FROX games

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「ホネヅクリ」裏バナシ②なぜ!カルシウムとリンが特別扱いのワケ!
2025/10/29 8:06
ブログ

こんにちは!FROX gamesのiwaです!


 

今回は食育系ボードゲーム「ホネヅクリ」の裏設定をご紹介しちゃいます!


 

「ホネヅクリ」はその名の通り、食べ物から得た栄養素を使って骨を作るボードゲームです。


 

ホネヅクリの勝利条件は、骨🦴を作ること。

骨を作るためには、食べ物カードを使って以下の栄養素を集める必要があります。


 

「Ca(カルシウム)」×3〜

「リン」×3〜

「Mg(マグネシウム)」×1〜

「ビタミンD」×1〜

「ビタミンK」×1〜

※カルシウムとリンは必ず同数にそろえる


 

カルシウムとリンだけ、他の栄養素よりも多く必要な上に、

カルシウムとリンだけ、同数にしなきゃいけない

という特別扱いっぷり。

これには栄養学的にとても重要な意味を持ちます。


 

【マジで同数にしないと体の骨は上手く作れない】


 

マジです。笑


 

人間の体では、カルシウムとリンの量が同じでないと、例えカルシウムやリンが不足状態でも排出される、というような仕組みがあります。


 

例えばカルシウムばかり摂りまくっても、余ったカルシウムがリンを連れて排出されるそうです。


 

どちらの不足ももちろん良くないですが、どちらの摂りすぎも意味がない。


 

骨からしたら、とても、とても重要な性質です。


 


 

【カルシウムはマグネシウムの3倍必要】


 

正確には2〜3倍程度ですが、ゲームバランスを考慮して

カルシウム:マグネシウム=1:3

にしています。


 

カルシウムは体内でほぼ骨系(歯などを含む)にしか使われず、マグネシウムはカルシウムより用途があるため突き詰めるともう少し比率は変わるんじゃないかと個人的には思いますが

骨視点だとこうなるようです。


 

あ、マグネシウムは、カルシウムとリンの比率ほどシビアではないので心配はしないで大丈夫ですよ

だからホネヅクリでも

「カルシウムとリンの比率は厳守」

「マグネシウムなどは1つ以上、カルシウムとリンは3つ以上あればよし」

として表現しています。


 

それでは次回のブログ「どこ!?消えたタンパク質の謎!」

もしくは

ゲムマ2025秋のブースP21 (土)

で、お会いしましょう!


 

よろしくお願いします!