PaixGUILD

広告業界で働くメンバーで結成。広告・エンタメ・マーケティングの仕事を面白くゲームにする！をモットーにゲーム制作に取り組んでいます！最近はトリテ没頭サークル！

ピースギルド新作『Tsumooo!（ツモぉ!）』は山札を“ツモる”新感覚トリックテイキング！【セルフインタビュー】
2025/5/4 8:48
ブログ

ーピースギルドさんの新作は、今回もトリックテイキングゲームですね。新作『Tsumooo!（ツモぉ!）』はどんなゲームでしょうか？
麻雀の「ツモ」からインスパイアされたトリックテイキング（以下、トリテ）です。
配られた手札だけでプレイするのではなく、ゲーム中に他のプレイヤーが用意した山札から“ツモる”ことで手札がどんどん変化していきます。さらに、ゲーム開始時に他人がツモる用の山札を作る、という要素もユニークなポイントです。

ー『Tsumooo!（ツモぉ!）』はどのように着想されたのですか？
きっかけはやはり麻雀のツモですね。一般的なトリテでは配られた時点で手札が固定されることが多いですが、今回は「ツモ」というアクションによってプレイ中も手札が動的に変化していきます。そのアンコントローラブルな感覚の中で、どう戦略を立てるかという部分がこのゲームの醍醐味です。

ー他に特徴的な点はありますか？
今回は初めて“ビッド式”を採用しています。これはゲーム開始時に自分が何回勝つかを宣言し、その宣言通りの勝ち数を目指すというものです。勝ちすぎてもダメ、勝てなさすぎてもダメ——という絶妙な調整が求められる、緊張感あるルールです。

ー参考にしたゲームはありますか？
ビッド式のトリテは定番の『スカルキング』などをはじめ、いろいろ参考にしました。また、以前頒布された『うつけ』のビッドシステムも印象に残っていて、面白いなと感じていたので参考にさせていただいています。

ー着想から完成までで、難しかったことは？
ゲームマーケットでは毎年多くのトリテ作品が登場していて、他と被らない新しい切り口を見つけるのが年々難しくなっています。今回は「山札を作る」「山札からツモって手札を補充する」という仕組みがメインだったので、既存のトリテで似たものがないか、しっかり調査した上で開発をスタートしました。

ーアートワークへのこだわりも感じられます。
ピースギルドではネオンデザインをフレーバーとしてよく取り入れているのですが、今回はその集大成とも言える仕上がりになりました。テーマは“香港の夜の街”。数字が大きくなるにつれてカードのネオンが点灯していき、最大の「10」でイラストが完成するというギミックも入っています。この仕掛けには特に満足しています。

ーどんな人に遊んでもらいたいですか？
今回の『Tsumooo!』は、うちの作品の中でも特にシンプルで遊びやすい構成になっています。トリテをあまり遊んだことがない方でも、ルールで迷うことなく楽しんでいただけると思います。もちろん、トリテ好きな方には「手札をツモる」という新鮮な体験も味わってもらえるはずです。

ーゲームマーケット2025春での頒布以降、どのような展開を予定されていますか？
BOOTHでの通販を予定しています。また、9月に台湾で開催されるボードゲームイベント「TOBE」にも出展予定です。

ー台湾のTOBEにはすでに何度か参加されていますよね？
はい、今年で3回目の出展になります。もともとは観光がてら出展したのがきっかけだったのですが、ありがたいことに毎回反応が良く、完売しています。特に「イラストが可愛い」と言って手に取ってくださるお客様が多く、アート面でもしっかり評価されているのが嬉しいですね。

ー今後の予定を教えてください。
過去作である『Fisherman』『天使と悪魔』『ぼくのくつしたどこいった？』については、ブラッシュアップを施したうえで再販を予定しています。これまで遊んでくださった方々からのフィードバックも反映し、より遊びやすく魅力的な形にしてお届けしたいと考えています。

ー最後に、読者・プレイヤーの皆さんに一言お願いします。
今後も、多くの人に遊んでもらえるような良いゲームを目指して制作を続けていきます。応援、どうぞよろしくお願いいたします！
まずはゲームマーケットで、たくさんの方にお会いできるのを楽しみにしています。

 

▼ゲーム概要
人数：3-5人 
時間：20分〜40分 
ゲムマ特価：2300円

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▼予約フォーム
https://forms.gle/TYAoAUeH7vvsehhZ9

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