進行しているプレイヤーは攻撃したいキャラクターを自分の場から1体選んで、さらに相手の場から攻撃先のキャラクターを選ぶ。相手の場にキャラクターがいなければ相手のシールドを代わりに選んで、それも無ければ相手プレイヤーを攻撃先にするんだ。」

 



















「ここからは攻撃結果の判定方法の説明。ちょっとだけ難しいからゆっくり読んでね。」
「おーけいです。」
「このAce! Cardgameでは攻撃側と防御側のパワーを比較して攻撃結果を判定するんだけど、戦うキャラクターの色によって参照するパワーが変わるんだ。」
「攻撃側のパワーは防御側のキャラクターの色によって参照するパワーが変わる。防御側のキャラクターが基本色なら基本パワーを参照するけど、防御側が白や黒なら対白パワーや対黒パワーを参照するんだ。」





































「この『古代の兵士』は基本色に対して攻撃するときはパワー2だけど、黒のキャラクターに攻撃するときはパワーが1になってしまうんだ。」
「一方で防御側のパワーは常に基本パワーを参照する。黒が攻撃してきても白が攻撃してきても防御側のパワーは常に基本パワーだよ。」
「攻撃側と防御側のパワーを比較して、パワーが大きいほうが勝利し、小さいほうが敗北する。敗北したキャラクターは捨て札になって、敗北した側のプレイヤーは1ダメージ受ける。パワーが同じなら引き分けになってダメージは発生せず、両方とも場に残るよ。ダメージに関しては最後に説明するから少し待ってね。」
「シールドに攻撃した場合は攻撃されたシールドが捨て札になってダメージは発生しない。プレイヤーに攻撃した場合は攻撃されたプレイヤーは2ダメージ受けるよ。」
「『古代の兵士』で攻撃しようと思ったけど、攻撃先になる『怨念』が黒キャラクターで、攻撃側のパワーが1しかない。防御側の基本パワーが1の『怨念』は倒せないね。」
「リアクションステップで『怨念』を<使用>していなければ私は2ダメージ受けていましたね。」
「攻撃できるキャラクターが他にいないからこれで終了フェイズに移行するけど、他にもし攻撃したいキャラクターが居れば攻撃先の指定を繰り返すことができる。」
「1体のキャラクターは1回の攻撃フェイズにつき1回だけ攻撃できるよ。」

 

⑤終了フェイズ











「攻撃フェイズに移行せずメインフェイズを終了したり、攻撃エイズで攻撃したいキャラクターが残っていない場合、ターンの最後にこのフェイズに移行する。ターンを進行しているプレイヤーは自分の手札が5枚より多い場合、ここで手札が5枚になるように要らないカードを捨て札にしなければならないんだ。」
「この後は対戦相手のターンへ移行する。ゲームが終わるまでターンとフェイズを繰り返すんだ。」

 

※ゲームの敗北条件











「そういえば、まだゲームの終了条件について説明していませんでしたね。」
「Ace! Cardgameにはゲームの敗北条件(終了条件)が4つあるよ!」

 

・自分の山札のカードが足りず、自分の山札からカードを引くことができない。

・自分の山札のカードが足りず、自分の山札からレベルゾーンやライフゾーンにカードを移動させることができない。

・自分の捨て札置き場に「Ace」を持つカードが3枚以上置かれた。

・10点以上のダメージを受けている。(自分のライフゾーンに10枚以上のカードが置かれている。)







「ゲームのほとんどは一番下の条件で終了するよ。」

 

※ダメージ











「プレイヤーがダメージを受けたとき、そのダメージと同数のカードをそのプレイヤーの山札の上から裏向きのままライフゾーンの一番上に移動させるよ。」
「2ダメージ受けているとき、さらに4ダメージ受けるとこんな感じですね。」

 

 → 







「下みたいに10枚以上置かれたらゲーム終了ですね。」