みすたーあんどみせすげーむず @MrandMrs_Games
【最新作】
楽市フレッシュドラゴン大賞2026大賞!音を聞き分けて場所を推理するボードゲーム『ステップシーカーズ』
【準新作】
点だけで伝えるお絵かき系協力ゲーム『ドッターコネクター』
- 【ステップシーカーズ】コンポーネントのこだわりの話【ゲムマ2026春】
- 2026/5/21 19:47
こんにちは!みすたーあんどみせすげーむず です!
~ "立体聴覚"ボードゲーム『ステップシーカーズ』開発ウラ話 ~
ゲーム開発に当たっての、作者SURIMI夫婦のこだわりポイントメモを数回に分けてブログにまとめて行こうと思います。
今回は『ステップシーカーズ』のコンポーネントのお話です。
ゼロから設計し、細かい音作りの調整を施したこだわりの内容になっています!
↓↓ゲーム紹介ページはこちら↓↓
https://gamemarket.jp/game/187494
『ステップシーカーズ』は、エリアカップを叩いて音を出し、その音を頼りに場所を推理するボードゲームです。
そのためこのゲームのコンポーネントは、見た目のカッコよさだけでなくゲーム体験そのものを支えるとても重要な要素になっています。
カップを叩いたときに、ちゃんと音が聞こえること。
冒険者がちゃんと音を出しやすくすること。
プレートごとの音の違いが分かること。
そして、テーブルに並んだときに「ダンジョンを探索している」雰囲気が出ること。
『ステップシーカーズ』のコンポーネントデザインは、そうした体験を作るために何度も調整してきました。
このゲームは「小さい音を聞き分ける力」ではなく、あくまで「立体聴覚」がテーマです。小さな音を聞き逃さない人が有利、というゲームにはしたくありませんでした。
目指したのは、しっかり聞こえた音に対して、「今の音はどこから鳴ったのか」を推理するゲームです。
そのためには、大前提として音がきちんと鳴る必要がありますので、カップやプレートの設計にはかなり力を入れました。
プレートのエリアカップと、プレート2種
どこを叩けばよい音が鳴るかわかりやすくするため、色の違う"足跡マーク"を取り付けるました。1個1個手で取り付けています。
プレートごとの音の違いを出すために
『ステップシーカーズ』には、音の違うプレートがあります。
その中でも、ノーマルプレートとダートプレートの違いは、遊びの中で大事な情報になります。
ちょうどいい聞こえ方を探すために、ダートプレートの中に詰めるビーズの種類や数をいろいろ試しました。
軽すぎる音になったり、思ったほど違いが出なかったり、逆に主張が強すぎたり。
実際にビーズを詰めて、鳴らして、比べて、とかなり地道な調整でした。
一時期は夢の中でまでプレートを叩く音が聞こえていたほどです(笑)
最も苦戦したのはトラッププレートです。
ゲーム中ドラゴンだけが場所を知っているトラッププレート。見た目はノーマルプレートと同じなのに叩くと鈴の音がして冒険者の場所がわかりやすくなるというゲームの重要な要素です。
この鈴の音も、多くの人にちゃんと聞こえる必要があります。
当初、音量を上げようと小さめの鈴を複数取り付けてみたのですが、ビーズの入ったダートプレートとの違いが分かりにくくなってかえって混乱する音色になってしまいました。
ちょうどいいバランスを探して、鈴の大きさや数をいろいろ試しました。
色々なパターンで作って聞き比べてみたり、実際に遊ぶ場面を想定して鳴らしてみたり。
高すぎる鈴の音は本当に聞こえづらく、最終的にプレートに取り付けられるサイズの中で一番大きい鈴1つに決まりました。
スマホで録音して聞こえ方を確認すると一般的な可聴音域に近いみたいで、音作りに一役買ってくれたので助かりました。(音楽じゃないです、ボードゲーム制作の話をしています!笑)
音へのこだわりで追加したフェルト
ところで試遊会などで「このフェルトのマットは一緒に入ってるんですか?」とよく聞かれました。
はい、コンポーネントに含まれます!!
ボードゲーム用のマットを持っている人なら必要ないかもしれませんが、遊んでくださる方が全員マットを持っているわけではありません
カップを直接テーブルに置いて遊んでみると、テーブルの材質や環境によって音の響き方が変わってしまって遊ぶのが難しくなるので、「プレイマット」という形でフェルトを同梱しています。
フェルトがあることで、音の聞こえ方が安定しやすくなりますし、何より買ってすぐに遊びやすい状態になります。
地味なポイントではありますが、実際の遊び心地にはかなり関わっていると思っています。
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ゲームの世界観を支えるデザイン
もちろん、音だけでなくコンポーネントの見た目にもこだわりました。
まずこのゲームの「顔」となるエリアカップ。『ステップシーカーズ』は、冒険者がダンジョンの中でお宝を探し、ドラゴンがそれを見つけようとするゲームです。
そのため、エリアカップはダンジョンの石造りの壁のようなイメージで模様をつけています。
デザインの参考にしたのは、チェスのルークです。
塔や城壁のようなシルエットが、ダンジョンの雰囲気に合うと思い採用しました。
アートワークの一環でしたが、この模様なら3Dプリンターで印刷したときの継ぎ目が目立ちにくいという副次的な効果を得られたのはよかったです。
テストプレイしていただいた方からも好評で、うまく噛み合った部分だと思っています。
お宝についても、最初は木製のキューブなどもっと"アナログのボードゲームらしい"部品を考えていました。
でも、せっかくダンジョンでお宝を探すゲームなのに、普通のキューブだと少し寂しい気がして透明感のある宝石コマを用意することにしました。
冒険者が見つけるものが、ちゃんと「お宝」に見える。小さなことですが、遊んでいるときの気持ちには関わってくるかなと思います。
対面で遊ぶからこその体験を大事にしたい
『ステップシーカーズ』は、対面で遊ぶアナログゲームだからこその体験を大事にして作りました。
目を閉じて耳を澄ませる。
誰かが音を立てる。その音を聞いて場所を探る。
カップを開けて、テーブルを囲むみんなで一緒に驚く。
そんな普段はなかなか味わえない体験を支えるものとして、コンポーネントの設計にも力を入れました。
ただ見た目がかっこいいだけじゃない、ゲーム性に直結する設計にも注目していただけたら嬉しいです。
ゲームマーケット2026春 新作 楽市フレッシュドラゴン大賞2026大賞受賞作
『ステップシーカーズ』
プレイ人数:2~4人 / プレイ時間:5~15分
https://gamemarket.jp/game/187494
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#ゲームマーケット2026春
— みすたーあんどみせすげーむず@ゲムマ2026春【土-B02】 (@MrandMrs_Games) May 18, 2026
みすたーあんどみせすげーむず 土曜-B02
おしながきです!お待ちしております✨
👣ステップシーカーズ(数量限定)
2~4人/5~15分/3000円
🐊オトツナゲーター
3~7人/20~40分/2700円
🎨ドッターコネクター
4~6人/15~30分/3000円
🧖サウナーズプライド
2~4人/20~40分/2500円 pic.twitter.com/i629t9ZvyP
