さんぱちのアトリエ

🏠「ウソで建てた建物、崩れませんか?」たった21枚で繰り広げる、ブラフ×交渉×建設の極小経済ゲーム 『ブラフビルダーズ』 🎲ダイスで学園を巡り、属性魔法を極め、試験と決闘で首席を目指せ!魔法×学園×育成ゲーム 『アルカナアカデミア』 ゲムマ2025秋 両日出展(11/22土, 11/23日)

ボードゲームの価値ってなんだろう?
2025/8/31 11:44
ブログ

さて、今電車に乗っていて暇なので、ボードゲームの価値について考えてみようと思う。

ボードゲームって、一見するとただの娯楽に見える。駒を動かしたりカードを出したりして、勝った負けたを楽しむ。でも、やればやるほど、それ以上の何かがあると気づく。たとえば、プレイヤー同士が笑ったり、悔しがったり、相談したりする過程そのものが、ゲームの外側の価値を生んでいる。つまり、ルールで囲まれた「小さな世界」を通じて、人と人が自然につながれるのだ。

また、ボードゲームは「体験を共有する装置」でもある。同じカードを引いても、その場の空気やプレイヤーの性格によって展開はまったく違う。だからこそ、同じゲームを繰り返しても飽きにくいし、プレイ記憶が「このときはこうだったね」という物語として残る。これはデジタルゲームや映画にはない、アナログならではの価値だと思う。

さらに言えば、ボードゲームには「考える楽しさ」もある。最適解を探す頭脳戦もあれば、あえてハッタリをかけて相手を揺さぶる心理戦もある。そこには単なる勝敗以上に、自分自身や相手の思考を知る面白さがあるのだ。

結局のところ、ボードゲームの価値とは「人をつなぎ、場をつくり、思考や感情を揺り動かすこと」。勝ち負けはそのきっかけに過ぎない。新人ボドゲ作家として、そんな価値を少しでも形にできるよう、これからも試行錯誤していきたい。

――あなたにとって、ボードゲームの価値は何ですか?