ふわふわ盤友会

VReSportsのメンバーから結成! ちょっとした思い付きから始まった、大きな挑戦。

ゲーム制作の想い
2025/11/5 11:15
ブログ

アブストラクト苦手な"あの人"と遊びたい!『幻獣闘技』制作秘話

こんにちは!「ふわふわ盤友会」です。
今回は、ゲームマーケット2025秋の新作『幻獣闘技』が、どんな想いで作られたのか、その裏側を少しだけお話しさせてください。

 

 

「面白いけど、誘いにくい…」アブストラクトの悩み

アブストラクトゲームの持つ、純粋な思考力での真剣勝負。最高に面白いですよね。
でも、「長考が多くて時間がかかる」「実力差がはっきり出て、初心者が誘いにくい」…そんな悩みを感じたことはありませんか?

『幻獣闘技』は、「アブストラクトが好きな人が、苦手な人や初心者を気兼ねなく誘えるゲーム」を目指して開発がスタートしました。

 

 

思考の短縮と、運のドキドキを両立させた「ダイス」

アブストラクトが長時間になりがちな一因は、「どのコマを」「どこに動かすか」という2つの悩みにあります。
そこで『幻獣闘技』では、「どのコマを動かすか」をダイスに委ねることにしました。

これにより、プレイヤーは「どこに動かすか」という戦略的な思考に集中できます。考えることがシンプルになり、プレイ時間がぐっと短縮されました。
さらに、「どの目が出るか?」というダイスロールのワクワク感が加わり、初心者でも上級者に勝てるチャンスが生まれたのです。

 

 

あなたの戦略が盤面を作る!「組み合わせの自由」

「決められたコマを動かすだけじゃ、やらされてるみたいで面白くない!」
私たちは、プレイヤーが**「積極的に遊んでいる」という体験**をとても大切にしています。

そこで、『幻獣闘技』ではゲームの準備段階で、コマの「動き(幻獣)」と「能力(部隊)」を自由に組み合わせられるようにしました。
「速いドラゴンに、逆転の力を持つ策士を乗せよう」「奇襲が得意なユニコーンには、攻撃の要の剣士を…」
この最初の選択から、あなたの戦略は始まっています。

 

 

「もう一回!」が自然と生まれるゲームへ

盤面をあえて狭くし、短時間で決着がつくようにしたのもこだわりの一つです。
負けても「あと一手だったのに!」「あの組み合わせなら勝てたかも!」という、悔しくも熱い体験ができます。

短時間で終わるからこそ、「じゃあ、次はこの組み合わせで!」と、すぐに次のゲームを試したくなる。
そうやって、何度も繰り返し遊ぶ中で、あなただけの最強の布陣を見つけてほしい。

『幻獣闘技』は、そんな想いが詰まったゲームです。
ぜひゲームマーケットの会場で、この濃密な駆け引きを体験しに来てください!


ふわふわ盤友会
ゲームマーケット2025秋
11/22(土) 【N22】にてお待ちしております!

「幻獣闘技」2人/10分~15分/1500円

 

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